朝食バイキング 6:00~ 出発7:50 (この旅行社は朝早い出発と夕方遅くまで動き回るることで有名です)
ツアーに付きものの総合民芸品店に立ち寄りました。みんなが興味を示した「北投石」のブレスレットに心が動き、娘に携帯で「いる?」と電話すると「いらない」。やったー、助かったー! でも信頼できる食べ物はここで買うことにしました。
今日の走行距離予定は355km。高雄からさらに南下して台湾を東西に横切り太平洋側に出ます。山道に入る前に、南シナ海側の最後のトイレ休憩で楓港(フェンガン)下車。売店でフルーツ50元(150円)、海鮮団子のスープ50元のおやつ。
シートベルトをしっかり締めて急なカーブの多い山道を約30km走ります。意外なことに台北、台中の仏教墓地とは違ってキリスト教墓地が点在しています。ガイドさんによれば17世紀初めにオランダが占領したときに、原住民は山奥へ追いやられ、キリスト教は食べ物を与えてくれるということでキリスト教に改宗したのだと。このあたりから花蓮まで、台湾東部にはキリスト教が浸透している様です。
折り重なる山々の間を右に左に曲がりながら走ると、ぱっと視界が開けて美しい海が現れました。太平洋に出たのです。広々とした海は青のグラデーションでまるで自然のパレットのようです。
昼食は台東(タイトン)で「郷土料理」。こんなにたくさんの料理が毎回出ます。これにご飯とフルーツが付きます。皿の上にはだんだん残り物が増えてきました・・・。私には四川料理や広東料理との区別がつかず全部「中華料理」です。
フィリピン海プレートとユーラシアプレートがぶつかって隆起したのが台湾。その真ん中にあるのが峻険な3000m級の中央山脈です。その中央山脈と海岸山脈の間を北に向かってひた走ります。ガイドさんと楽しいやり取りをしながら、長時間の乗車でもみんな元気、元気。総勢23名+ガイドさんです。
茶畑の多い風光明媚な高台に真っ白い標塔が屹立しています。これが北回帰線標でこれから北はまた亜熱帯です。
花蓮(ホァリェン)に着くと、すぐにアミ族の踊りを見学しました。オプションで3500円、1時間。アミ族は15万人で原住民の中では一番多いそうです。よく伸びる声で歌のうまさが目立ちます。速いテンポの踊りを見てもわかるように体の動きは敏捷です。イケメンぞろいには定評がありました!
ホテルは海岸沿いの花蓮亜士都大飯店。ここも★★★★でした。夕食はホテルの広東料理。飲み物は毎回さっぱりした台湾ビール120元(360円)です。やっぱり安い!でも、そろそろお茶漬けと梅干がほしくなるころです。