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Pretenderの備忘録

ぼくに炎の戦車を

2012-11-09 23:50:20 | 芝居・ミュージカル・バレエ
赤坂ACTシアター 1階I列22番

草剛
チャ・スンウォン
広末涼子
高田翔(ジャニーズJr.)
成河
馬渕英俚可
青木崇高
安寿ミラ
キム・ウンス
香川照之

長い。休憩を入れて3時間半、正味3時間以上。
登場人物が多く、それぞれのストーリーが大して絡みもせずに展開する。
ストーリーが拡散し、人物描写が今一つ。
テーマが何なのかも良く分からない。
併合時代に良い日本人もいたということ?
これでもかと、日本の悪事を暴くようなセリフも多い。
韓国でも上演するようだが、まったく同じものなのか。
韓国語が多く、字幕が出る。草は韓国語ができるし、香川も上手くこなしている。

焼き肉ドラゴン作家の新作ということだが、なんとなく初演も再演も見る気がしなかった。
すマップと韓流ということで、大勢の女性ファンが。

男寺党というのを描きたかったと作者は言っているが、そうであるならばもっとフォーカスして描くべきだったと思う。
男寺党と草の関係は暗示的に同性愛があるように思う。

草は、存在感は希薄。韓国語が使えることが起用の理由だろう。
チャ・スンウォンは、最後の綱渡りが印象的だった。
広末は、芝居が上手くなったと思う。香川と二人しっかり芝居を締める。
成河は、らしい役というか。青木はもっと大きな役をやってほしかった。

大劇場での大掛かりな芝居ということで、風呂敷を広げ過ぎた感がある。
こじんまりしたもので良かったのではないか。
コメント
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