山菜がおいしい季節です。いろいろ食べてみました。
買ったもの
わらび。残念ながら生えている場所を知りませんので、これだけは毎年買います。
もらった物
ふと思いついて残っていた酒粕につけ込んでみました。

なかなかいい色でしょう? こんな色になるまで2週間かからなかったかな?どうしてこんなに早く漬かるんでしょう。しかも、柔らかい。感触としては、そう、羊羹みたいな感じ。これじゃたけのことは言えません。味はいいんですけどね。
もう一つ、ピクルスにしてみました。これが以外においしくてーしゃきしゃきした歯触りが何とも言えません。

もらった物
ふき

筋を取り始めてから気がついて写真を撮ったので、本当はもっとたくさんありました。
しめじと炊き合わせ


とにかく田舎の人のくれる物は量が多い。煮物にして、きゃらぶきにして、娘のところに配って、まだ残っています。たけのこの成功に味をしめてこれもピクルスにしてみました。蕗独特の香りには他の物が混ざると良くないかなと思いローリエやセロリなどは入れません。
残念、あまり良くない。あの香りと酢の匂いが合わないんじゃないかしら。ちょっと微妙な匂いです。ところが数日おいて酢がまろやかになってきたら、まあまあおいしくなりました。
ですが、やっぱり蕗はきゃらぶきが一番だと思います。
次に届いたのはタラの芽。栽培物です。これもどっさり。だけどタラの芽の天ぷらはみんな大好きなので、全部天ぷらにしてあっという間になくなりました。
こんなにたくさん。買うとけっこうお高いのに。

採ってきたもの
みんな大好き いたどり
これを見つけたのは偶然でした。車で走っていたら、こんなきれいな葉っぱを見つけたので




近くで写真を撮ろうと思って車を降りたら、そこらあたりいっぱいに生えていたのです。
皮を剥くのが面倒なんだけど、テレビを見ながらぼちぼち剝いて、熱湯をかけて1分ほど。すぐに引き上げて、水を換えながら一日くらい置きます。かじってみて酸味が抜けてたら、さっと油入りして醤油、さとう、かつお節で煮るのがわたしのやり方。出汁で炊くと水分が多すぎるのでおかか煮のように、かつお節を放り込んで、水分がなくなるまで炒め煮します。
熱湯をかけただけのを弟宅へ持って行ったら、「いつもばあちゃんがおいしく炊いていたのをもらっていたので・・・」と義妹。山菜には必ず母の思い出が重なります。
自分で料理するのは初挑戦だったみたいです。 だけど、下処理はうまくできているから、おいしく炊けたと思います。熱湯をくぐらす段階で時間を掛けすぎると、とろとろに柔らかくなってしまうのです。
我が家の庭にはびこっているもの
ユキノシタとドクダミ

ユキノシタはいずれ天ぷらにしようと思っていたのだけど、ドクダミが侵略して元気がありません。葉っぱが小さいし、採るのはやめてドクダミを引き抜きました。
このドクダミ、だいぶ前に植えたのですが(そう、植えたんです。カメレオンというカラフルな色のドクダミを)今では普通のドクダミになってどんどん広がっています。
わたしの父方の祖母は、ドクダミを乾燥させてお茶として飲んでいました。十分できるだけの量はあると思いますが、わたしはそこまでする気はありません。ただ、天ぷらにしても乙な味だと、どなたかのブログで読んだので、やってみました。

上の方がドクダミ。やってきた娘がつまみ食いして
「うぇっ、薬草の匂いがする。」
あの独特の匂いは残っていました。子どもの頃はとってもいやだったあの匂いも、年をとるにつれさほどいやではなくなりました。でも、なんべんも食べたい味でもなかったです。
下の大きい葉はイタドリ。いつのころからか庭にイタドリが生えるようになって(どんだけ荒れてるの~)抜いても抜いても生えてきます。去年葉っぱを天ぷらにしたらぱりぱりとおいしくできたので、一緒にやってみました。
アマドコロの芽も食べられるんですって。でもそれを知ったとき、うちのアマドコロはすでに
こんな状態でした。園芸種だけど食べられるかなあ。増えすぎたので食べられるものなら食べてみたいです。また来年。