メータを生で見るのは80年代後半、NYフィル以来ではないかと思う。当時は、お洒落な中年という感じだったが、すっかりと貫禄が出て巨匠の趣。アメリカでメータがイスラエル交響楽団とかを振ると、ホールの付近に黒い帽子とひげの人々が集まり一種異様な雰囲気になるのであるが、そういうスタイルではないものの、見た瞬間わかる人が何人かいた。
ゆったりと始まる3番。途中からテンポが上がってくる。金管も弦も安心して聴いていられる。弦は、それほど繊細に美しいという感じではないものの、滑らかで暖かい。歌手のワルトラウト・マイヤーは声量もあり、すがすがしい。バイエルン国立歌劇合唱団のコーラスはすばらしかった。今まで、マーラー3番であんな美しく力強いコーラスを聴いたのは初めてだ。
今日は隣に座っていたデブのお兄さん、落ち着きなく演奏中も動くし、平気で咳払いもする。演奏が終わり、アンコールの拍手の際は一生懸命パンフレットをチェックし、要らないパンフレットを座席に置いたまま退出。音楽を愛する人にどうしてこういう人がいるのだろう?
ゆったりと始まる3番。途中からテンポが上がってくる。金管も弦も安心して聴いていられる。弦は、それほど繊細に美しいという感じではないものの、滑らかで暖かい。歌手のワルトラウト・マイヤーは声量もあり、すがすがしい。バイエルン国立歌劇合唱団のコーラスはすばらしかった。今まで、マーラー3番であんな美しく力強いコーラスを聴いたのは初めてだ。
今日は隣に座っていたデブのお兄さん、落ち着きなく演奏中も動くし、平気で咳払いもする。演奏が終わり、アンコールの拍手の際は一生懸命パンフレットをチェックし、要らないパンフレットを座席に置いたまま退出。音楽を愛する人にどうしてこういう人がいるのだろう?