新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

竹で作ったガウディの「サグラダファミリア教会」

2022年03月23日 | くらし
「まんぼう」解除で古文書のサークルが再開されました。花冷えといえるほど冷えていましたが、建物に入ったとたんにロビーの展示にくぎ付け。「天空のガウディ平和への道しるべ」をテーマにした展示がされていました。

作品は高さ1.7m、装飾的でちょっと変わったサグラダファミリアですが、製作行程や製作の意図を聞くうちにとても心を動かされました。製作者は今村俊彰さん。制作期間は10年。
2種類の竹に柿しぶなどで着色、気の遠くなるほどの数の穴をドリルで空け、和紙でステンドグラスを再現。一見鉄の彫刻に見えるほどに、複雑な行程が垣間見られます。

塔の手前には、やはり竹製のバルセロナの街並みが広がっています。その竹の曲線の雰囲気が、街角にあるガウディ設計の建物を彷彿させるような。
スマホで立体感を出すには力不足。4割ほどし真実を伝えられませんが、一応載せておきます。

原爆ドームをイメージして、ガラス製のドームを乗せた架空の19番目の塔が、平和と鎮魂の象徴として追加されています。点灯して内部に灯りがつくようになっています。

3月31日(木)まで福岡市立中央市民センターで展示。長崎を起点に全国巡回の計画だそうです。お目に止ることを希望しています。


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