あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

小さめのバッグ

2020-05-06 00:16:03 | レザークラフト

 外出自粛の今なら時間はたっぷりあるーそうはいきません。

 1週間のうち5日は孫たちの子守兼家庭教師です。午前中はなんとか勉強をさせて、お昼ご飯を一緒に作り、午後は外遊び。どこの家でも同じようだとは思いますが、いかにしてゲーム時間を減らすか、体を張って阻止しているばあちゃんです。とてもとても夜なべの元気はありませんでした。

 けれど、土、日を使ってなんとか二つのバッグを仕上げました。

 長財布とスマホとが入る小さいバッグ。

 紺の革にブロンズ色の革のアクセント。

 シャンパンゴールドにスパンコールのような加工をした鉄さび色の革がアクセントのバッグ

 中はポケットをつけず仕切りだけつけました。(中の写真撮るの忘れてた。)ちょっとした買い物や散歩に持てるバッグです。というのも、われわれ地方人は移動するのはほとんど車。大きなバッグに何もかも入れて持ち歩くことはあまりなく、こんなバッグがあればいいなと常々思っていたものですから。

 手紐を外せばクラッチバッグ

 普通につければショルダーに、

 ボタンで調整すれば短めの1本ハンドル、つなぎベルトをつけると斜めがけに、といろいろ使えます。

 

 簡単な作りのバッグは仕上げるのも早く、次々とできあがるとうれしいものです。

 もう一つ、

 4月下旬に師匠の主催する展示会が開かれる予定でしたが、急きょ延期になりました。それに出品するつもりでかなり前から準備していた物。

 

 以前作ったピンクのバッグと同じ形です。

 リバーシブルで使えます。

 だけど、やはりどちらかをメインに使ったほうが傷みが少ないでしょう。たまに気分を変えるのはいいけど。

 内袋を縫わない分仕立てが簡単です。昔内側に焦げ茶や飴色の豚革を使って仕立てていましたが、裏豚革をプリント革に換えただけでずっとおしゃれな感じに。

 横は細く切った共革で、ステッチ。キーやらアクセサリーやらをつけておくリング付き。

 リバーシブルなので内側にも同じようなリングがあります。内側のリングに車のキーをつけておけば、便利かな?

 以前作ったピンクのトートバッグの反省から、ポケットはつけませんでした。申し訳程度のポケットは案外役に立たないことが分かったから。

 その代わり取り外しのできる、スマホケース

 おそろいのインナーバッグ

大きいバッグにすっぽり入り、まだ余裕があります。これもピンクのバッグを改善して、やや小さめに作りました。

 これにはオープンポケットと長財布の入るファスナーポケットをつけてあります。これだけ単独で使えます。

 魅力的なプリント革や加工した革が出回るようになって、ついつい買っては在庫を増やしています。その分自分でカービングしたり染めたりすることが減ってしまいました。在庫を何とか減らさなくては。

 これらのバッグは今、西条市の商店街にあるリバティという洋服屋さんショーウィンドウに飾ってあります。

 地方都市にありがちな、シャッターの閉まったお店もたくさんある商店街です。ただでさえ人の少ないアーケード街なのに外出自粛の要請が出て、果たして何人の人に見てもらえるやら。だけどこんなときだからこそ、ふと目に留めた人が少しでも楽しい気持ちになってくれればいいかなと思っています。都会のように「密です」っていわれるくらい人通りがあればいいと思ってしまいますが、それはあり得ません。それが地方の現実です。寂しいことですが。

 これを作っているとき、ちょっと欲しいものがあって手芸店に行ったのですが、ふだんは1,2台しか車の停まってない駐車場がいっぱいで、警備員までいるのにはびっくりしました。それでも店の中がぎゅうぎゅうというわけではないのですが。 

 なんだかねえ。

 外出自粛、営業短縮でもたらされる人の集まり・・・・

 もっと人の動きが分散される方法はないのかしら。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする