新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

シュトーレン

2008年12月18日 | 食・レシピ

Xmas_008もうすぐクリスマスだというのに、今年は流れる音楽も街の人出も低調。世界中にひときわ冷たい木枯らしが吹きぬけています。

またシュトーレンの季節になりました。昨年は、5店舗のパン屋さんでその味を確かめていたので、今回は選択が楽でした。

しかし、候補のナンバー1のお店が引っ越したので、手に入ったのはナンバー2で6個をゲット。

クリスマスの4週間前からアドベント(待降節)が開始し、ドイツの伝統菓子シュトーレンもこの時期に作られるとか。焼き上げて待てば待つほどおいしさが増してくるのだそうです。クリスマスの4回前の日曜日から少しずつ薄く切って食べていき、シュトーレンを食べきるといよいよクリスマスなんだそうです。

Syutoren_002_310年前にこの味に出合ってから病みつきになりました。クリスチャンでもない私は、この時期しか食べられないケーキとして待ち切れずに食べてしまいます。ケーキほどおしゃれでもなく、気取ってもいず、パン屋さんで売っていることが多いのです、そこがドイツらしくて温かみがある気がします。

中にはマジパン、レーズン、グリーンレーズン、マンダリンコンフィ、シトロンコンフィ、クランベリー、アーモンドが入っていて、歯ごたえがあり深い味がします。生クリームも、牛乳も入っていないのでとてもさっぱりしています。キリスト生誕の折に包んでいた「おくるみ」を表しているとかで、粉砂糖を真っ白にふってあるところも好きなのです。

            

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友人N夫人から教わったリンゴのケーキです。ボランティアの仕事が終わったあと、さりげなく出された手作りのケーキ。ケーキ作りのベテランで、留学生を招いて一緒に料理されるとかで、世界のどこかで同時多発ケーキ…なんて、ほほえましい想像をしています。

これも生クリームが入っておらず素朴な感じで、わたし好みの食感と味です。帰宅したら丁寧なレシピがメールで届いていました。紅玉リンゴが出回るときがチャンス。さっそく作ってみると、初回にしては上出来きの自画自賛(o^^o)♪

材料 

Xmas_003_3 薄力粉250g   ベーキングパウダー・・・小さじ2   シナモン・・・小さじ2  砂糖・・・180g  りんご・・・2個(できれば紅玉)   クルミ・・・ケーキ用1袋  レーズン・・・ケーキ用1袋   サラダオイル・・・1カップ   卵・・・2~3個   ラム酒・・・適宜

作り方

  1. 薄力粉、砂糖、ベーキングパウダー、シナモン、タンサンと塩を少々混ぜた中に、細かく切ったリンゴ、軽く焼いCake11_001_3たクルミを荒く刻んだもの、レーズンを入れてヘラでよく混ぜます。
  2. そこに溶いた卵とサラダオイル入れてよく混ぜます。
  3. クッキングシートを敷き(四隅に斜めのカットを入れると天板にきちんと収まります)、そこに材料全部を流し込みます。初めは180℃で20分ほど焼き、その後は170~160℃で20分ほど焼きます。
  4. 焼きあがったら、熱いうちに好みの量のラム酒を振りかけて冷まします。
  5. Cake11_005_10 出来上がりが27センチ×27センチだから、30個ぐらいにカットできました。日持ちもいいので、この時期にはぴったりのお菓子です。
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