Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた

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十字架が降りかかり、苦しみ悲しみひどい事が起こったその時に、私たちにとって一番大切なものを思い出して下さい

2020年10月28日 | お説教・霊的講話
2020年9月13日(主日)聖霊降臨後第15主日のミサ

聖ピオ十世会司祭 トマス小野田神父(東京)


聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。

愛する兄弟の皆さん、今日福音でイエズス様は、寡婦の一人息子をよみがえらせました。それによって私たちも、主の憐みの深さが分かります。

同じ愛を以て現代でも、イエズス様は私たちを霊的によみがえらせて下さいます。私たちにとって一番大切なのはまさに、この霊的な命を守る事です。イエズス様といつも一致している事です。

私たちは時々、十字架がこの身に降りかかり、苦しみがある、こんな悲しみがある、こんな事件がある、こんなひどい事が起こった、と、「どうしたら良いんだろうか」という事がありますけれども、その時に、私たちにとって一番大切なものを思い出して下さい。

それは、「私たちがイエズス様といつも一致している事」であって「それに比べれば、他の事は実は、何でもない。」

なぜかというと、私たちが霊的にイエズス様と一致して、聖寵の状態を保っている、という事こそ、永遠の価値を持っておりその為にこそ、天主が人となって、十字架で私たちの為に苦しまれた、その目的だからです。

ですからいつも私たちは、イエズス様と一致している事を、イエズス様の御旨を果たす事を、イエズス様の聖寵の状態を保つ事を、まず優先する事ができますように、お祈り致しましょう。

マリア様がそうされました。マリア様に、その御恵みをお祈り致しましょう。

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。





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1 コメント

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いいお話、感謝 (John)
2020-10-28 21:56:04
小野田神父様

この3つのメッセージをアップしてくださり、ありがとうございます。今は、たぶん、どこのカトリック教会のミサに与っても、こういう話は聞けないと思います、残念ですけど。ミサに与ることは、血こそ流されないがカルワリオの十字架で私たちのためにご自身を捧げてくださったイエズス様に感謝申し上げることですね。 言々、肺腑を衝くの精神の通り、私たちに教えてくださいませ。
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