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Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた

2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

聖ピオ十世会、聖伝のミサの報告 ブログ Credidimus Caritati の開設10周年 

2016年01月21日 | 聖ピオ十世会関連のニュースなど
アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 今日は、ブログ Credidimus Caritati の開設10周年です!2006年の1月21日の東京は、雪が降っていました。とても美しい雪でした。

 今月の1月18日(月)も、夜半から東京に雪が降り積もり、朝7時からのミサに与りたくても与れない方々がいらっしゃいました。それでも六名の方々が早朝ミサに与りお恵みをお受けになりました!

 1月15日、16日には大阪で、17日と18日には東京で聖伝のミサを捧げることができたことを天主様に感謝します。

 次のようなご報告をいただいておりますので、愛する兄弟姉妹の皆様にご紹介します。
天主様の祝福が豊かにありますように!
トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)



【報告】
アヴェ・マリア・インマクラータ!

御ミサの報告をお送りいたします。

1月15日(金)最初の隠修者聖パウロ のミサには14名が、
1月16日(土)教皇殉教者聖マルチェロ のミサには16名の方々が御ミサに与る御恵みを頂きました。デオ・グラチアス!

ミサの後には毎年恒例、禁教令時代の絵踏みの償いのとして、「踏絵への接吻」をいたしました。

お説教でイエズス様の聖心が私達を愛して私達と一致したいと望んでくださっているにも関わらず、私達のうちにあるイエズス様に反するものつまり、罪がその御恵みを拒絶してしまっていること、その罪、欠点を真剣に取り去り、克服する事によってイエズス様と完全に一致する事が出来るようになると伺いました。私は自分の弱い部分をずいぶん昔から気づいているのに、今だに克服できていないことがあることを深く反省し、恥ずかしくなりました。神父様がおっしゃるようにイエズス様を完全にお受けする事が出来るよう『真剣に』毎日、自分の欠点を克服できるよう、善きお母様であるマリア様に必死で助けて頂く決心をいたしました。


16日の御ミサあとには公教要理がありました。対神徳のひとつ「信仰」について深く勉強しました。

●信仰は、唯一の真理である天主を対象とし、その動機も天主の権威に基づき、天主が述べられたが故に信じなければならない、天主からくる超自然の徳である。

●人間には自由意志が与えられており、自分の意志で天主を信じることを選ぶときそれは功徳になり、逆に言えば信仰の徳を与えるために天主は私達に自由をあたえられたとなる。

●信仰には「完全な信仰」(fides formata)と、「不完全な信仰」(fides informis) とがあり、どちらもまことの天主を信じているが、「完全な信仰」が真理を知り、その掟に従い、善を行い聖性の状態であるのに対し、「不完全な信仰」は頭の中で知識的に天主が真の天主であると知ってはいるが、罪の状態で聖性の状態ではなく、信仰の徳ではない。

●信仰が深いとか浅いとかどのようにはかるのかというと、聖トマス・アクイナスによれば、人は「知性」と「意志」の両方をもって信仰の大小をはかる。つまり天主の神秘をよく知り、意志を持って善行をおこなうこと両方を加味して信仰が深いかどうかをはかっているのです。(聖母マリア様ほど信仰が深い方はいらっしゃらないというのは、マリア様ほど天主の神秘をよくご存知で、ご自分の意志を聖霊と一致されて聖霊のお望みのまま全てを善く行われたという意味になるだろう。)

●信仰を得るには
1、信じるべき事柄を提示される恵みと、
2、それに同意する恵みの二つのお恵みが必要である。
●信仰を持つと、1、天主に対する畏れ(畏敬)が生じ、2心が浄められる。


【報告】
Dear Fr Onoda:

今日の東京でのミサの参列者数は下記の通りです。

ミサの参列者数
男: 14人(内、子供1人)
女: 27人(内、子供2人)
計: 41人(内、子供3人)


聖ピオ十世会の司祭からゆるしの秘跡を有効かつ合法なものとすることを認めます【教皇フランシスコ】

2016年01月21日 | 聖ピオ十世会関連のニュースなど
聖ピオ十世会の司牧する教会に参加することを
選んでいる信者の皆さん(…)
聖ピオ十世会の司祭からゆるしの秘跡を
有効かつ合法なものとすることを認めます。
【教皇フランシスコ】


アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 フランシスコ教皇様が、特に聖ピオ十世会について、「彼らはよい信仰を持ち、秘跡を執行しています」、「聖ピオ十世会の司祭からゆるしの秘跡を受けた信者の罪のゆるしを、有効かつ合法なものとすることを認めます」と述べています。

 御聖体のうちに真にましまし給うイエズス・キリストを礼拝するために、多くのカトリック信徒の兄弟姉妹を聖伝のミサに招待いたします。

 フランシスコ教皇様は、さまざまな理由により、聖ピオ十世会の司祭が司牧する教会に参加することを選んでいる信者の皆さんのことを考えておられます。

 御聖体の前で突っ立って、あたかも単なる普通のパンであるかのように手で聖体拝領をすることは、私たちにはできません。イエズス・キリストをふさわしく礼拝し、賛美し、感謝し、懇願するために、私たちは主の御前にひざまづかなければなりません。

 天主が人となって、さらに小さな幼子となって私たちのうちに住み給うたのに、私たちは突っ立ったままでいることができるでしょうか?

 詳しくは、フランシスコ教皇様の、「いつくしみの特別聖年」に際して与えられる特別免償に関する書簡の日本語訳がカトリック教会中央協議会のサイトで公開されていますので、そこでお読みください。

「最後に、聖ピオ十世会の司祭が司牧する教会に、さまざまな理由により参加することを選んでいる信者の皆さんのことを考えます。いつくしみの特別聖年は誰も除外しません。彼らはよい信仰を持ち、秘跡を執行していますが、司牧的な観点から見て不安定な状況にあると、さまざまな地域の司教がわたしに報告してくれました。わたしはこの会の司祭や上長との十全な交わりを回復するための解決策が、近い将来、見いだされると信じています。一方、それらの信者の善に応える必要があることに促され、わたしは、特別な配慮として、いつくしみの特別聖年の間に聖ピオ十世会の司祭からゆるしの秘跡を受けた信者の罪のゆるしを、有効かつ合法なものとすることを認めます。」

天主様の祝福が豊かにありますように!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)


【参考資料:韓国語】
자비의 특별 희년 대사에 관한 프란치스코 교황 성하의 서한

마지막으로 고려할 사항은 비오 10세 형제회 사제들이 직무를 수행하고 있는 성당의 여러 가지 사정이 있는 신자들에 관한 것입니다. 이 자비의 희년은 그 누구도 배제하지 않습니다. 여러 지역에 있는 형제 주교님들께서 그들이 사목적으로 어려운 상황 속에서도 지키고 있는 깊은 신앙심과 성사 생활의 실천에 대하여 저에게 말씀해 주셨습니다. 저는 머지않아 비오 10세 형제회의 사제들과 장상들과 완전한 친교를 회복할 수 있는 해결책을 찾을 수 있을 것이라고 믿습니다. 그 사이에 이러한 신자들의 선익을 위하여, 저의 권한으로, 비오 10세 형제회의 사제들에게 고해성사를 보러 가는 이들은 자비의 희년 동안 유효하고 합법적인 사죄를 받을 것이라고 결정합니다.

【参考資料:中国語 バチカンのウェブ・サイトより】
http://w2.vatican.va/content/francesco/zh_tw/letters/2015/documents/papa-francesco_20150901_lettera-indulgenza-giubileo-misericordia.pdf
最後,我要特別考慮一些信徒們,他們因為各種原因,選擇前往部分聖堂,參加由聖庇護十世司鐸兄弟會的司鐸所舉行的各項禮儀。本次慈悲禧年,不排斥任何人。來自不同的地區的幾位主教弟兄們,讓我知悉他們的善意和施行聖事的良好作法,儘管從牧靈的角度上,他們身處在一個並非理想的情況。我希望在不久的將來,我們可以尋得方法,和聖庇護十世司鐸兄弟會的長上,恢復完全的共融。但在此刻,為了該團體信徒的益處,我規定在慈悲禧年期間,那些尋求聖庇護十世司鐸兄弟會的司鐸舉行和好聖事的信徒們,將有效的及合法的獲得罪過的赦免。




聖伝のミサにおける祭壇のお花の意味とは何か?【クレカリ10周年記念】

2016年01月21日 | 質問に答えて
アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 今日は、当ブログ Credidimus Caritati 開設10周年です。このことを天主様に深く感謝します。

 祭壇のお花について、ご質問をいただきました。お答えいたします。

 レデンプトール会の Joseph Wuest C.SS.R. 神父の書いた Collectio Rerum Liturgicarum によると、祝日に花束を花瓶に生けて祭壇を飾ることが命じられている【Caeremoniale Episcoporum I, caput XII, N. 12 及び 教皇ピオ六世 Auctorem Fidei 】。
 花は花瓶に趣味よく飾られ、ろうそく台の間に置かれなければならない【Caeremoniale Episcoporum I, caput XII, N. 12】。
 ただし、待降節や四旬節・受難節の聖務やミサをするとき(待降節第3主日と四旬節第4主日、聖木曜日は例外)、死者のための聖務やミサのときは、花を飾らない。

 お花の意味は、天主の祭壇を飾るために「切り取られ」て、奉献されるということです。ロウソクが自らを燃やして光と熱を出すように、お花も自分を捧げて天主に捧げられるという意味があります。私たちも、罪から切り離されて、この地上から離脱して、自分をイエズス・キリストのために与え尽くすことができますように!

天主様の祝福が豊かにありますように!
トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

追記

Collectio Rerum Liturgicarum には、こうあります。
次の日に祭壇に花を飾ることは禁止されてはいない。幼子殉教者の祝日、祈願祭の日々、祝日の前日(vigilia)、七旬節、六旬節、五旬節の主日。【Ephemerides Liturgicae (Ius et Praxis) LII, p.169】


--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

アヴェ・マリア・インマクラータ!
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