よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

ソンして徳とれ。

2012年02月25日 | Weblog


朝起きると久々にびっくり。雪。ベタ雪だがモッサモッサと良く降るもんです。
そんな中、大工さん、電気職人さんがやってきてバタバタと一日が始まる。




昨年からさんざメンバーが苦労しつつ、
それでも未来に向けて夢を抱き大志をもって形にしてきた関係団体二つ。

活動方面は地元から、そして宮城・東北6県からと違うけれど"根っこ"は同じ。

期せずして関係するその両方に、本質が全く同じ問題が同時に起きた。


感覚がちがう。

それしか答えようがない事。
どちらも主力メンバーは私と同世代、もしくはかなり下であったり。

発想としてはとても純粋で、そしてシンプルで。
自分が生まれ、育てられた土地に人に「ありがたい」と、今更ながら感謝し、それを再確認して、
やっぱりルーツはここにあるんだ。そしてそのルーツも自分の生産物同様、自分の付加価値なんだ。
そしてその価値を俺たちのあとにつづくものに「宝物」として継がせなくては…そう思った。

だから村おこしを、活性化をしたい、当たり前に住んでいる土地を盛り上げたい、元気にしたい。
その為に汗を流したい!

そんな想いの集結が突き進むド真ん前に、突然”意味のわからない”壁が出現してしまった。


グッと頭をひいて"トリの目"で見てみると、
商売、権利を先にするのか、後に考えるのか。その辺りに答えがありそう。
どっちが悪いとか良いとかではなく、そこだと思う。価値観の違い。

そうなってくると、同じ「常識」という、言葉に書けば同じものが、
こちらと向こうでかなりすれ違うことになってしまう。
つまりは捉え方が違うのだから、「共有」が出来ていない。

我々は純粋な想いとして、まず想い・理念・大事にしたいものがあって、
今はそれを仲間でゆる~く共有する事が大事だと思っている。軸はぶれずにね。

「前提」を全て取っ払い、ここにしかない宝物、人を見つけ、繋がり、
そこまでいって初めて自分の生産物の価値を付加して外へ発信出来たならば、それこそオンリーワンの物語になる。。。

そんなん、かっこええじゃないっすかぁ~!
そう思っちゃっているだけなんです。
そんで周りも盛り上がっちゃえばいいじゃないっすかー!


今はお金にもならないけれど、毎夜毎夜妄想し、寝ればいいのに妄想を披露し合って馬鹿笑いし、
そんな素朴な感情が伝播したあかつきに、いずれは商売としてそこそこ食えるようになるでしょって
考えちゃっている。
ある意味ワカモノ(バカモノ)なんでしょう。

そこに経済観念の「前提」を最初に考えちゃうと、当然人だもの、ぶつかるっちゃ欲合戦。
それは俺らにとっては「つまらない」と感じちゃうんですよね。
共有する順番は「利益」が先ではない。


見栄はって高級な酒を無理して呑むなら、
塩をアテにするしかなくても馬鹿笑いできる楽しい酒がいい。

考えれば考えるほど、難しい事ではある。
けれど、色んな考え方があって当たり前だと思えば、上手に歩み寄れる立ち位置は無いものかなーと
思ってしまう。



難しいっすね。




昨日、地元ラジオに海山ネットとして生出演。
打合せからみんなで馬鹿笑いしすぎて、本番がグダグダに…。

アナウンサーの大久保さんにはご迷惑をおかけしました!いい経験ありがとー!