よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

南三陸行き。そして夜は「積上る、見える次世代会議」。

2012年02月01日 | Weblog

雪がテンコ盛りの中、朝イチで南三陸へ出発。
先日から新聞バック、布小物を販売頂いているホテル観洋さんへ、棚卸しと顔出し。

もしご宿泊、お立寄の際はぜひ「復興市」コーナーをのぞいてください!


その後、新聞バックチームAの居る仮設住宅へ。

一角の集会所にお邪魔するとみんな熱心に作業中。
エースのサオリちゃんも先日から漁協でアルバイトを始め、
今日はわざわざ午後我々の為に休みをとってくれました。

そんなにしょっちゅう顔を合わせたり、話したりすることはないけれど、
終始冗談を言い合いながら、新聞バックのアレンジや、近況などざっくばらんに時間を過ごす。
まさにこれが海の手山の手ネットワークの「形」なのだと思う。
関わっている人は少ないかもしれないけれど、支援する、される側という前に「人同士」であること。
私はそれでいいと思っている。

で、いよいよ、再開しつつある海の仕事、彼女達の本来の生業の海の産物商品とのコラボも出来るかもしれません。
今度来た時は漁船に乗り込ませていただく約束をして、時間がリミット。

帰りになんと!

採れたての「寒だら」をまるごとお土産に頂く。代表して味わわせて頂きます

カミさんも私も捌く事が出来ないので、帰りに近所の三陸タカちゃん宅へ寄り、旦那さんにお願いして戻りました
食べるのは明日のお楽しみです。



時間も押し迫る中、急ぎ戻り道の駅へ。
第3回次世代会議。



総会も迫る中、とはいっても総会ありきの内容にしてはならないと悩んで来たけれど、
今日は一区切り。スタートラインを作る事、決める事を目標に。

そして前回に引き続きファシリテーターとして海山のKさんにお手伝い頂き、
私もいち参加者として自由に思うところを意見させて頂く。

一番の目的は在り方を共有出来るのかどうか。
道の駅と一口にいっても、内部では母体である会社、出荷組合、納品業者、テナントと
各まとまりがあります。
それが向かう視点が「外部=お客さん」でないと、何をやっても企画しても失敗する。
結局足の引っ張り合いで終わる。

これまで参加して来た関係会議で残念だと思うのは、いい素材、アイデアがあっても
始まりは「外への視点」だったものが、時間の経過と共に内部でお互いの組織を評価し合う事に終始してしまい、
いざ形になったときに「疲れ」ばかりが残ってしまうのは残念無念。

そこを共有出来る「場」にする意識が共有出来るか、作る意思があるのかどうか。
その土台の土台づくりに一番頭を使いました。


それをボードで「見える形」にして進めていき、
内容も脱線しない、みんなの意見が共有出来て積上る、その利点はとても大きいものがありました。
「楽しい。2時間では足りない」
とメンバーが口々に言うほどで、内容のある会議。
目出たく次世代会議の位置づけも決まり、次回からはいよいよアイデア出し、
企画大会に突入の運びとなりました。

次世代=若者、という事で会社からの期待、平均年齢60代の直売所からの期待など、
沢山の視線もあるけれど、やるからには素直にやる我々の収益アップを軸に積み上げ、
それが道の駅全体に伝播出来ればよし、というくらいに弾けていきたいと思います。
んでねーど、やる意味もないし。


あ~…、少しだけ、ホッとした夜。

今日も疲れた。