新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

ミュンヘン&チューリッヒの旅9日目

2012年11月24日 | ’12 ミュンヘン・チューリッヒの旅

 チューリッヒ空港で夕食をとる時間がなくそのまま搭乗。フランクフルト空港に到着してもその時間はなく、成田行きの搭乗ゲートに直行。トランジットに集まった日本人がたくさんソファーに腰かけています。帰り便ともなると、それぞれに旅の疲れと翌日からの「日常」に意気も低下気味。

 ANA20時45分発、日本では朝のラジオ体操があっているころです。これから11時間30分かけて成田に向かいます。

eチケット予約の時にシートマップで確認していたように、B777-300は快適な機内でした。

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 先ずシートピッチが86センチと7センチ余り長いし、背もたれを後ろに倒すのでなく、シートを前後にスライドさせるようになっているので、前席の椅子が圧迫してくることはありません。
 テーブルも広くなり、別にカップホルダーが付いているので、飲み物を頼んでも楽々です。
個人用シートモニターも液晶画面が広くタッチパネル式で、リモコンは前の席にはめ込まれています。トイレも車いす対応になっています。エコノミークラスでもかなり状態がよくなっています。

 乗り込んだとたんに二人とも眠り込んでいました。目を覚まして周りを見回すととても静かです。「いつになく遅い食事」と思っていたら、乗務員さんが「お休みだったからと、お声をかけませんでした」と遅い食事を運んでくれました。かなり深く眠っていたようです。
 皆さんはとっくにデザートまで済ませ、そのために静かだったのです。頼んだのは「若鶏の照り焼きとご飯」。ビールを軽くいただきましたが、熱いお茶がおいしかったです。

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来る時と違って、帰りは旅の疲れで自然に睡眠がとれ、あっという間に11時間過ぎました。

「朝ごはんです」と言われて注文したのが「鮭粥」。旅先での「粥」の文字は輝いて見えます。
日本食のイメージ自体が胃にも心にもやさしいのです。たった9日間しか日本を離れていないのに。

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16時半、成田に到着して手荷物を受け取る段階に来て、夫のスーツケースが届いていないことがわかりました。ANAのカウンターの話では、チューリッヒ空港は出ているとのこと。これが往きでなく帰りのトラブルでホントによかったと思いました。
スーツケースは3日遅れで無事家に届きました。遅れはしたものの、航空会社と路線が複雑に絡む中でよく管理されているものだと、半分は感心しました。これで我が家で荷物が遅れて届いたのが3件に増えてしまいましたが。

これで美術館巡りと街歩きの旅は終わりました。夫も私もミュンヘンは初めてでした。再び訪れることはないだろうし、中身の濃い旅になってよかったと話しています。しかし、帰ってから整理していると、下調べが不十分で見損なったところが何か所か出てきてとても残念です。

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ミュンヘン&チューリッヒの旅8日目

2012年11月24日 | ’12 ミュンヘン・チューリッヒの旅

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 朝7時半というのに、ホテルの向かいにある大学ではもう授業が始まっています。ガラス張りだからよく見えること見えること。最上階に歯科の治療用椅子が何台も見えたので、たぶん歯科大学?だと思いました。

 毎朝ベッドにチップを置くときに、感謝の気持ちに折り鶴を添えます。折り紙を忘れてきたので、なるべく日本の文字が書いてある用紙を使いました。メイドさんのドイツ語の「ダンケ シェーン」だけはわかり、気持ちは通じたようです。海外では、意外に折り鶴に興味を示してくれるので、いつの頃からか習慣になっています。パリでは「Merci」と書いたメモが置かれていたこともあり、やはりこちらも嬉しいです。

 この日が今度の旅行の最終日。チューリッヒ発が18:05だから、ゆっくり街歩きができます。列車で1時間かかるバーゼル行きを検討しましたが、最終日にあまり無理はしないことにして、結局街歩きになりました。

★ いつも起点にしている中央駅です。地上1階地下3階の複雑な駅の工事はまだ進行中。

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★ 中央駅から南東に向かうトラムで終点まで行くと、郊外になるので屋根の形も変わってきます。

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★ 11月、もうシーズンオフ。戸外の椅子にはひざ掛けが置かれています。お洒落なカフェではどの椅子にも真っ白なムートンを掛けているところもあります。

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★ トラムの番線を変えて、チューリッヒ湖右岸の終点までいきました。もうシーズンを終えてカバーがかけられたヨットを見るとちょっと切ない感じがしました。

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★ アルプスの山々がかすかに見えます。チューリッヒからアルプスまではまだまだ遠いようです。

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★ 終点には1軒しかないショップ兼カフェでひと休み。クリスマスを控えていろんな手作りチョコレートがありました。スイスのチョコはとろっとして、とてもおいしいです。

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★ 北西方面、リマト川の少し下流の方にも行ってみました。チューリッヒ湖から流れ出るたっぷりとした水量の川と岸辺の紅葉がよくマッチしています。

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★ ホテルで見つけた赤い実。何の木でしょうか?鳥ならずとも赤い実には心が動きます。
( 帰宅して調べたらなんとモミの木でした。子供の頃、庭にありましたが一度も見たことはなく、実がなることも知りませんでした。初めて見られてラッキー! )

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★ 出国手続きに時間がかかりそうだから、チューリッヒ空港には3時間前に行きました。「チェックイン 1」で搭乗手続きをします。
ここも自動チェックイン。ながーーーい予約番号の入力は苦手です。
手荷物のX線検査ではブーツを脱いで裸足歩行に。ボディチェックではまんべんなくタッチされ、無事出国手続きが終わると、やっと免税店の買い物時間です。
チューリッヒ空港からフランクフルトに飛び、そこでANAに乗り換えます。

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