日曜日の朝。 新聞配達の人の足跡がありません。 配達にきたあと降り積もったようです。
柿畑
この雪で桜三里を越えるのはあきらめました。
さて、夜は、遅ればせながら我が家の新年会でした。 家族全員の揃うときがめったにないのです。
いつもの料理屋に鍋を予約しといたから、とぶじこ。
何の鍋?
さあ?おまかせしといた。
お、おまかせって・・・・
多分あの店なら珍しいもの食べさせてくれると思うよ。
いのししとか、キジとか?・・・・・
魚じゃない? あんこうなんかおいしいよね。
そうだといいんだけど・・・・ 一抹の不安がー
この天候では漁師は海に出てないだろうし、魚が手にはいるのか? もしかして本当にいのししだのキジだのだったりして・・・・
じゃ~ん、運ばれてきました。
やっぱり~
きょうは鴨! それににわとりのぶつ切り。
魚貝類は、うまづらはぎとこち、ホタテ貝、いか。
白菜、ねぎ、水菜、春菊、しいたけ、ブナシメジ、えのきだけ
それに生麩
お造りと酢の物をいただいている間に、大きな鉄鍋が運ばれてきました。 ぐつぐつと食べ頃になったのが入っています。(お造りは予想通りまぐろなど。新鮮な魚は手に入らなかったと思われます)
わたしは鍋奉行になって、せっせと鴨肉やら鶏肉やらを放り込み、煮えるやいなや強制的にみんなの取り椀に入れていきました。
「さっさとみんなに鴨と鶏肉を食べさせて、鍋の中から鳥を消したいと思っとるじゃろ。」
子どもたちにからかわれながら。
そのとおり。 急ぎすぎてまだ十分煮えてないのまで配ってしまった・・・
家族で食事をするとき、お酒の飲めない下の娘が運転手をしてくれます。
女将が、まだ酵母が生きているお酒があるからと、濁り酒を勧めてくれました。
ふたには酵母が呼吸するための穴が開いています。
酒粕で作る甘酒のような香りでした。 もちろん甘くはありませんが、まろやかで飲みやすいお酒。 でもアルコール度数は日本酒と同じくらいあります。 これはぶじおくんとわたしとで飲んでしまいました。
鍋は、鳥が2種類も入っていることを除けば大変おいしく、お酒もおいしく、野菜も全部食べてしまいました。 最後にうどんを入れてーこれがまたおいしいの。
完食です。
まだ終わりじゃなかった。 デザートが出てきました。
いちご大福です。 でもいちごが丸ごと入っているのではなく、 きざんだいちごと、カステラ、生クリーム、カスタードクリームを求肥でつつんだもの。 このお店はいつも手作りの、おしゃれでおいしいデザートを出してくれるんですよ。
おいしゅうございました