大きな患者さんからのご相談

2019年05月18日 | よもやま話

ときおり患者さんに

「先生の治療院ってアスリートからの相談ばかりなの?」

と聞かれることがあります。

確かに一般の治療院よりもハードにスポーツをされる方の相談は多い方かもしれません。

以前は「確かにアスリートからの相談は頂いている方だと思いますが、一般の患者さんからの相談の方が多いですよ」と答えていましたが、

気が付けばここ数年でアスリートレベルで競技をされている方からの相談がかなり多くなってきました。

特に多いのがクロスフィットやパワーリフティングを競技者レベルで取り組んでいる方々です。

他にはフィジークやボディビルをされる方、アメフトやラクロスをされる方もチラホラ。

 

どの方も骨格に対する搭載筋量が頭抜けて多いと感じます。

大学でのケアサポートでは最大で155kgの選手もケアしているので大概のことでは驚かないのですけれど、

ときどき桁外れの体格のために驚きとある種の感動をいただくことがあります。

たとえば、パワーリフターの選手の中には大胸筋と上腕が太く発達しすぎて

シングルニーで上位胸椎を狙う※動画参照のことときに私の腕が通らないことがあるんです。

※HVLA|上位胸椎シングルニー亜形

こんなこと、そうそうないことです。

他にも驚かされることがありますが、そうしたイレギュラーにも問題なく治療できていてちょっと嬉しい自分がいたりもします。

 

近年クロスフィットの台頭でバーベルスポーツ(ウエイトリフティングやパワーリフティング)への関心が高まっているようです。

特にパワーリフティングに取り組む方の数はぐんぐん増えているようです。

私も趣味でウエイトリフティングに取り組んでいますので、バーベルスポーツが普及してゆくのは素直にうれしいです。

効率的な身体運用を学び、健康を高度に高めてくれる効果を持つバーベルスポーツ※下記の動画参照ではありますが、

ハードに取り組めば故障を負うこともあります。

理論上も経験上も、そのリスクを払っても余りある福音をもたらしてくれると断言できますので

故障の憂き目にあったときにはやめてしまわずに相談していただきたいなと思います。

更なる高みへと上るために必要なサポートを用意して待ってます。

 

※腰下肢痛の運動療法~バーベルスポーツから学ぶ運動療法の本質とその可能性~ // 徒手医療協会


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