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ミサ聖祭が宴会になると

2008年11月01日 | トマス小野田神父(SSPX)のひとり言
アヴェ・マリア!

愛する兄弟の皆様、

 もしミサ聖祭が宴会になってしまうと、どうなってしまうのでしょうか?

 聖母マリアはルルドで聖ベルナデッタに言いました。「私はあなたにこの世での幸せを約束しません。しかし、来世の幸せは約束します。」つまり「あなたが天国に必ず行くために、私はあなたにこの世で多くの苦しみ、悲しみ、貧しさ、十字架を避けることが出来ないと宣言します。あなたはミサ聖祭を生きなさい。十字架の生活を送りなさい。」ということです。

 もしミサ聖祭が食事会になると、喜びと楽しみ集会になってしまうと、ワールド・ユース・デイのような音楽祭典的なロック・ミサになると、十字架を避け、人々は楽しみの追求に走ることでしょう。この世での楽しみ・幸福・幸せ・快楽・自由を追求し、苦しみ・貧しさ・悲しみ・十字架はあってはならないことになってしまうことでしょう。

 この世での楽しみと快楽は、非常にしばしば、お金が与えてくれます。お金は、権力、自由、安楽さなどなどを与えてくれます。よく、お金の回りに人々がたかってきます。

 ともすると、お金は目的になってしまう危険があります。お金、お金、お金、お金、お金!と。

 だから、私たちはルルドの聖母マリア様のお言葉を心に刻み込みましょう。天主の御母聖マリア様は、私たちにこの世の幸せ、快楽、情欲の満足、自分の満足を与えてことは、約束しないことを。つまり、この世では、私たちは多く苦しまなければならないと教えておられることを。

 天国の諸聖人のように、十字架と苦しみとを通して、私たちも天国に行かなければならないことを。

 心の貧しい人々は幸いである、天の国は彼らのものである。

 これが、私のエコンで考えたことです。

 ルルドの聖母マリアよ、我らのために祈り給え!

 聖ベルナデッタ、我らのために祈り給え!

 天国の諸聖人よ、我らのために祈り給え!我らのために天主に取り次ぎ給え!

聖ピオ十世会創立記念日にエコン神学校にて、

天主様の祝福が愛する兄弟の皆様の上に豊かにありますように!天主様に感謝!

文責:トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

アヴェ・マリア・インマクラータ!
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