黒谷にナンジャモンジャの木の花が咲いているというので行ってみました。
黒谷は山の中の小さな集落で、普段はあまり行かない場所ですが、1,2度は行ったことがあるので多分行けるでしょう。と思ったのですが・・・
道案内通りの道を行ったら、えらく狭い道でした。しかも谷だというのにずんずん上って行ってすごいところ来たなあと振り返ってみた当たりが一番高いところだったようです。写真撮っておけば良かった。
そこからしばらく下ると集落が見えました。
ナンジャモンジャの木(ヒトツバタゴ)
細いリボンをいっぱいつけたような感じです。
遠目にはアオダモの花と似ているので実物を見てみたかったのです。だけど、アオダモはアオダモ、これはこれ、実際に見て納得しました。
さて、これからが問題です。帰りはどちらへ行ったらいいんだろう? 前に来たときは今治方面から上ったので、道の印象が違うような気がするのです。
で、できるだけ大きい方の道を選んで行ったら、駐車場があって、ここから展望台とか親水公園とかに行けるようでした。車が2台停まっていました。こんなところに憩いの場所ができてるんだ~ 知りませんでした。(やっぱり歩かなくちゃねえ、こんなにいい季節だもの)と思いましたが、今度また来よう、今日はまず帰り道を探さなきゃ。
わたし、ナビをつけていませんので、ほぼ当てずっぽうに走ります。街中だとスマホでわかるけど、山の中は何もでてこないから。ここはきれいに整備された走りやすい道でしたので、多分合っていると思う・・・
すると、思いがけない景色に出会いました。
あれ? あれはなに? あの黄色い花は?
またまた駐車場があって、車も3,4台停まっています。看板には
「朝倉ダム」
と書いてありました。車が通れる道があって、気になるあの斜面に近づけるようでした。
左手奥に見えるのが管理事務所でしょうか。
道の法面には
マーガレットの群生
わたしの持っている「ターシャ・テューダの庭」という写真集にこんな景色が写っています。なんてすてきなんだろうとあこがれていたのですが、まさかここで出会えるとは。
ただ、日本らしい景色ではないです。こうした植栽についてはわたしは一つの疑問を持っています。
それは、なぜ外来種の植物をわざわざ法面に植えるかと言うこと。
オオキンケイギクは繁殖力が強いので、今栽培禁止となっていますが、もとは法面に植えられたものだそうです。そのけっか、在来種の地味な植物が消えることになります。美しいと言うだけで導入して良いものかどうか。
肝心の黄色い花はー
残念ながら壁の手前で立ち入り禁止になっていました。できるだけ近づいて写真を撮ってみたのですが
よくわかりませんね。今の時期、もしかしてジャケツイバラかなと思ったのですが、それにしては花が密ですし、すっと立ち上がった姿ではなさそう。カメラ望遠で確認したところ、エニシダではないかと思いました。
ジャケツイバラもそろそろ咲き始めたようです。道ばたで一箇所だけ見つけました。
さて、なおも行くとまた集落に出ました。明るく開けた感じだったのは、田んぼがあったせいでしょうか。
黄色い花がいっぱい咲いていました。ブタナ? 葉っぱをよく見ておけば良かった。
そして星のように咲いていたのが
コモチマンネングサ? ちがうかな?
このあと道なりに走っていったら、今治市の上朝小学校にでました。なんと、以前通った道とは全く違った道を走ったのでした。もういっぺん行きたいんだけど、行けるかな?