台湾で総統選挙が実施されている。この選挙。
日本にとっても非常に重要な選挙なのにマスメディアはトンチンカンな報道に終始して嘘とも洗脳とも疑われる情報を流し続けている。
その最大のトンチンカンテーマは、
「2つの中国を認める中国を受け入れるか」
である。
そもそも台湾は中国ではない。
なんで日本のマスメディアはそれを明確に主張しないのか。
マスメディアは第3の言論機関だというが、実は中国共産党の駐日宣伝機関ではないのか。
とりわけNHKと朝日新聞社はその色合いが濃いことは多くの日本人の知るところだ。
台湾は日本はポツダム宣言を受け入れた時に中国に返還したというがそれ自体大きな間違い。
台湾の統治を手放しただけで中国に渡したわけではない。
日本の統治を離れた台湾の混乱を避けるために「一時的」に連合国が地理的に近い中華民国に統治を依頼しただけに過ぎないのだ。
日本が離れた台湾の治安が悪化するのを防止するためが主な理由だが、ここに連合国の大きな認識間違いがあった。
治安を悪化させると思った台湾人の民度が統治にやってきた中華民国のいろんな人々よりも民度が格段に高かったのだ。
今思えば中華民国により一時的統治なんか必要なかったのだ。
なぜなら台湾人は50年の日本時代を経て、日本式モラリティを構築しており中華民国による統治は余計なお世話以外の何物でもなかった。
この一時的統治が国民党が中国共産党により大陸から追い出され、東西冷戦が悪化する中でいつのまにか恒久的な統治になり始め、それが今日に至っている。
「2つの中国」を受け入れるのかどうかという問題以前に台湾は中国ではないという前提を無視してはいけないのだ。
台湾は独立国であるべきであるし、日本人にとってはアイデンティティを一番近く持っている国家でもあるので地理的政治的に極めて重要でもある。
これをして「台湾は2つの中国を受け入れるのか」と言っているマスメディアはなんなのか。
「2つの中国」in台湾。
じつは中国による台湾侵略というのが正しい。