インタビュー ウィズ チャンピオン

2010年04月24日 | Weblog
昨日、ある競技の元・世界チャンピオンが来院されました。

3年間、不動の王座を守り続けたチャンピオンでした。

この先生の動きは、開院当初にずいぶんと研究したものです。

と申しますのも、この競技をしているある選手から相談を受けたとき、

その競技をちゃんと見たことがなかったんです。

で、

「資料をください」

とおねだりして、でてきたのがそのチャンピオンの映像だったんですね。

ま、他にも世界のトップ選手の映像が入っていたのですが、

その中で、一際目立っていたのが元チャンプだったわけです。

(もう一方、「おおぅ、こりゃすごい!」と思わされた選手がおりましたが今日は触れず…)

開業当初なんて暇でしたから、それこそ穴が開くほど見ましたね。

見れば見るほどその身体能力の高さに感嘆の息がもれました。

その元チャンプ、今は日本に来ては日本のプロを指導して、競技の審判をし

活躍されているのです。


一度、お会いして話してみたかった選手だったので

予約の事実を事務長から聞かされたときには

「ポカン」

としてしまいました。

で、一瞬遅れて

「えええぇ~~~~~!?!?」

となったわけです。


ま、どなたがいらっしゃってもやることは一緒。

どなたにも100%、全力で治療するのみ!


治療をしながら、前々から聞きたかった質問を一つ

思い切って聞いてみました。

「世界のトップに立つ気分って、どんな気分ですか?」

チャンプは流暢な日本語で

「ソレハムヅカシイ質問デス。」

と、しばらく考えた後にポツリポツリと語ってくれました。

20年以上かけて追い続けてたどり着いた王座。

たしかに嬉しい。

しかし、達成感と共になにか「脱力感」のようなものが去来した。

そして、この王座を守り続けることと、チャンピオンとしての責任を

強く感じたといいます。



それを聞いて

「なるほど!」

と思いました。

チャンピオンになってハッピーハッピーではなく

その後を見据えることができる「人間」だったからこそ

3年間も頂点に君臨し続けることができたのか

と、そう理解したわけです。(勝手な感想ですが)


最近、

「東大までの人」「東大からの人」

なんて言葉を眼にしましたが

置き換えるなら

「チャンピオンまでの人」「チャンピオンからの人」

といった感じでしょうか。

到達した頂も、その先の道への通過点。

人生尽きるまで前進し続けるというのは

治療と一緒なんだなぁ~

と、妙な共感を覚えてしまいました。




変形性膝関節症の徒手的臨床 IN 新潟(4/18) 

2010年04月22日 | Weblog
4月18日にセルテック新潟柔道整復師養成学院にて行われた

「変形性膝関節症の徒手的臨床」

の模様をお送りします。


「始まり始まり」


先ずは「論より証拠」

OAの患者さんに抜群の効果を発揮する
自動介助運動による関節モビリゼーションの体験から。

拘縮の解除と筋バランスの調整、
筋力強化(関節を正しい位置でコントロールするのに
必要な部位を狙い撃ちして鍛えます!)を同時に行える
非常に便利な方法です。

初めてこの手技に挑戦する先生でも十二分の効果を体験していただけたようです。


関節運動と、なぜ関節が「ずれる」ような変位をするのか
説明しているところ。


起立筋をほぐすのって、時間と手間がかかりますよね。

でも、この方法ではあっという間ですんでしまうんです。

ストリッピングという技術の紹介をしているところです。


膝の伸び辛さへの対処方を紹介しているところです。



などなど

朝10時から夕方4時30まで、みっちりと、実技たっぷりでお贈りした

「変形性膝関節症の徒手的臨床」

翌日早速、

「患者さんに提供してみたら、とても高い効果が見られました!」

とうれしい報告をいただきました。

整骨院の先生です。

そして、昨日、PTの先生からも

「曲った!!(たぶん患者さんの膝のことだと思います)」

とご報告をいただきました。

この「膝」に関しましては、今までに東京・大阪・沖縄で開催してきました。

知っていれば簡単にできる方法ばかりで構成しています。

大筋、私が整形外科修行時代にやっていたことそのままの内容です。

教えていただいた当時、まだ経験のけの字もない自分がやっているにもかかわらず

『こんな簡単なことで、何で治るの?』と

不思議に思ったものです。

こういった知識・技術が当たり前になったら、もっと多くの人の役に立てるのではないか

との想いから

各地での膝セミナー行脚が始まりました。

何度もやっている内容ですが、毎回バージョンアップしています。

何を変えているかって、「より伝わる」ように工夫を繰り返しているのです。

前回より今回、今回より次回と、よりよい講義となるよう精進しています。

この御題は今月29日に東京の八丁堀にある「東京医療福祉専門学校」にて

徒手医療協会主催のセミナーとして行います。

9月には大阪でも行います。

ですので今回お受けいただけなかった先生方も、大丈夫です。(東京会場、キャンセル待ち多数だったもので…)

これからも続けてゆきますので、ぜひまたご応募ください。

そして、これを読んで、

ほんの少しでも徒手医学に興味をお持ちいただいた先生、

私はいつも、どの御題も100%全力で、脂汗から知恵熱まで

搾りだせるものは全て搾り出しつつ講義をしていますが

このOAの講義は個人的に思い入れの強い御題です。

ぜひ一度、会場にお足をお運びください。

待ってます。

セルテック新潟柔道整復師養成学院・在校生対象セミナー

2010年04月20日 | Weblog
2010年4月17日、セルテック新潟柔道整復師養成学院にて

在校生向けに「マニュアルメディシン」と

その「コンディショニング」への応用について

お話しする機会をいただきました。

現場の模様をお伝えします。


↑始まり始まり


下肢関節のスタビライザーとして働く筋(安定化筋)群の
遠心性収縮を高次よりコントロールさせるという運動課題を与え、
スムースな運動がコントロールを獲得する方法として
フロントランジからの捻転運動をお伝えしているところ。

砕いて言えば「即座に動きやすい脚にするコンディショニング法」とでも申しましょうか。



皆さん真剣です。
神経生理学を治療やコンディショニングにどう応用するのかお話しているところでしょうか。


場所を柔道場に移して、隣り合い、連続性を持つ筋に緊張が波及する様を説明しているところ。


これは神経生理学的な反応を応用した内転筋のストレッチです。


これは姿勢反射を応用したストレッチ。
上手くやると、前屈・後屈・側屈・回旋全ての運動方向が大きく整い、
またそのコントロールも円滑になります。


これは「要介護者にもできる機能訓練はないか?」との問いに
上肢から股関節伸筋の活性を引き上げる方法を伝えているところです。

上肢への抵抗運動から、胸郭の捻転運動を引き出し、
そこから骨盤の捻転運動に関わる筋群の促通を導き出します。

腕を引き込む動作を強調すれば、臀部の筋群の活性が上がりますので
立ち上がる力がぐっと強くなるんです。


起立動作が不安定な方に、座位体操として取り入れていただければと
お伝えしました。

写真ではイスがなかったので正座していますが、
実際にはイスに座った状態で行うことになります。



今回の「在校生向けセミナー」、

正直講義の直前まで何をしようか迷っておりました。

「ほら、こうするとこんなに変わるよ!面白いでしょ!?不思議でしょ!?」

と、興味を引きそうな簡単な介入を紹介することだけで

「ああ、面白かった」と終得るのも一つかと思ったのですが

それよりも、手品のような技法の仕組みを説明しながら講義を進めることで

その仕組みを応用するための切り口を伝えるようにお話させたいただくことにしました。

仕組みさえ理解してしまえば、後は何とでもなるものです。


伝えたかったのは、幾万数千の方法を集めるのではなく

幾万数千の技法の仕組みを見抜くことを癖付けてほしいということです。

それができれば自然と応用ができるようになります。

それこそ幾万どころかアイデアしだいで無限に技は広がってゆくものです。

応用力、そのための基本。

わたしは世の中の真実は、そんなに気難しいものではないことが多いと思っています。

なので、シンプルにかつ大胆に考える眼を、学生のうちから持っていただけたら

いただけたら…









いいな。

と思いました。

↑いつもながら尻切れトンボな感じですね。。。

う~む、歯がゆい…

オムレツ

2010年04月19日 | Weblog
本日の冷蔵庫の見切り品処分

見切りのウインナーと卵

天麩羅の残りのピーマンで

朝ごはんのオカズを作りました。

[オムレツ]
卵三こ
シーザーサラダドレッシング
牛乳

[ウインナーとピーマン炒め]
賞味期限を迎えた無塩せきウインナー
揚げ残しのピーマン
バジル
塩コショウ

両方とも油は天麩羅の残り油。


オムレツは緩めの半熟にしてあります。

明日の朝、チンしてちょうどよい火の通りになる予定。

さてと、寝よ~(-.-)zzZ

下越酒造「紅梅酒」

2010年04月19日 | Weblog
紅麹で造られた

赤い日本酒から造られたという

紅梅酒を頂きました。

せっかくなので、天麩羅をオアテに頂くことに。

[天麩羅ラインナップ]

●野菜編
アスパラガス
ピーマン
茄子
サツマイモ
白マイタケ(私、無類のマイタケ好きです)
エリンギ

●動物性蛋白編
海老
平目
カジキマグロ
竹輪
ブタロース薄切り

以上

今回はなんとなく、衣を薄めに揚げてみました。

自分で揚げると、揚げたてをつまめるのがいいですよね。



後味すっきりなこの梅酒には

野菜と白身魚がとても合いました(⌒~⌒)

う~ん、幸せ( ̄∀ ̄)

幸せパワーを充電し

明日からまた頑張ります(`∇´ゞ

男前

2010年04月19日 | Weblog
帰りの山手線で

三十代半ばの酔っ払い(♂)に遭遇…(*_*)

ベロンベロンで、時折脚を踏み鳴らし

周囲を威嚇…


それに対して、

気配を消し、景色に溶け込む私!(b^ー°)

そこに、清楚な感じのOLさんがご乗車されたからさあ大変!

酔っ払い、絡む絡む…

「かぁ~わいぃ~ねぇ~(゜∇゜〆)」

とお嬢さんの顔を覗き込む酔っ払い(-"-;)

お嬢さん、携帯を凝視して関わらないように無視(*_*)

しかし、味を占めたのか

酔っ払いのいたずらはエスカレート。

しまいにお嬢さんの手を触ったその時です!

堪忍袋の緒がキレました!

「おい、お前!なにしてんだ(;`皿´)」

と一喝( ̄・・ ̄)


そして、

フニャリとたじろぐ酔っ払い。




なんつって、

キレたのは僕の堪忍袋の緒じゃないんです。

キレたのは、

隣のお兄さんの堪忍袋の緒です(^_^;)


二十代半ばの普通のお兄さんでしたが、

なかなかどうして、男らしいじゃあありませんか(o^∀^o)

なかなか言えるもんじゃありませんよ。

もうね、僕は感動しましたよ。

まだまだ日本も捨てたもんじゃありません。

お兄さん、あんた男前だよ!



助けられたお嬢さん、

「ありがとうございました(ρ_;)」

って、


お兄さん

「いえ。(当たり前のことをしたまでです)」

なんって


で、

『クゥ~、カッコイイ』

と私。

すかさず

「お嬢さん、そんなとこ居たらまた絡まれるよ。

こっちの奥にお逃げなさい(‘o‘)ノ」

と私。

逃げるお嬢さん。≡(ノ><)ノ

気丈に振る舞っていたけど、やっぱり怖かったんですね。

すぐに助けてあげらんなくてごめんね。
(って、私、なんもしてないですね…)


お兄さんに、

『あんた、男だよ!(`∇´ь』

と無言のアイコンタクトを送る私。

『いえ。(当然のことをしたまでです)』

と、お兄さん(からのアイコンタクト。)←ほぼ妄想

いやぁ~、清々しい!

実に気持ちがいい!

小気味いい! ←?

まるでドラマのワンシーンですね。

ドラマだったらここから

『恋』

とか始まっちゃいますね!絶対!



絶対?



ん!?





あ…( ̄○ ̄;)




あのままほっとけば

ひょっとして(-"-;)


二人の間に『恋』とか芽生えちゃったりしたのか!?(°□°;)


ひょっとして僕、空気読み間違った?


あっちゃ~

なんてこったい(>Σ<)

新潟セミナー無事終了!

2010年04月18日 | Weblog
二日にわたる新潟セミナーも

無事に終えることができました(⌒~⌒)

お土産を買って、いまから帰路に着きます。

新潟セミナーにご参加頂いた先生方、

開催に向けてご協力頂いた皆様、

そして、いつも応援してくださる皆様、

ありがとうございました!

ありがとうございました

2009年12月20日 | Weblog
とよたま事務局でございます


本日、20日のセミナーにご参加くださった先生方、貴重なお休みにお時間を割いて、講師古川の話を聞きにおいでいただき、本当にありがとうございました。


また、2009年のとよたまセミナーは、本日で全行程を終了いたしました。

数多くのご参加はもちろん、ご声援、多大なるご協力をいただきましたことを、心より感謝と御礼を申し上げます。


参加者皆様の熱い想いに支えられ、2009年を頑張り抜いて駆け抜けることができました。


とよたまコンディショニングセミナーは、こじんまりした小さな会ですが、参加者様のお仕事への真摯な想いを、事務局は傍らにおりながらひしひしと感じております。


その想いを、講師古川に熱くぶつけていただけることに、毎回感動し、感謝の気持ちでいっぱいでございます。


事務局の力不足で、ご参加のみなさまには至らずご迷惑を お掛けしてしまいましたことも多々ありますが、笑顔でおこたえくださいますことに、本当に感謝の気持ちでいっぱいでございます。


2010年は、より皆さまを気持ちよくお迎えできるよう、頑張ってまいりたいと存じます。

また講義・実技についても、日々の古川の臨床で 患者様、クライアント様に提供させていただいております技術や経験、試行錯誤のなかで、研究を重ね、普遍的な価値となりうる可能性を、皆さまと共有し、より高めてゆく場をご提供できるよう、力を尽くして参りたいと存じます。


今後とも、なにとぞよろしくお願いを申し上げます。

一年間のご愛顧、誠にありがとうございました。
また来年もお会いできますことを楽しみに、心よりお待ち申し上げます。


ありがとうございました。

どうぞよいお年をお迎えくださいませ。



事務局 事務長
高井(古川)香織

「整体」ってなんですか?

2009年12月13日 | Weblog
先日、患者さんとしていらっしゃったお嬢さん。

仕切りと

「これって整体ですか?」

「整体って何なんですか?」

と「整体」の言葉に何かある様子。

正確に言うと

「徒手医学」という考えに基く「手技療法」という治療なのですが

このカテゴリー自体がマイナーなため

ウチでは「整体」という言葉を上げているのです。


「整体ってボキボキするやつですよね?」

とおっしゃるので、

「お好みとあらばボキボキしますよ(笑)」

と継いで見たところ

「とんでもない!!それだけは結構です!!!!!!」

と、強い拒否反応…


聞くと以前関節をボキボキされて痛い目を見たことがあるそうです。

『またこのパターンか…』

と内心寂しい35歳。。。

ボキボキとは「スラストテクニック」のことのようです。

確かに暴力的に行えば害もあるでしょう。

でも、正確に施せば、非常に高い治療効果を示す技術でもあるのです。

しかし、残念なことに

「以前痛い目にあって…」

という患者さんは結構多いのです。


いい道具なのになぁ…




幸い治療後にはこのお嬢さん、とても喜んでお帰りになりました。

が、帰りしなお連れの方との遠ざかる話し声で

「整体って…」

の言葉。





まだまだ「整体」への疑問は尽きないようですね(ふふふ)


【追伸】

「ボキボキ」がなにかご存じないかたへ。

「ボキボキ」ことスラストテクニックの映像をご覧下さい

座位:腰椎/胸椎のスラストテクニック
CIMG4044

介入前後の頚の反りやすさ(伸展可動域の変化)にご注目下さい。

側臥位:腰椎のマッスルエナジーテクニック→関節モビリゼーション→スラスト
〔L-3 屈曲 左側屈 右回旋の制限〕

←ビフォー
←アフター


キムチ鍋とワイン

2009年12月12日 | Weblog
今日の晩酌のオアテは

キムチ鍋です~( ̄∀ ̄)

帰りがけにBIGA(近所のスーパー)で

豚肉、もやし、ワイン(安い)を購入。

で、家にあった

マイタケ、ニラ、キムチ、チーズ、

賞味期限を一年八ヶ月過ぎたキムチ鍋の元

で出来たのが写真の逸品。

こうして我が家の見切り品たちは

無事に消費されてゆくのでした。

師走ですね

2009年12月11日 | Weblog
先日、プロジェクターなるものを購入いたしました。

今月二十日のセミナーで

コンディショニングした時と

コンディショニングしてない時の

パフォーマンスの違いを実際に映像で見て貰うために買いました。

これがまた大迫力!\(☆o☆)/

買ってよかった( ̄∀ ̄)

セミナーでは社交ダンスと格闘技(共にプロ)の試合の模様をお見せするべく

着々と準備をすすめています。

先程、

画面の端で餌を欲しがる雛のように

「ひーざぁー!ひーざー!」

と連呼する自分を見つけ

ちょっと笑っちゃいました。


そんなこんなで、師走。

頑張って走り抜きたいと思います。

家族でカラオケ

2009年12月07日 | Weblog
今日は家族でカラオケに行ってきました。

近所のカラオケ屋さんなんですが

何が良いって「持ち込みOK」で

ドリンク飲み放題なのがいい。

って、今はどこもそうなのかな?



カラオケは「たまに」やる程度の娯楽。

なだけに息子(6歳)の成長がよくわかるのが楽しいのです。

以前は「アンパンマン」や「おじゃる丸」「みんなの歌」

でした。

しかも、字幕について行けず家族で合唱…


しかし今回は映画「ROOKIES」以来家族ではまった

GReeeeNを字幕読みながら
独りで歌ってました。

ちょっとびっくりしましたが

頼もしくもあり…


親バカですね(笑)


しかし、親バカついでにその選曲がまた憎い。

何かのCMで使われていた曲だと記憶しています。


「歩み」

誰しも僕ら

思いあぐね

いろんなしがらみを抱えて

叶えたい夢に向かう途中

まだ得ない夢を掴みたくて

歯をくいしばって

顔を上げて

「なにくそ!負けるか!」と心決め

少しずつ前へ

進めばいい

いつかは咲かす大輪の花

今は泥でもひたすら胸に

手をあてがって「全てやれてるかい?」

さあ行こう!!!

君の今

越えて行こう

以下サビに突入



彼らの歌を聞き

若かった頃の自分

体も心もどん詰まりになったときの自分を

思い出しました。


いま僕は

その時描いた未来とは

違った道を歩いています。

でも「叶えたい夢」に向かって

今も

今の僕を越えて行こうと

歩んでいます。

少しずつでも、

一歩ずつでも、

前へ進めばきっといつか

掴み取ることができる。

そう信じて

頑張ります。

ヤスダヨーグルト

2009年11月30日 | Weblog
このヨーグルトドリンクは

以前、新潟の柔整師の先生に頂き

それ以来虜になってしまった逸品です。

たまたま入った井草のスーパーでみつけ

半ば反射的に購入してしまいました。


とても濃厚でクリーミーで美味しいんです。

帰って封を空けたら

あっという間に空になってしまいました(笑)

2010年1月17日「筋々膜性疼痛の徒手的臨床」セミナーIN新潟

2009年11月28日 | Weblog
来年の話をすると鬼が笑いそうですが、

新潟で手技療法の講義をすることになりました。

内容は

体幹部の筋の機能障害に対するテクニックの紹介&実技練習です。

紹介するテクニックの一つを動画でお楽しみ下さい。

S-C-S-Technic :Release of iliopsoas


【左ビフォー/右アフター】




初期評価では右回旋の制限(動きの小ささ)が眼にとまりましたが、

私としては骨盤部の左回旋時の動きが気にかかりました。

左回旋での右股関節は、伸展/外転/外旋の運動を起こします。

動画では見づらいのですが、左回旋時では右回旋時に比べて

右股関節が伸展しきらずに寛骨と一緒に大きく左へ

ひと塊となって動いています。

伸展の制限もあるようでしたので、

右腸腰筋の短縮を疑ったのです。

右腸腰筋(大腰筋)の働きは腰椎の右回旋右側屈ですが、

それでも右回旋に制限を生じていたのはなぜでしょう?

おそらくは、

短縮した腸腰筋は立位では引き伸ばされ姿勢への影響は強まるので

脊柱(腰椎)の右回旋右側屈に対するカウンターバランスとしての力(左回旋・側屈)を

体幹(特に胸部)に生じさせていた結果だと思います。

以上の仮説に基き、アライメントの確認、腹部の触診をしてみると

やはり右大腰筋に強い圧痛を生じています。

この圧痛を解除してみると、右の写真のように可動性に大きな変化が見られました。

「アフター」の左右回旋では膝が内に入っていますので

更に手を加えるのならば、足部の制限を探すことになるのではないでしょうか。


手技療法にご興味をお持ちの方はこちら↓

(筋膜性疼痛の徒手的臨床 トリガーポイントへのアプローチ
~体幹編:軟部組織の動的触診から手技操作まで~)

「ゆがみ解消!!!」セルフエクササイズでここまで変える!応用神経生理学的コンディショニング

2009年11月25日 | Weblog



タイトル長いですね^^;

いえね、

最近のとよたまセミナー、医療系資格者の割合が極端に高く


それはそれで有難いのですが、

トレーナーの先生方にもお伝えしたい情報もあったものですから

どうにかならないかと思案していたのですよ…




で、『タイトルをいじってみては?』

と、アドバイスも頂き

そんなこんなでこのタイトルです。。。


おかげさまで、総勢20名のご参加を頂き、

希望通りトレーナーの先生方からのご参加も多数いただきました。


当日は神経生理学的な応答(平たく言うと、身体に錯覚を起こさせることで

柔軟性引き上げるという感じです)

を利用したストレッチの実例とその仕組み、

そこから発展して、現場での応用例を実際の流れをなぞって行いました。


ストレッチのからくりを伝えた後には、

チョット意地悪な課題も出しました。


私「では、今まで説明したメカニズムを応用して、

  側屈のストレッチを編み出してください♪


予想していなかった展開に固まる会場…


しかしですね、「AをBするとCになるんだよ」「AtoCをなぞってやってみよう!」

だけでは、おうちに帰ったころには

「あれ?何だったっけ???

となってしまうものなんです。


しっかり理解するには「応用してみる」事が重要!!!


と、言うのが私の持論


狙い通り(かどうかは判りませんが)、10分ほどすると様々な方法が編み出されました。



↑左右の側屈を比較して「どちらが曲り辛いのか?」
スクリーニング検査をしているところ


↑側方への可動性を上げるという結果は同じですが

その結果にいたる方法を産み出すイマジネーションは無限です。

これは右の体側の筋群を使わせることで左の体側に

「相反抑制」を引き出そうという方法でしょうね。

身体は右へと倒しやすくなります。


↑こういった方法もありですね。



↑みんなの前で発表してくれた勇気ある先生方の「逸品」

美しいですね

術者の左膝を支点に被験者の右の体側が伸びています。

ここから右へとカラダを起こすように指示し、

右側面を覆う筋群に「等尺性収縮後リラクゼーション」

を引き出そうという寸法です。

お見事です!




他にも↓「カラダを整える」ためのエクササイズをいろいろと練習しました。



↑これは足の甲を特定の方向へ抑えることで、

足底のセンサー(圧受容器)を刺激し

骨盤-胸郭の回旋の可動性を高めているところ



↑これは股関節外転外旋方向へのダイナミックストレッチ

「相反抑制」「皮膚筋反射」など複数の反射経路を刺激することで

反応が大きく得られるのが特徴です。

このストレッチは特に生理痛を抱える女性にオススメ!


↑これはハムストリングスのストレッチ。

膝よりの筋繊維が良く伸びます。


↑これは上肢の外旋・屈曲をハンドルに肩甲骨の後傾、

ひいては胸郭伸展位での捻転運動を引き出すエクササイズです。

猫背の方にオススメしたいものの一つですね。

写真では、右腕を上げることで

右胸郭は挙上し左胸郭は下制しています。

このとき脊柱は中立位で

左へと側屈し、右へと回旋します。

更に腕を上げてゆくと脊柱は伸展位となり

右への側屈回旋を起こします。

胸郭の捻転ではあたかも胸郭の両サイドに車輪があり、

左右逆方向へと回っているような動きが見られます。

この動きに呼応するように、骨盤でも同じ方向へと

両寛骨が車輪のように連動して動きます。

肩甲骨の運動の基点は第2肋骨といわれますので、

例えば右腕ごと肩甲骨を後傾方向に動かすとその動きは

第2肋骨を介して第2胸椎へと波及し、

右回旋・左側屈がしやすくなります。

片側のエクササイズ後に頭を左右に倒すと、

持ち上げた腕と反対方向へと頭が倒れやすくなっていることに気づくでしょう。


↑これは胸郭の斜軸上での回旋運動です。

写真では「左斜軸:左肩から右下位肋骨をつなぐ架空の運動軸」での

回旋運動を引き出しているところ。

ほんの数秒で、スルッっと右へ向きやすくなります。


↑これはインナーユニット(脊柱と骨盤をニュートラルな方向へと支える働きを持つ、いわゆるインナーマッスル)と

アウターユニット(動きの中で体表から仙腸関節をささえる筋群)の分離を促すためのエクササイズです。

背骨や骨盤にたいして、自前のコルセットとして働く筋肉たちを元気付ける効果があるので

ぎっくり腰の急性期にも重宝しています。

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今回はいわゆる「ゆがみ」の治し方に終始しましたが

来月12/20は「試合会場で、いかにパフォーマンスを引き上げるか」

その方法を、実際に帯同した格闘技の試合の映像を交えてご紹介します。

「介入したとき」と「介入しなかったとき」の差がどれほどのものか

実際にお見せします



たぶん、驚いてもらえると思います(うひひ)

おすすめ動画