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2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

カトリック聖伝のミサの報告 聖ピオ十世会日本 SSPX JAPAN Traditional Latin Mass

2022年01月23日 | 聖ピオ十世会関連のニュースなど

アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

今日(2022年1月23日)東京のミサに来られた方は、子供達も入れて合計98人でした。大阪では22人でした。準非常事態宣言や気象の影響で、ミサに来ることが難しくなられた方々もおられたようです。
「全能永遠の天主よ、御あわれみをもって、われらの弱さを見給え、かつ、われらを保護するために御身の御稜威の右手を伸べ給え!」(今日のミサの集祷文より)

ところで、聖ヨハネによる福音では、カナの婚礼のあと、イエズスの母親について言及されるのは、十字架の足元の描写(ヨハネ19:25-29)まで待たなければなりません。主の公生活の最初と最後です。

【ただし唯一の例外があります。それは、パンの増加の奇跡を行った後で、カファルナウムの会堂で「ユダヤ人たちは「私は天からくだったパンだ」とイエズスがおおせられたことについて不平をいい、「あれはヨゼフの子のイエズスではないか。私たちはかれの両親も知っている。それなのになぜいま、"天からくだった"などといい出したのか」といいあった」(ヨハネ6:41-42)と、イエズスの「父母」について言及がなされているところです。】

十字架の足元の描写は次の通りです。「イエズスは、その母と、愛する弟子とがそばに立っているのをごらんになり、母に、「婦人よ、これがあなたの子です」とおおせられ、また弟子には「これがあなたの母です」とおおせられた。そのときから、その弟子は、マリアを自分の家にひきとった。」(ヨハネ19章)

聖母と共に、十字架の足元に立つ、主の「愛する弟子」は、全ての弟子たちの典型と言えます。御自分が「愛する弟子」に「これがおまえの母だ」と言いながら、聖母がカルワリオにおいて、現在と未来の全ての弟子たちの母親となったことを宣言されました。

オリゲネスは次のようなことを言っています。聖母の御子はイエズスしかいない。ところで、イエズスは聖母に「これがあなたの子です」とおっしゃったのであって、「これ"も"あなたの子です」とは言われなかった。従って、主はあたかも「これが、あなたがこの世に生んだ子(イエズス)です」と言われたかのようだ。聖パウロが言うように「もう私ではなくキリストが私のうちに生きておられる」(ガラチア2:20)からだ。第四の福音を深く理解するためには「第二のヨハネ」にならなけれならない。聖ヨハネのように、キリストが自分のうちに生き、聖母が自分の母とならなければならない。【以上がオリゲネスの主張の内容です。】

さて、聖ヨハネが私たちに伝える「キリストの十字架上でのお言葉」は、御自分に関する預言の成就、預言されたメシアとしての言葉でした。

「聖書を実現するために「私は渇く」とおおせられた。」

「イエズスは酢をうけて「すべてはなしとげられた」といい、おん頭を垂れて息を引きとられた。」

同じように、主が「婦人よこれがあなたの子です」「これがあなたの母です」と言われたことも、究極の預言の成就でした。だからその直後に「それからイエズスはすべてをなしとげたと知り」という言葉があると考えられます。

「イエズスの愛しておられた一人の弟子」

聖ヨハネと全ての「ヨハネ」たちにとって「これがあなたの母です」という言葉がイエズス・キリストのメシアとしての業の究極の成就であったということを別の方法で主張する方もおられます。ご紹介します。(La Maternité spirituelle de la Mère de Jésus dans saint Jean par F. Quiévreux によります)

聖ヨハネは自分の名前を出さずに、自分のことを「イエズスの愛しておられた一人の弟子」とか「愛する弟子」とか「ほかの弟子一人」、「イエズスが愛しておられたもう一人の弟子」などと表現しています。この「イエズスの愛しておられた一人の弟子」は、14回にわたって言及され、そのうち10回が御復活のときまで言及されています。以下は言及の回数です。

洗足式(一回)[13:23]
ペトロの否み(二回)[18:15,18:16]
十字架(三回)[19:26,19:27,19:27]
復活(四回)[20:2,20:3,20:4,20:8]
1 + 2 + 3 + 4 = 10 です。

ところで、これで三角形を作ると、その真ん中にある言葉が「ヨハネ19:27」となります。

[13:23]
[18:15,18:16]
[19:26,19:27,19:27]
[20:2,20:3,20:4,20:8]

つまり「弟子には「これがあなたの母です」とおおせられた」という部分です。

【報告】
Dear Fathers:

Shown below are the number of attendees at the masses in Tokyo today. The total number of attendees at the masses in Tokyo today was 98, including children.

09:00 mass
M: 19 (incl. 3 children)
F: 22 (incl. 3 children)
Total: 41 (incl. 6 children)

11:00 mass
M: 17 (incl. 4 children)
F: 17 (incl. 4 children)
Total: 34 (incl. 8 children)

12:30 mass
M: 13 (incl. 0 child)
F: 16 (incl. 2 children)
Total: 29 (incl. 2 children)

Total of 3 masses (excl. 6 people who participated in multiple masses)
M: 46 (incl. 7 children)
F: 52 (incl. 9 children)
Total: 98 (incl. 16 children)


2022年1月23日のカトリック聖伝のミサの予定 Traditional Latin Mass on January 23rd, 2022, SSPX Japan

2022年01月23日 | 聖伝のミサの予定

アヴェ・マリア・インマクラータ!

--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--
愛する兄弟姉妹の皆様を聖伝のミサ(これは「トリエント・ミサ」「ラテン語ミサ」とも言われています)にご招待します。

2022年1月23日(主日)のミサの予定です。

【大阪】「聖ピオ十世会 聖母の汚れなき御心聖堂」 大阪府大阪市淀川区東三国4丁目10-2 EG新御堂4階 〒532-0002 (アクセス)JR「新大阪駅」の東口より徒歩10-15分、地下鉄御堂筋線「東三国駅」より徒歩2-3分(地図

【しばらく大阪での主日のミサは午後6時30分からです。】

 1月23日(日) 18:00 ロザリオ及び告解  18:30 ミサ聖祭

 1月24日(月) 06:30 ミサ聖祭

【東京】 東京ではミサの会場を入谷ホールに変更してミサを捧げる予定です。ご注意下さい。

住所: 東京都台東区入谷1-27-4 
会場の名前:プラーズ入谷 『入谷ホール』Mass Location (Iriya Hall 3F)-2021.pdf

1月23日(主)主日のミサが三回捧げられます。

午前8時20分頃から準備が出来次第、告解の秘蹟を受けることができます。

09:00 ミサ聖祭 歌ミサ(ライブ中継をいたします)Facebook live

11:00 ミサ聖祭 読誦ミサ
12:30 ミサ聖祭 読誦ミサ

それぞれのミサの間にも告解の秘蹟を受けることができます。司祭は待機しております。

【お互いに社会的距離を取ることができるように、分散してミサにあずかっていただければ幸いです。】

【「暁の星の聖母」修道院】
修道院では平日(火曜から金曜まで)は毎朝7時15分から聖伝のミサを捧げています。
月曜日の朝ミサは今のところ修道院ではお休みになっております。土曜日は原則的に修道院で午前11時からミサが捧げられます。

東京では、1月末までのミサの会場は次のようになっていますので、ご注意ください。

1月23日(日):入谷ホール3F ☚Σ(・ω・ノ)ノ!
1月30日(日):曙町会館

Ave Maria Immaculata!

My dearest Brethren!

I would like to reconfirm the Mass schedule for January 23rd, 2022. In Tokyo, the Mass venue will be at Iriya Hall [!].

January 23rd, Sunday
 
Mass times in Tokyo:
09:00 - Sung mass Facebook live
11:00 - Low mass
12:30 - Low mass
It would help us maintain proper social distancing if you could consider spreading your mass attendance among the three masses.
 
Mass location:
Address: Plars Iriya 3F, 1-27-4, Iriya, Taito-ku, Tokyo (near Metro Iriya, JR Uguisudani and JR Ueno stations)
Map and directions: Please see the pdf file.

Jan 23rd(Sunday) Sunday within the Octave of the Nativity at 6:30pm

Jan 24th(Monday) at 06:30 am  

*****Holy Masses at Stella Matutina Priory*****
On weekdays (Tuesday to Friday), holy Masses are offered at 7:15 am at the Priory.
There will be no mass on Monday morning at the Priory for the time being.
On Saturdays, normally the Mass will be offered at the priory from 11am.

 


--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

アヴェ・マリア・インマクラータ!
愛する兄弟姉妹の皆様をお待ちしております
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