桃が色づき始めました。 スモモと同じくこちらも鈴なりで枝が垂れ下がっています。 全部収穫できたら相当な数になるでしょう。 ところが・・・・
毎朝にわとりにえさをやりに行って桃を見るのですが、 この有様です。
毎日毎日、新たな桃が落ちています。
なぜこんなに桃が落ちるのでしょう。
犯人は、虫です。 木になっている桃も虫に食われたのがたくさんあります。 一見きれいな桃も、裏側が虫に食われていたりします。
桃の木を植えてから4,5年たちます。 初めて桃がなったのは3年前。 カナブンに食べられないようにと、袋かけをしました。 ところが、桃はすべて袋の中で腐ってしまいました。
去年、絶対にきれいな桃を採るぞ、小さな実を摘果し、100個ばかり袋をかけて熟れるのを待ちましたが、やっぱりだめ。 完全に熟さないうちに落ちてしまうのです。
今年は、何も手を加えず、実も 成り放題。 その結果1枚目の写真のようになるのですが、次々と落ちてしまいます。
く、くやし~い。 まだよく熟さない固い実でもけっこう甘いので、完全に熟した実はどんなにおいしいだろうと期待しているのですが。
近くに桃を栽培している農家があるのですが、あのようにきれいでおいしい桃にするにはそれなりの手間をかけているのだということがわかります。 なかでも、虫害防止のための消毒は避けられないのかもしれません。 そうそう簡単に無農薬栽培とはいかないようです。
ところで、落ちた桃の恩恵にあずかっているものもいるらしいのです。
桃の木からは10メートルほど離れた柿の木の下に落ちていた桃。 おかしいですねえ。 よく見るとなにやら歯形のようなものがついています。 ここまでくわえて運んできたに違いありません。 そばには黒々とした落とし物。(注:写真には写っていません。)
多分たぬきだろうと思われます。 落ちた桃の中でもなかんづくきれいなのは、夜の間にたぬきのお腹の中なのかも。 ああ、やっぱりくやしい。