新橋演舞場 昼の部 2階1列45番
夜の部 2階右列27番
昼の部
一、 双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)
井筒屋
難波裏
引 窓
南与兵衛後に南方十次兵衛 仁左衛門
藤屋都後に女房お早 時 蔵
山崎屋与五郎 扇 雀
平岡丹平 権十郎
三原伝造 亀三郎
藤屋吾妻 梅 枝
母お幸 竹三郎
放駒長吉 翫 雀
濡髪長五郎 左團次
二、 人情噺文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)
左官長兵衛 菊五郎
女房お兼 時 蔵
手代文七 菊之助
娘お久 右 近
酒屋丁稚三吉 藤間大河
角海老藤助 團 蔵
鳶頭伊兵衛 松 緑
和泉屋清兵衛 東 蔵
角海老女将お駒 魁 春
夜の部
一谷嫩軍記
一、 熊谷陣屋(くまがいじんや)
熊谷直実 仁左衛門
白毫弥陀六 左團次
相模 魁 春
堤軍次 亀 寿
亀井六郎 松 也
片岡八郎 萬太郎
伊勢三郎 右 近
藤の方 秀太郎
源義経 梅 玉
中幕 汐汲(しおくみ)
蜑女苅藻 藤十郎
此兵衛 翫 雀
二、 四千両小判梅葉(しせんりょうこばんのうめのは)
四谷見附より
牢内言渡しまで
野州無宿富蔵 菊五郎
女房おさよ 時 蔵
浅草無宿才次郎 松 緑
寺島無宿長太郎 菊之助
黒川隼人 松 江
頭 亀三郎
三番役 亀 寿
伊丹屋徳太郎 松 也
下谷無宿九郎蔵 萬太郎
田舎役者萬九郎 桂 三
穴の隠居 由次郎
数見役 権十郎
石出帯刀 秀 調
隅の隠居 家 橘
生馬の眼八 團 蔵
うどん屋六兵衛 東 蔵
浜田左内 彦三郎
牢名主 松島奥五郎 左團次
藤岡藤十郎 梅 玉
1等B席の2階1列45番、ここは2等A列よりも見にくいかもしれない。
ちょうど、手すりがかかるのだ。スペース的にはゆとりはあるが。
本日から孝夫さんが復帰。掛け声がバンバンかかる。三連休に病み上がりで出てくれるというサービス。
でも、演技はしっかり。
双蝶々、数年前に大阪でやった時は、井筒屋、難波裏、引き窓に加えて、米屋も上演した。
仁左衛門の十次兵衛はいい味だ。左團次も真面目にやっている。時蔵のお早もしっかり。竹三郎のお幸は持ち役の一つ。
文七元結、菊五郎劇団のレパートリー。やはり安心感がある。
熊谷陣屋、仁左衛門の直実は、他の役者と比べてもかなりいいと思う。最後の哀愁がいい。
魁春の相模は今一つだが、秀太郎の藤の方、左團次の弥陀六、梅玉の義経等、顔見世らしい配役。
汐汲、18分だけ、人間国宝、文化勲章が登場。
四千両子番梅葉、初めてみた。
江戸の情景描写、牢のシーンが貴重と言われる。
確かにそうだが。それだけのような気もする。
やや冗長に感じられる芝居。