あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

地面を這うイモムシ

2019-06-10 21:55:50 | 生き物
 今日はイモムシ3題。 済みません、写真は文章と取り混ぜています。

 ウマオが保育園からツマグロヒョウモンの幼虫を持って帰りました。



 マグカップにパンジーを少々挿して。
 数年前パンジーにつく気味の悪いイモムシがツマグロヒョウモンの幼虫であることを先生に教えてあげてから、この保育園では幼虫を退治しなくなりました。そして、ヨウコの幼稚園でもちょうちょの幼虫だと言うことで大切にしているようです。
 ところが、我が家で一時期いっぱい発生していたこの幼虫が、去年も今年も見当たりません。わざわざ花がみすぼらしくなるまで抜かずにおいているのに。
 先日、小学校のわさわさと茂ったパンジーを探しましたら、ツマグロヒョウモンの幼虫がいっぱいいました。やっぱり蝶も見る目がある、ここなら幼虫もおなかいっぱい食べられるでしょう。

 

 これはプランターの外に脱出しようとしているのでしょうか、それとも端っこの葉っぱを食べにいってるだけ?



 幼虫は蛹になるときぶら下がるための場所を探して移動します。たいていの場合はしっかりした茎にぶら下がっているんだけど・・・・・
 ウマオの幼虫が行方不明になりました。どこかの壁にぶら下がってないかなと探しましたが見当たりません。やっと

 

 頭だけしか見えません。蛹になる前の前蛹の状態です。この場所は・・・・? なんと洗濯機の隙間でした。

 蛹になる場所を求めて地面を歩くイモムシは他にもいて



 ホシホウジャクだかクロホウジャクだか言ってましたけど、これは地面に潜って蛹になるようです。だけどとても固い防犯砂利の上を歩いていて、軟らかい土のところまではずいぶん長い旅になりそうでした。なので、これは善意で保護捕獲して虫かごに軟らかい土をたくさん入れてやりました。翌日には姿が見えなくなっていました。

 そのイモムシがたくさんいた木には、


 寄生バチだそうです。幼虫がかじった穴を点検しています(ように見えました)



 ぶじこによれば、幼虫がいっぱいいたのにほとんどが寄生バチにやられてしまったそうです。だとすると地面を這っていたあれは、数少ない生き残りだったのですね。さて、どんな蛾が出てくるのか、わたしの知らない蛾のようなので楽しみです。

 最後に、昨日畑の草取りをしていて、草と一緒に引き抜いてしまったイモムシがいます。 それは多分メンガタスズメガの褐色の幼虫で、蛹になるために土に潜ったばかりのようでした。これは大きさもわたしの手の中指くらいあるし、外観が蛇のようにも見えるし、なかなかインパクトのある姿なのです。暗かったので写真は撮りませんでした。むしろ写真がない方がいいと思うので。
 
 興味のある方はこちらをどうぞ

コメント (2)
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