2階右列26番
通し狂言 椿説弓張月(ちんせつゆみはりづき)
上の巻 伊豆国大嶋の場
中の巻 讃岐国白峯の場
肥後国木原山中の場
同じく山塞の場
薩南海上の場
下の巻 琉球国北谷斎場の場
北谷夫婦宿の場
運天海浜宵宮の場
源為朝 染五郎
白縫姫/寧王女(ねいわんにょ) 七之助
高間太郎 愛之助
陶松寿(とうしょうじゅ) 獅 童
鶴 松 江
亀 松 也
左府頼長の霊 廣太郎
舜天丸(すてまる)冠者後に舜天王(しゅんてんおう) 鷹之資
為朝の子為頼 玉太郎
武藤太 薪 車
大臣利勇 由次郎
為義の霊 友右衛門
阿公(くまぎみ)/崇徳(しゅとく)上皇の霊 翫 雀
高間妻磯萩 福 助
為朝妻簓江(ささらえ) 芝 雀
紀平治太夫 歌 六
三島の最後の歌舞伎。自決の前年に上演。高麗屋が三代にわたり、取り上げ、間で一度猿之助。
私自身は初めて見る。以前、これの三島自身の音声を聞いたことがある。義太夫節に違和感を感じたことがある。
確かに歌舞伎らしい作りとなっており、義太夫を多用したりと苦心の跡が見えるが、あまり面白いとは思わなかった。馬琴の原作がどうなのかはよく分からないが、ちょっと話がわかりにくかったりもする。また、見せ場が、なんだろうなあと考えてしまうところもある。
上。始まりは、忠臣蔵の大序を思わせるスタート。染五郎の声はいつもの声に戻っており、先月の四段目の大星の声ではなかった。イヤホンガイドがやたらと三島の自決との関連についての解説が多く、ちょっとうるさい。
中。これが私には人形浄瑠璃を感じさせるものだった。大道具は立派だ。トリスタンとイゾルデを思わせる。サドマゾっぽいシーンもあり、微妙。
下。話が一気に変わるのでちょっと面食らう。
染五郎、うーん、貫禄が今一つ。
七之助、さほど見せ場もなく。
歌六、これは重要な老け役だ。まあまあか。
通し狂言 椿説弓張月(ちんせつゆみはりづき)
上の巻 伊豆国大嶋の場
中の巻 讃岐国白峯の場
肥後国木原山中の場
同じく山塞の場
薩南海上の場
下の巻 琉球国北谷斎場の場
北谷夫婦宿の場
運天海浜宵宮の場
源為朝 染五郎
白縫姫/寧王女(ねいわんにょ) 七之助
高間太郎 愛之助
陶松寿(とうしょうじゅ) 獅 童
鶴 松 江
亀 松 也
左府頼長の霊 廣太郎
舜天丸(すてまる)冠者後に舜天王(しゅんてんおう) 鷹之資
為朝の子為頼 玉太郎
武藤太 薪 車
大臣利勇 由次郎
為義の霊 友右衛門
阿公(くまぎみ)/崇徳(しゅとく)上皇の霊 翫 雀
高間妻磯萩 福 助
為朝妻簓江(ささらえ) 芝 雀
紀平治太夫 歌 六
三島の最後の歌舞伎。自決の前年に上演。高麗屋が三代にわたり、取り上げ、間で一度猿之助。
私自身は初めて見る。以前、これの三島自身の音声を聞いたことがある。義太夫節に違和感を感じたことがある。
確かに歌舞伎らしい作りとなっており、義太夫を多用したりと苦心の跡が見えるが、あまり面白いとは思わなかった。馬琴の原作がどうなのかはよく分からないが、ちょっと話がわかりにくかったりもする。また、見せ場が、なんだろうなあと考えてしまうところもある。
上。始まりは、忠臣蔵の大序を思わせるスタート。染五郎の声はいつもの声に戻っており、先月の四段目の大星の声ではなかった。イヤホンガイドがやたらと三島の自決との関連についての解説が多く、ちょっとうるさい。
中。これが私には人形浄瑠璃を感じさせるものだった。大道具は立派だ。トリスタンとイゾルデを思わせる。サドマゾっぽいシーンもあり、微妙。
下。話が一気に変わるのでちょっと面食らう。
染五郎、うーん、貫禄が今一つ。
七之助、さほど見せ場もなく。
歌六、これは重要な老け役だ。まあまあか。