「呉服しだれ 」は「くれはしだれ」と読みます。
羽根木公園の梅の木には品種名のプレートが掛けられていますが、
親切なことに漢字とひらがなで裏表に記載されています。
漢字表記のほうを先に見た私は、当然「ごふくしだれ」と…。
ネットで検索したら「くれは」に関する記述が、大阪府池田市室町にある呉服神社の項目にありました。
呉服神社(くれはじんじゃ)は、呉の国から渡来し日本に機織技術を伝えたとされる織姫・呉服媛(くれはとりのひめ)と、仁徳天皇を祀っている。
応神天皇の時代、機織・縫製技術を得るために呉の国に派遣された猪名津彦命が、呉王に乞い連れ帰った呉服媛(くれはとりのひめ)・穴織媛(あやはとりのひめ)・兄媛(えひめ)・弟媛(おとひめ)の4姉妹のうち、池田の地に迎えられた呉服・穴織姉妹の姉、呉服媛が祀られている。仁徳天皇76年に呉服媛が死去し、その翌年に仁徳天皇がこの地に建てたとされる。
「呉服媛」の他に「呉織媛」などと表記される。 呉の国の「くれ」と、機織(はたおり)が「はとり」と変化し「くれはとり」となったとされ、呉服(ごふく)の語源でもある。猪名川に架かる呉服橋、池田市の呉服町、芝居小屋の呉服座(愛知県の明治村に移築)等、様々な名称の由来にもなっている。
(この項、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から引用)
花のほうは、桃紅色の中輪で八重咲き。満開時の花弁は弁先が淡い色になる。
開花期は2月上旬~3月中旬。