頑張り過ぎない

2017年06月21日 | つぶやき

このところ、働き盛りの方からの

「全身くたびれてどうにもならない…」

そんな相談がいつもより多いように感じます。

よく聞けば「肩凝り」「頭痛」「腰の痛み」に「めまい」や「眼精疲労」etc…と不定愁訴の雨あられ。

単に「疲れた」では片付けられない様子に、私の脳裏には「過労」の二文字が浮かびます。

「眠れていますか?」と聞けば、

「眠れはするんですが、物理的に寝る時間が取れません」

と苦笑いされる方も珍しくなく…

せめて疲れだけでも置いて行ってもらおうと精一杯の治療をします。(いつでも精一杯の仕事をしますが…)

治療を終えて「あぁ~これでまた頑張れる!」という言葉を聞いたとき、

『よかったなぁ』と思うと同時に『また頑張っちゃうのかなぁ…』と、ちょっと複雑な気分になったりもします。

そんな時はつい

「頑張り過ぎも毒ですから、今はちょっと手を抜く程度でちょうどいいのかもしれませんよ。」

などと声をかけている自分がいます。

でも返ってくるのは『それができればなんぼか楽なんだけどもね…(;´∀`)』と言いたげな面持ちの苦笑い。

『そうですよね…』と私も苦笑い。

『無理をするなっていうのがそもそもの無理か…』

と、複雑な思いに駆られてしまう今日この頃なのでした。


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