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Pretenderの備忘録

團菊祭五月大歌舞伎 昼の部

2012-05-27 23:15:53 | 歌舞伎
大阪松竹座 1階7列8番

一、菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)

  寺子屋

             松王丸    松 緑
            武部源蔵    海老蔵
          源蔵女房戸浪    梅 枝
          御台園生の前    吉 弥
          涎くり与太郎    亀 寿
            春藤玄蕃    亀三郎
          松王女房千代    菊之助



二、新古演劇十種の内 身替座禅(みがわりざぜん)

            山蔭右京    菊五郎
            太郎冠者    権十郎
            侍女千枝    巳之助
            同 小枝  尾上右 近
           奥方玉の井    團十郎



  恋飛脚大和往来

三、玩辞楼十二曲の内 封印切(ふういんきり)

  新町井筒屋の場

           亀屋忠兵衛    藤十郎
            傾城梅川    菊之助
         丹波屋八右衛門    三津五郎
          井筒屋おえん    東 蔵
          槌屋治右衛門    左團次

花形の寺子屋。うーん、なんかいまいち。二年前も花形でやったが、やっぱり何か違った。軽すぎるのだろうか。
身替座禅、やはり菊五郎の上品ないやらしさというか、出色。團十郎も真面目に演じることがおかしさを誘う。巳之助、女形、意外といいのではと思った。所作がきちんとしていた。さすが三津五郎の子息。
封印切、80を過ぎてお元気な文化勲章。菊之助を抜擢。これがしっとりといい梅川に。三津五郎も大御所を相手に手慣れたもの。東蔵のおえんは、大成駒だったらこう演じたのかなあと。

團菊祭は、いい狂言を選んでやるので、見応えがある。昨年は、チケットを買っていたが、家庭の事情で行かれなかった。
コメント
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