新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

神戸⇒彦根城⇒福井 ①

2013年12月06日 | 国内旅行記

6月に続き「ノリノリきっぷ」の第2弾。60歳以上が資格です。
JR西日本の新幹線、特急、普通が今回は「3日間」も乗り放題。通常18000円がジパング会員なら15000円に!若い世代には申し訳ないような料金です。
1日目は神戸市博物館で「プーシキン展」を観て1泊。2日目は湖東の彦根城を回り福井に1泊。3日目は国内90%のシェアを持つという鯖江へメガネフレームを求めに、西日本をひた走りました。

写真はチラシの絵にもなっているルノアール『ジャンヌ・サマリーの肖像』(1877年)です。印象派時代のルノワールの最高の肖像画とも言われています。彼の1870年代の作品が私は好きです。

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プーシキン美術館は、BSでよく放映されているロシアの国立美術館。とても気になっていた美術館でした。素晴らしいコレクターによる素晴らしい作品群。この逸話もインパクトがあります。
ロシア帝国、ソビエト連邦、ロシア連邦へと激動の歴史の中で重要な役割を果たしてきた美術館です。
展示作品は66点。少ないからこそ、キャプションもゆっくり読め、イヤホンガイドもじっくり聞けます。イデオロギーの関係で一時期閉鎖していたというプーシキン美術館。だからかしら、はじめて見る印象派の絵もたくさんあり新鮮でした。閉館時間まで3時間、ゆっくり鑑賞することができました。

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神戸市立博物館はホテルから2分。アクセス抜群のホテル選択に満足でした。
1時過ぎに荷物を預かってもらうつもりで行ったのにチェックインOK!さらに部屋をグレイドアップしてくれて、広々の角部屋でした。フロントの対応もよく「お・も・て・な・し」はばっちり!
ラッキーなことに1週間後から始まるルミナリエのアーチが眼下に見えます。
ちょうどオープン前の点検中で、朝早くライトをつけて、壊れた豆電球を取り換えていました。よーく見るとかなりの数の電球に明かりが点いていません。オープンまでに間に合うのかしら?

「神戸牛を食べるのはいつ
?」「今でしょ!」と言うことで、さっそく室内に置かれた情報誌でお店を探しました。
神戸では「フィレ」のことを「ヘレ」と呼ぶそうで、メニューには「ヘレステーキ」と書いてあります。幕末にいち早く開国した神戸のプライドかと思ったら、方言のようです。

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上を見れば驚く料金。リーズナブルな料金の鉄板焼きのステーキにしました。鉄板で焼くガーリックライスが美味でした。

道路も広く建物も新しくなり、訪れるたびに整えられている街並みにホッとします。神戸ではお洒落なカフェのケーキも絶対に見逃せません。

お昼に食べた「赤のれん」の重箱弁当。これがとてもおいしかったのです。神戸牛の老舗なのに、和食のお店かと思うくらいでした。タコとニラの酢ぬた、この味が忘れられません。

 

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