梅雨が明けたとたんにゴーヤの最盛期に入りました。最初の収穫から2週間で80本余りも採れています。
初めの頃は30センチもあった実の長さがだんだん短くなってきましたが、料理のしやすい長さです。
私の「緑のカーテン事始め」は2006年。だからもう8年目ということにになります。大変なのはネット張りです。4m×4mが一面、3m×2mが一面で一日がかりです。
ゴーヤは連作を嫌うために、接ぎ木苗を使うことによってそれをクリアしています。居間側に9本、キッチン側に4本植えている2面のカーテンは、今では我が家の夏の風物詩。収穫ばかりでなく、日よけの優等生でもあります。
夕食時にはレースのカーテンを開けて、濃い緑を見ながらビールをゴクリ。ゴーヤのビアガーデンです。
沖縄で食べたゴーヤチャンプルーの味付けがとてもシンプルで、その作り方を探していたところ、たまたま新聞で沖縄の料理法を知りました。塩だけの味付けです。液体の調味料を使わないのでべちゃっとした感じがなくて、今はもっぱらその料理法を応用しています。
◆ ゴーヤとイカのチャンプルー
①ゴーヤは薄切りにして塩小さじ1で下味をつけておく
②フライパンを熱して油大さじ半分を入れ、木綿豆腐を崩し入れながら両面がこんがりするまで焼き付けて取りだす
③同じフライパンに少し油を足し、イカをさっと炒めて取り出す
④同じフライパンに少し油を足し、ゴーヤを入れて火が通ったら、豆腐とイカを戻し入れて混ぜる。最後に溶き卵を回し入れて軽く混ぜる。味が足りない時は塩や醤油を足す。 イカを豚肉に替えたり、その日の献立により応用します。
◆ ゴーヤライス(2人前) (我が家のいちおしです)①ゴーヤ半分は薄くスライスして、軽く塩をしておく。 ニンニク1かけは薄くスライス。
②調味液として醤油大さじ1、砂糖大さじ1、酒少々を混ぜておく
③フライパンを熱してごま油大さじ1とニンニクを入れて香りを出す。ここに豚肉100gを炒めて軽く火が通ったらゴーヤを入れて炒める
④全体に火が通ったら調味液を回し入れ、溶き卵を入れる場合はここで入れる。ここに温かいご飯300~320gを入れて混ぜ、いりごまをふりかけて出来上がり。私は冷やごはんをレンジで温めたものを使います。
娘と電話で話をしている後ろで、5歳の孫の「ゴーヤライスを食べたーーーい」という声が聞こえてきました。
◆ ゴーヤと梅とラッキョのサラダ風 (くちこさんのコメントから)①ゴーヤは薄くスライスして、軽く塩を振っておく。(沖縄の雪塩はマイルドです)
②梅2個の実をこそげ取ってもの、ラッキョウ4,5個を細く切ったもの、塩レモンを小さく切ってたもの、カツブシ1パックを、ゴーヤと混ぜあわせます。
③器のまま冷蔵庫に入れておくと、朝からサラダとして食べられ、とても体にいい気がします。このままの塩味だけで十分においしく、ドレッシングの必要はありません。