アヴェ・マリア!
愛する兄弟姉妹の皆様、
報道によると、東日本大震災:M7以上の余震発生確率15%…気象庁だそうです。
気象庁は18日、東日本大震災の震源となった宮城県沖で12月14日までの1カ月間にマグニチュード(M)7以上の余震が発生する確率が15.1%とする予測結果を、同日開かれた地震予知連絡会に報告し、「被災地では引き続き大きな余震に注意が必要だ」としている、とのことです。
国土地理院は、震災で沈下した地盤が隆起して元に戻ろうとする「余効上下変動」について、震災前の水準に戻ったのは東京都のみで、宮城県から茨城県北部の太平洋側では、平均で沈下幅の約2割しか回復せず、岩手県沿岸部ではさらに沈下が進んでいるとの観測結果を報告しました。
また、マグニチュード9・0を記録した東日本大震災の影響により、周辺での地震の発生率が震災前と比べて10倍以上に上昇した活断層が全国で11カ所あることが11月24日、東京大学地震研究所の研究チームの調査で分かったそうです。
特に断層帯の動きが活発化した可能性が高く発生率が上がったのは東北から中部にかけてで、
(1)長野県の境峠・神谷断層帯主部や
(2)岐阜県の猪之鼻断層帯、
(3)神奈川・静岡県の北伊豆断層帯
など6カ所です。
北伊豆断層帯は発生率が、最も高い約70倍となりました。
また、先日、北海道大学 地震火山研究観測センター 地下構造研究分野のwebサイトで森谷武男氏が、2011年12月から2012年01月にかけて再びM9クラスの地震が発生する可能性があるとの警告を発表しました。東日本大震災前に観測されていた地震エコーと似たような感じの地震エコーが観測されているそうです。
もしもこのまま3月11日の地震の前と同じ経過をたどるとすれば,再びM9クラスの地震が発生すると推定され、震央は宮城県南部沖から茨城県沖の日本海溝南部付近であろうと考えられるとのことです。しかし地震エコーの衰弱からだけではピンポイントでの予想は難しいようです。
北海道大学 地震火山研究観測センターの森谷武男氏によれば、
(1)2011年3月11日の 東北地方太平洋沖地震の前に8か月ほどさかのぼる2010年6月27日からえりも観測点において89.9MHzのチャンネルに地震エコーが観測され始めた。おそらく東北地方の葛巻と種市の可能性が強いと考えられる。
(2)この地震エコーは8ヶ月続き,2011年1月には弱くなり、ついに3月07日のM7.3の前震が発生後、M9.0が発生した。
(3)地震エコーの総継続時間は20万分を越えてM8以上の可能性があった。
(4)M9.0の発生後,地震エコーの活動は弱かった。
(5)いわきの地震M7.0が発生したころから地震エコーの活動は再び活性化し始め、現在まで昨年後半に観測された状況と良く似た経過をたどっている。
(6)地震エコーの総継続時間は16万分に到達した。
(7)もしもこのまま3月11日の地震の前と同じ経過をたどるとすれば、再びM9クラスの地震が発生すると推定される。
(8)震央は宮城県南部沖から茨城県沖の日本海溝南部付近であろうと考えられる。
(9)震源メカニズムが正断層である場合には 海底地殻上下変動が大きいので津波の振幅が大きく巨大津波になる可能性も考えられる。
(10)発生時期は12月から2012年01月にかけてと考えられる。
とのことです。
地震エコーの研究を続けているのは、北海道大元助教授で同大地震火山研究観測センターの研究支援推進員、理学博士の森谷武男氏です。
普段は受信できないFM放送向けVHF帯(超短波)が、地震発生前になると本来、到達しない地域にまで届くこと、どこかの放送局が出した電波が、地震が起きる前になると、届かないはずのエリアまで伸びてしまうということがおこるそうです。その異常な電波の受信が続いた後、受信が落ち着く1-9日の「静穏期」を経て地震が起きる“法則”を森谷武男氏はみつけました。現在は北海道内と福島県、群馬県に計15カ所の観測点を設け、電波の乱れに目を光らせています。
森谷武男氏氏の統計では、異常な電波を受ける継続時間が長いほどマグニチュードや震度が大きくなり、10分続けば震度1、100分なら震度2…と次第に強くなるそうです。「ただ、東日本大震災のおかげで巨大地震が発生する場合、危機が迫ったことを示す静穏期を判別しにくいことが分かった。現状でM9レベルのエネルギーが蓄積されていることは間違いない。つまり巨大地震は今後、いつ起こっても不思議ではないということだ」
東京大学地震研究所の都司嘉宣准教授によれば、「過去には1896年にM8.5の明治三陸地震が三陸沖を震源として発生していますが、その2ヵ月半後に内陸部(秋田と岩手の県境)を震源とするM7.2の陸羽地震が起きています。そうした前例もあるだけに、内陸での直下型地震も可能性としては大いにあり得るのです」 近い将来、大地震が再び起こることだけは疑いようがないようです。
至聖なるイエズスの聖心よ、我らを憐れみ給え!
聖母の汚れなき御心よ、我らのために祈り給え!
聖フランシスコ・ザベリオよ、我らのために祈り給え!
愛する兄弟姉妹の皆様に天主様の祝福が豊かにありますように!
トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)
愛する兄弟姉妹の皆様、
報道によると、東日本大震災:M7以上の余震発生確率15%…気象庁だそうです。
気象庁は18日、東日本大震災の震源となった宮城県沖で12月14日までの1カ月間にマグニチュード(M)7以上の余震が発生する確率が15.1%とする予測結果を、同日開かれた地震予知連絡会に報告し、「被災地では引き続き大きな余震に注意が必要だ」としている、とのことです。
国土地理院は、震災で沈下した地盤が隆起して元に戻ろうとする「余効上下変動」について、震災前の水準に戻ったのは東京都のみで、宮城県から茨城県北部の太平洋側では、平均で沈下幅の約2割しか回復せず、岩手県沿岸部ではさらに沈下が進んでいるとの観測結果を報告しました。
また、マグニチュード9・0を記録した東日本大震災の影響により、周辺での地震の発生率が震災前と比べて10倍以上に上昇した活断層が全国で11カ所あることが11月24日、東京大学地震研究所の研究チームの調査で分かったそうです。
特に断層帯の動きが活発化した可能性が高く発生率が上がったのは東北から中部にかけてで、
(1)長野県の境峠・神谷断層帯主部や
(2)岐阜県の猪之鼻断層帯、
(3)神奈川・静岡県の北伊豆断層帯
など6カ所です。
北伊豆断層帯は発生率が、最も高い約70倍となりました。
また、先日、北海道大学 地震火山研究観測センター 地下構造研究分野のwebサイトで森谷武男氏が、2011年12月から2012年01月にかけて再びM9クラスの地震が発生する可能性があるとの警告を発表しました。東日本大震災前に観測されていた地震エコーと似たような感じの地震エコーが観測されているそうです。
もしもこのまま3月11日の地震の前と同じ経過をたどるとすれば,再びM9クラスの地震が発生すると推定され、震央は宮城県南部沖から茨城県沖の日本海溝南部付近であろうと考えられるとのことです。しかし地震エコーの衰弱からだけではピンポイントでの予想は難しいようです。
北海道大学 地震火山研究観測センターの森谷武男氏によれば、
(1)2011年3月11日の 東北地方太平洋沖地震の前に8か月ほどさかのぼる2010年6月27日からえりも観測点において89.9MHzのチャンネルに地震エコーが観測され始めた。おそらく東北地方の葛巻と種市の可能性が強いと考えられる。
(2)この地震エコーは8ヶ月続き,2011年1月には弱くなり、ついに3月07日のM7.3の前震が発生後、M9.0が発生した。
(3)地震エコーの総継続時間は20万分を越えてM8以上の可能性があった。
(4)M9.0の発生後,地震エコーの活動は弱かった。
(5)いわきの地震M7.0が発生したころから地震エコーの活動は再び活性化し始め、現在まで昨年後半に観測された状況と良く似た経過をたどっている。
(6)地震エコーの総継続時間は16万分に到達した。
(7)もしもこのまま3月11日の地震の前と同じ経過をたどるとすれば、再びM9クラスの地震が発生すると推定される。
(8)震央は宮城県南部沖から茨城県沖の日本海溝南部付近であろうと考えられる。
(9)震源メカニズムが正断層である場合には 海底地殻上下変動が大きいので津波の振幅が大きく巨大津波になる可能性も考えられる。
(10)発生時期は12月から2012年01月にかけてと考えられる。
とのことです。
地震エコーの研究を続けているのは、北海道大元助教授で同大地震火山研究観測センターの研究支援推進員、理学博士の森谷武男氏です。
普段は受信できないFM放送向けVHF帯(超短波)が、地震発生前になると本来、到達しない地域にまで届くこと、どこかの放送局が出した電波が、地震が起きる前になると、届かないはずのエリアまで伸びてしまうということがおこるそうです。その異常な電波の受信が続いた後、受信が落ち着く1-9日の「静穏期」を経て地震が起きる“法則”を森谷武男氏はみつけました。現在は北海道内と福島県、群馬県に計15カ所の観測点を設け、電波の乱れに目を光らせています。
森谷武男氏氏の統計では、異常な電波を受ける継続時間が長いほどマグニチュードや震度が大きくなり、10分続けば震度1、100分なら震度2…と次第に強くなるそうです。「ただ、東日本大震災のおかげで巨大地震が発生する場合、危機が迫ったことを示す静穏期を判別しにくいことが分かった。現状でM9レベルのエネルギーが蓄積されていることは間違いない。つまり巨大地震は今後、いつ起こっても不思議ではないということだ」
東京大学地震研究所の都司嘉宣准教授によれば、「過去には1896年にM8.5の明治三陸地震が三陸沖を震源として発生していますが、その2ヵ月半後に内陸部(秋田と岩手の県境)を震源とするM7.2の陸羽地震が起きています。そうした前例もあるだけに、内陸での直下型地震も可能性としては大いにあり得るのです」 近い将来、大地震が再び起こることだけは疑いようがないようです。
至聖なるイエズスの聖心よ、我らを憐れみ給え!
聖母の汚れなき御心よ、我らのために祈り給え!
聖フランシスコ・ザベリオよ、我らのために祈り給え!
愛する兄弟姉妹の皆様に天主様の祝福が豊かにありますように!
トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)