あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

ヤドリギよ

2009-01-29 23:00:42 | 植物

 すずめの群れがいたあたりにはえている木



 枝の途中に緑のボールみたいなのがくっついています。


 近くで見るとこんなもの



 これは木に寄生するヤドリギですね。


 よく見ると、なにか黄色いものが。 花かしら。



 拡大してみましょう。



 ちょっと分かりにくいですが、まだ黄色い実でした。
 


 子どもの頃、あちこちを飛び歩いて遊んでいた弟が、ときどきおもしろい話をしてくれるのですが、(わたしは完璧にインドア派) そのなかにミドリを食べたという話がありました。 何でもある神社の木に生えていて、赤い実で、ねばねばしていて、食べると甘いんだそうです。 それがミドリという(マツグミか?)ヤドリギの実でした。 わたしも1回くらい食べさせてもらったかなあ? ほんのり甘かった記憶があります。 多分弟が持って帰ってくれたのでしょう。
 でも、今考えると、ヤドリギはとても高いところにあります。 どうやってそれを採ったのでしょうね。 親の知らないところで相当の冒険をしていたのかも。


 この実を鳥が食べてフンをすると、そのねばねばで木にくっつき、そこに根を生やして木にとりついてしまうのです。 そしてとりついた木の水分などを奪いつつ自分でも光合成しながら成長するらしいのです。


 しかし、ヤドリギよ。 大木の上で、我が世を謳歌しているけれど、それでいいのかい?



 ヤドリギのくっついた所から先の枝は、養分が行き渡らず枯れてくるそうです。 これ以上増えると木の幹を残して全部の枝が枯れてしまうのではないかと心配になります。 強欲に養分を吸い取ったら元も子もないことをわかっているでしょうか。 分かるはずないですね。
 でも、人間ならわかるはず。 社会生活の土台になって働いている人たちーたとえば食料を提供する農家や、漁業関係の人たち、生活に必要な物を生産する人たち、ゴミ処理など人間の暮らしの後始末をしてくれる人たちetc、こうした人々を大切にしなければどうなるか。


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木の葉に見えたのは?

2009-01-29 08:00:01 | 生き物

 二日続いた雪が雨に変わりました。
 松山からの帰り、からすがたくさん集まっているのを発見。 良い写真は撮れないのを承知で車を脇道へと回しました。


 前方にもからす。 木の上の方に黒い点になっているのがおもしろい。 木の葉は上から落ちていって、下の方に残っています。



 え? え? なんだかおかしい?



 それは木の葉ではなく


 すずめの大群でした。 上のからすとの距離感がなんだかおかしいですねえ。



 カメラを向け変えただけで異変を察知して隣の木へ


 


 


 


 柿の実を食べるのでもなく、何をしてるのかな?



 よくよく見れば、木だけでなくいたるところにすずめが群がっているのです。


 草むら、 道路、そしてお墓!



 お墓にカメラを向けるのは不謹慎だとは思ったのですが、群がっているすずめのかわいさには勝てず・・・・・
 どなたのお墓か分からないようにトリミングしてほんの一部をご紹介。 画像はうんと悪いですね。 20基以上あるお墓の、てっぺんやら周辺やらにこんなふうに体をふくらませてとまっている所を想像してください。 


 こんなにたくさんのすずめたち、えさはどうしているのかと気になります。 みんなで探してみんなで分け合うのでしょうか。


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