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Pretenderの備忘録

MIXI その2

2005-10-19 23:52:14 | 日記
MIXIでセビリャの理髪師のオペラのチケットを買ってもらったことで知り合った、はらえもんさんと、チケットの受け渡し以来、会場で再会しました。僕がチケットを二枚押さえたため、一枚を買っていただいたのです。席は離れていて、ちょうど対面くらいでした。休憩時間に、会えたら会いましょうとメールしておいて、ラウンジで声をかけていただきました。終了後、待ち合わせて、会場が上野だったので、駅ビルのパブで軽く飲んできました。2時間くらい、音楽の話やお互いの仕事の話、プライベートなんかを語り合いました。本当に楽しい時間でした。ネットで、こんな風に会って、飲むというのは初めてでとても新鮮でした。また、彼のクリエーターとしての、前向きさ、純粋さ、厳しさ等を聞いていて、とてもすがすがしい気分になりました。羨ましいと感じると同時に、自分もしっかりせねばと改めて刺激を受けました。最近、コンサート、芝居が終わってから仕事することも多く、時間的には仕事しているけど、心構えとして、仕事に対するひたむきさや、緊張感が失われてきているので。
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セビリャの理髪師 小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト

2005-10-19 23:38:38 | 音楽 Opera
このプロジェクトは初めて。
今年は、夏の新日本フィルは出張で行かれなかったが、オペラの森、サイトウキネンと、小澤さんのオペラとオペラ的演出をしたものを3本も観た。ボストン住んでいた頃を別にして、年に3回も生で小澤さんの演奏を聞くことはなかった。10数年ぶり。オペラはボストンにいた頃でも、年に一度のコンサート形式だったので、今年は贅沢な年となった。
サイトウキネンのメンバーを講師として若手を育てるプロジェクト。中国人がかなり入っており、中国でのコンサートもあり、小澤さんの生まれた中国への思いがこもっているのだと思う。
演奏は、やはり若手中心で、やや硬く、正確に弾こうと一生懸命なのがオケピから伝わってくるようなところがある。楽器も、大人が使っているものに比べれば、格が落ちるであろうし。このプロジェクト以外で、オケピでオペラを弾くという経験は若い人にはないであろうから、まあ仕方がない面はある。
歌手は、ロジーナのルクサンドラ・ドノーゼは、声量もあり、伸びやかで聞き易い。アルマヴィーヴァ伯爵のジョン・オズボーンも、伸びのあるテノール。フィガロのアール・パトリアルコも安定感がある。
演出は、舞台はシンプル。日本語を入れたり、喜劇として盛り上げる工夫もしている。
非常に楽しい時間だった。
欲を言えば観客のマナー。おばさんはどうして演奏中に、ハンドバッグのチャックを音を立てて空けるのか、そしてコンビに袋をがさがさとさせて何かを探すのか?これは死刑だと考えて欲しい。
休憩時間や帰りに、大江健三郎一家や、出井元ソニー社長等を見かけた華やかな会場だった。

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