あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

大事な桃が・・・・

2008-07-14 23:14:45 | 植物

 桃が色づき始めました。 スモモと同じくこちらも鈴なりで枝が垂れ下がっています。 全部収穫できたら相当な数になるでしょう。 ところが・・・・

 毎朝にわとりにえさをやりに行って桃を見るのですが、 この有様です。

 毎日毎日、新たな桃が落ちています。
 なぜこんなに桃が落ちるのでしょう。
 犯人は、虫です。 木になっている桃も虫に食われたのがたくさんあります。 一見きれいな桃も、裏側が虫に食われていたりします。 

 桃の木を植えてから4,5年たちます。 初めて桃がなったのは3年前。 カナブンに食べられないようにと、袋かけをしました。 ところが、桃はすべて袋の中で腐ってしまいました。

 去年、絶対にきれいな桃を採るぞ、小さな実を摘果し、100個ばかり袋をかけて熟れるのを待ちましたが、やっぱりだめ。 完全に熟さないうちに落ちてしまうのです。 

 今年は、何も手を加えず、実も 成り放題。 その結果1枚目の写真のようになるのですが、次々と落ちてしまいます。 
 く、くやし~い。 まだよく熟さない固い実でもけっこう甘いので、完全に熟した実はどんなにおいしいだろうと期待しているのですが。 

 近くに桃を栽培している農家があるのですが、あのようにきれいでおいしい桃にするにはそれなりの手間をかけているのだということがわかります。 なかでも、虫害防止のための消毒は避けられないのかもしれません。 そうそう簡単に無農薬栽培とはいかないようです。 

 ところで、落ちた桃の恩恵にあずかっているものもいるらしいのです。
 
 桃の木からは10メートルほど離れた柿の木の下に落ちていた桃。 おかしいですねえ。 よく見るとなにやら歯形のようなものがついています。 ここまでくわえて運んできたに違いありません。 そばには黒々とした落とし物。(注:写真には写っていません。)
 

 

 多分たぬきだろうと思われます。 落ちた桃の中でもなかんづくきれいなのは、夜の間にたぬきのお腹の中なのかも。 ああ、やっぱりくやしい。  

 

 

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文化系の男の子

2008-07-14 00:52:20 | 少年少女合唱団

 今日は、恒例、市のコーラスフェスティバルでした。 毎年9月末頃開かれるのに、今年は夏。 どうしてかな? 


 大ホールの舞台でリハーサルです。



 


 あれれ? なんだか少ないねえ。
 聞くところによると今日は子どもたちにとってはあまり都合のいい日ではなかったらしいです。 なにやらスポーツ少年団の試合があったり、学校のほうで合唱の講習会があったり(合唱コンクールが迫っています)、ピアノの発表会があったり・・・・ 
 ほんと、なんで今年は開催日を変えたのかしら。


 ところで、今日の司会者はらくさぶろうさん。
 歌う前に代表者がインタビューを受けます。 らくさぶろうさんのジャケット、鮮やかですねえ。



 らくさん「緊張してますか?」
 うちの子「いいえ、してません。」
 らくさん「どうして?」
 うちの子「もう慣れてるから。」
 客席からどっと笑いが。 そう、合併してから4年間ずっとこのフェスティバルには出ているのです。


 らくさん「先生はこわいですか?」
 別の子「言い方はやさしくて、良いところや上手になったところをほめてくれます。 でも、いけないところはきちんと注意して教えてくれます。」ー模範解答。やらせではありませんよ。
 らくさん「中学生とは思えない答えですねえ。」
 またもや笑いが。


 らくさん「男の子は少ないねえ。」
 そうなんです。 うちの合唱団で男子は3人。 もう一つの児童合唱団も男子は3人だったと思います。どうしても男の子はスポーツに流れてしまいますね。
 この3人の男の子、学校はみんな違います。 「たとえ友だちがいなくても好きなことをやる」、そんな信念を持ったあっぱれな根性の子たちなんです。 今まで在籍した男の子はほとんどが小学校卒業までやり通しました。 


 先日、俳句甲子園の愛媛県予選で優勝したチームが新聞に紹介されていましたが、実にさわやかな笑顔でした。 そして、「ピュアに熱く、すがすがしい文系の姿」という表現に共感しました。 ともすれば体育会系が注目を浴びがちですが、文化系だってひとつのことに情熱を注ぐその精神にかわりはないのです。 そろそろ、男の子=運動という図式を変えてもいいんじゃないでしょうか。


 今日のコーラスフェスティバルでは、うちの子だけでなく「ピュアですがすがしい」男の子をたくさん見ることができました。 
 去年全国大会に出場したK中学校。 男声を真ん中おいてのすばらしい歌声でした。
 そして今年も見せてくれました。 楽しいパフォーマンスと、確かな技術に支えられた表現力。 かつての男の子や、まだ男の子と言っていい年代(高校生)の男声合唱団です。



 それにしても、子どもたち、よくがんばりました。 新しい曲を初めて2ヶ月ちょっと。 小学2年生で早くも3部合唱。 めちゃくちゃハードです。 技術的にはまだまだだけど、客席を歌に引き込んでいく表現力がついてきました。 だからなおさら、もう少し団員が欲しいのよねえ。  


 


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