娘の引っ越しの手伝いにS市まで出かけました。荷造りの合間にベビーカーを押して町歩きをすると、このところかなり冷え込んでいるせいか、桜がまだ豪華に咲き誇っていてラッキーな花見ができました。
公園の桜の木を見上げては、指をさし目を細めて、一オクターブ高い声で「あ~ぁ~」とニッコリし、落ちている花びらを小さい指で1枚ずつつまんでは私の手のひらに乗せてくれます。こんな赤ん坊の行動にちょっとびっくり!1歳2カ月なのに、人は生まれながらにして本能的に美しさに対する感動の心を持っているのでしょうか。自分の子供の時は心のゆとりがなくて、そんなことには気づきもしませんでした。
その後、咲き乱れる満開の桜の花を見るとなぜかウキウキして心嬉しくなるのは、脳内ホルモンのドーパミンの放出の効果だという新聞記事を目にしました。
ストレスの多い世の中では、心を開いて自然の光や風や音や色を感じれば気持のリフレッシュができドーパミンが分泌されるとのこと。春の明るい日差しを全身で受け止めた赤ん坊がこのような行動したのも、なるほど理にかなったものだったのです。
散歩から帰ると、赤ん坊の母親はすぐに子供の満ち足りた表情に気づきました。小さな幸せはちょっとしたところに転がっているものなんですね。
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博多からS 市まで、JR特急の3時間は私の貴重な時間です。車内販売のコーヒーでくつろぎながら、司馬遼太郎「播磨灘物語(四)」を読み終えました。
ベビーカーを押して石畳の元の城下町を歩いていると、なんと読んだばかりの秀吉の九州征伐に縁の深い名前に遭遇!毛利高政。元の名を森勘八高政。秀吉の命で毛利軍の人質になり、敵の毛利輝元にも愛され毛利の姓をもらったほどの人で、読んでいるときも非常に気になった人でした。その人が佐伯藩の藩祖に抜擢されたのでした。まだ新しい記憶が目の前に・・・。こんなちょっとした喜びが歴史小説の醍醐味でもあるのです。
もっと町巡りをしたかったけれど、翌日は帰宅予定だし娘もここから引っ越すので、この地に再び来る可能性は低いのが残念です。
この5日間の手伝いは引っ越しのbeforeの部分。明後日からafterの部分の手伝いに、今度は特急で2時間のところに出かけます。
色々お勉強されて、知れば知るほど、知らないことが見えて、またお勉強ですね。
お孫さん1歳2か月で可愛い行動。驚きです!!
4月は移動の季節で悲喜交々ですがお手伝いあんまり頑張りすぎないようにしてくださいね。
著名な寺院の桜のことが書かれていて、さすがい古の都だと
うらやましく思いました。
孫とのこの光景はずっと心に残ると思います。
>博多のじーじさん
こんなことがなければ、わざわざは出かけないところだと思います。
でもこぎれな町、お魚がおいしい町ですよ。
電話をすると、娘はもうバテているようで、明朝早速新住居に出かけます。
庭のチュリップも綺麗に咲きましたね。
パソコンがまだつながらないので、携帯からコメントをしています。新しい街で、地図を見ながらの買い物もまた楽しいものです。
でも、長く住み慣れた我が家が一番居心地がいいです。
地域ぐるみの助け合いですね~。
今もそんな手を差し伸べてくれるところがあるのでしょうか。
ばーばの手が必要とされるたびに、娘のところに駆けつけるこの頃です。
この以前娘さんが住んでいらしゃったs市ってoのs市ですよねーー。
そうだったのですかーー。
ただ、s市はわたしはoに住んでいながら、1回位しか行ったことがなく、ほとんど知らないです。
s市では、ちゃぐままさん、通うのが大変だったでしょうね。
今回のお引越しでは少し近くになったのですか?
お引越しも大変ですが、娘さんとお孫さんがちゃぐままさんの近くになったのならよかったですね。
それにしても、1歳2ヶ月のお孫さんが桜の美しさが分かるというお話が、人間は素晴らしいな~~って思います。
美しいものが分かるということが人間には本能的にあるっていうこと、いいお話ですね~~。
町が清潔でいい環境のところで、娘も気にいっていたようです。
今度のO市は、JRも高速バスも本数が多くて心理的にもずいぶん近くなりました。
赤ん坊は1歳を過ぎると、花の美しさや、キャラクターのかわいさがわかる
ようで、いとおしそうな表情をするのが驚きでした。
O市で一人で買い物に行くときに、地図でよーく確かめたあと出かけようとしたら、孫がそれを見ていたのでしょうか、「あ~、あ~」といって玄関まで地図を持って追いかけてきました。
「だいじょうぶ!」とそのまま出かけましたが、案の状道に迷い帰りはとうとうタクシーのお世話になりました。"(>0<)"