Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた

2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

喜びの玄義 第4玄義黙想 2020年2月8日(土)御聖体降福式にて

2020年02月26日 | 聖伝のミサの予定
アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 今日2月26日は灰の水曜日です。四旬節が始まります!
 コロナウイルスが一刻も早く収束しますようにお祈りいたしましょう。
 願わくは、イエズスの至聖なる聖心が私たちを憐れみ、疫病から守ってくださいますように!

 天主様の祝福が豊かにありますように!
トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)


喜びの玄義 第4玄義黙想 
2020年2月8日(土)御聖体降福式にて
聖ピオ十世会司祭 小野田神父

『喜びの玄義 第4玄義:この一連を捧げて、聖母が潔めの式に与り、主を聖殿に捧げ給いたるを黙想し、その御取り次ぎによりて、掟を守る徳をこい願わん。』

御聖体の内に真に在し給うイエズス様の聖心の御前で、マリア様の汚れなき御心に対して犯される罪を償う為に、15分間、ロザリオの玄義の黙想を致しましょう。

今週の主日にはこの前の主日には、御浄めの、マリア様がイエズス様を神殿に奉献し給いたるを、その祝日を祝いましたので、やはりその黙想をする事を提案致します。

もちろんマリア様は、いとも清き、罪の汚れの無い無原罪の御孕り、御浄めの式の義務はありませんでした。聖霊によって宿った天主の御子を宿した、天主の御母ですから。

しかし、モーゼの掟にそのまま、規定のまま、御浄めの式に与られました。イエズス様を神殿に奉献する為に。

もちろんイエズス様は、天主の聖子、神殿の主でありますが、掟に従って、マリア様は御子を御父に奉献なさいます。

マリア様と聖ヨゼフ様は、イエズス様を抱いて神殿に登られます。すると、救い主メシアを生涯待ち続けていた、聖なる預言者シメオンが、この一見平凡なマリア様を、「救い主の御母だ」と、すぐに見分ける事ができました。

シメオンはマリア様に近付いて、声をかけます、「どうぞ、このあなたの抱いている赤子を、私に抱かせて下さい。この子こそ、この子供こそ、イスラエルが待ち望んでいたメシアですから。救い主ですから。」

マリア様、どうぞ私の胸に、イエズス様をお与え下さい。この世の最高の宝、王の王、天主の御言葉、私たちの愛、イエズス・キリストを、私の胸に抱かせて下さい。

イエズス様がいらっしゃる所は、そここそ天国。イエズス様がいらっしゃらない所は、まさに地獄です。

シメオンのようなこの愛の心を、私たちにも与えて下さい。多くの人々がイエズス様を蔑ろに、ぞんざいに取り扱う時にも、少なくとも私たちだけは、イエズス様を愛を以て受け取る事ができますように。見かけにかかわらず、「これこそがイエズス様だ」と認める事ができますように。

老シメオンは聖霊によって、マリア様の御苦しみをも預言しました。人類の救いの為に、マリア様がどれほど苦しまなければならないのか、「あなたの心も、霊魂も、剣で刺し貫かされるでしょう。この子は、立ち上がりと滅びの、逆らいのしるしとして在る。人類は、イエズス・キリストの友となるか、あるいはキリストの敵となるか、二つに分かれる。」

マリア様、私たちがイエズス様から決して離れる事がないように、いつもイエズスの十字架の友でありますように、お護り下さい。

--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

アヴェ・マリア・インマクラータ!
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