指の手術で入院していた娘のぶじこが、めでたく退院しました。
超まじめな先生に無理難題を言い、手術の翌朝から歩き回って叱られ、同室のおばちゃんたちと笑い転げて、シャイな学生さんをおちょくり・・・・ぶじこパワー全開。 入院生活を満喫?したらしいです。 病人としてあまり大切にされてないとぶつぶつ言っていましたが、そりゃあんた、その元気さではしかたないわいな
ほとんど毎日病院に行きました。 そして二人で病院内をウォーキングしました。 そこで見つけたのがこの木です。
たくさんの赤い実をつけたヤマモモ。 まだちょっと熟れ若いかな? 桑の実と同じで、黒っぽくなるほど熟れると甘いのです。
わたしの父母の世代は、桑の実やヤマモモはおいしいおやつだったらしく、母は今でもヤマモモが好きです。 5月の花まつりで、3年後には実をつけるという苗を、わたしに言わせれば「大金」を出して買ってきました。 でも、今時の若い人はこの味はなじめないかもしれません。 なんというか、油っぽい匂いというか、独特の香りがします。
いつだったか、夕暮れに道の端で何かが動いているのに気づいてあわててブレーキを踏んだことがありました。 みると、道路に落ちているヤマモモを拾っているおじさん。 あぶなかった~。 街路樹にヤマモモを植えているところがあるんですね。 運動公園にも、汚いほど実が落ちていて、きれいなのを選んで拾って帰ったことがあります。 それは何になったかというと・・・・・・
ヤマモモ染めのスカーフです。
久しぶりにタンスから出してみました。
ありゃ、少し色が変わってる。 もう少し渋い紫色だったと思うのですが。 染める素材によって色合いも変わってくるようです。
子どもたちが小さい頃、我が家にもヤマモモの木があってどっさり実がなったのですが、どういうわけかすっぱくて、とうとう切ってしまいました。 見るだけでもかわいいし、 ヤマモモ酒や、ヤマモモ染めなど他にも利用方法があったのに。 今思えばもったいないことをしました。