昨日の続きです。
死んだハトを抱えて保育園に行ったぶじこを見ての、3人3様の言葉でしたが、これを一人で言うならば、その順番は、わたしとしては
1 かわいそうにねえ。
2 大事そうにかかえて
3 でも、さわってはだめよ。 ばい菌がいっぱいいるから。
であってほしいですね。 開口一番が3の「さわってはダメ」では淋しすぎます。 ところが・・・・・
20数年後
「運動場にハトが死んでます。」と子どもが知らせに来ました。 ちょうど鳥インフルエンザが流行し、学校にも県の教育委員会から、死んだ野鳥は素手でさわらないようにとか、学校の鶏小屋は週に1度は消毒するようにとか、飼育当番の児童は、薬用石けんで手を洗うようにとかのお達しがきていた頃です。 わたしは、即座に
「手でさわったらだめよ。 さわったら石けんで手を洗ってよ。」
と、言ってしまいました。
運動場へ出てみるとそこには無惨に頭をくいちぎられたハトが横たわっていました。 野良犬か猫がどこかから運んできて放置したもののようでした。 よく見ると足にはリングが。 ナンバーが打ってあります。 レース用のハトだったのでしょうか。
子どもたちとハトを葬った後、ハトレース関係の団体に電話して番号を伝えたのですが、飼い主を見つけるのは難しいとのことでした。 ハトは、どんな危険に出会って死んだのだろうか。 過酷なレースの末、帰り着くことなく死んだハトが哀れでなりませんでした。
飛ぶ姿はとても美しい。 ハトレースで飛び立つときもこんな感じなのでしょうか。
オランダ、アムステルダムのハト。 ダム広場で撮しました。 人間の食べたお菓子のかけらなどを拾っていました。 いろいろな羽のハトがいます。 中にはカラスみたいに黒いのも。
冬のドバト。 寒そうに首をすくめています。 今年2月、松山市の公園で撮りました。 わたしは一時(今もですが)ハトさえ見ればカメラを向けていたのです。 でも、さっぱり構想が固まりません。