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Pretenderの備忘録

貞操花鳥羽恋塚 社会人のための歌舞伎入門

2005-10-21 22:27:40 | 歌舞伎
最初に、スペクタクルー大道具大仕掛けーも面白い、と題して、亀三郎が解説。彼は前もやっていた。声がよく、喋りがうまい若手ということだろう。
会場から二人舞台に上げて、見得とか、小道具とか同じような趣向もあるが、今回はセットの中を見せてくれたのが面白かった。
そして、通し狂言の第三幕の讃州松山屏風ヶ浦の場、崇徳院御在所の場。孝太郎が花道から船にのって出てくるのだけど、近いときれいに見えないし、悲しさとか哀れさがうまく出てないような。
松緑は、最初の方は芝居が要求されるので、うーんということころだけど、最後は大立ち回りと宙乗りでこれはこれで悪くないなと思った。ああいう、荒事みたいなのをやってくんでしょう。宙乗り、僕の上に止まって、デブが落ちてきたらどうしようかと、笑。足の裏が見えたけど、鍛えている足じゃないと思う。手も体の割りに小さくて驚いた。
来月は、団十郎さんが休演で残念。12月は染五郎の解説で、天衣粉上野初花を幸四郎の河内山で。また下手だろうなとは思いましたが、チケット先行販売買ってしまいました、笑。正月は社会人やるかわからないけど、やってくれたらいいな、曽我梅菊念力弦ですからね。通し狂言で観てもいいんだけど。

コメント
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