パイナップルが黄色くなりました。
昨年夏に花を咲かせてから実に8ヶ月。 気長く待ったものです。いやいや、クラウン差しから数えると5年、 おいしい実がなると知っているから待てたんだけど。
秋になるまではなんとか成長を続けているという実感がありましたが、冬になってぱたっと動きを止めたように変化がなくなりました。花が咲いてからの様子はこちら
冬の間ずーっとこんな感じ。実は大きいようです。

初めてクラウン差しをしてからもう10年以上たちますが、1回目の実は小さすぎて食べるところなし。2回目はソフトボールくらいで、おいしかったけどみんな一口くらいしか食べられませんでした。
三度目の正直は、市販されているのと遜色ないおおきさです。栽培方法を変えたわけじゃないのにね。この違いは何なんだろう。
実の重みで茎がゆがんできました。

傾いた実の上側だけが黄色くなってきました。
こりゃ、いかん、半分だけ熟れるのでは。
慌てて支えてやりました。ただ棒をもたせかけただけですが、ハウスの中で倒れることなく立っていましたね。そして全体がオレンジがかった黄色になりました。

横からは新しい株が育ってきています。
こどもの日、ヨウコの家族と一緒に断髪式ならぬ断茎式。パイナップルと一緒に記念撮影して、
「もういい? 切るよ。」
これはもう、市販されているパイナップルに見劣りしない大きさでした。
半分はトラオたちに残しておいて、半分を食後のデザートに頂きました。

実の黄色のきれいなこと。
あれ?切った断面を写真に撮ったつもりなんだけど・・・・
食べるのを急ぎすぎたらしいです。
ふだん青々とした外見の、うす黄色のパイナップルしか食べてないものですから、そのおいしいことと言ったら・・・・缶詰の、砂糖漬けのパイナップルみたいに甘くて、ちょと酸味があって、果汁がヨウコやケイタの腕を伝い落ちるほどジューシーでした。この味を知ったらパイナップルを買って食べる気がしなくなるなあ。
切った上の葉をまた土に埋めておきました。新鮮な葉っぱですからまちがいなく根っこが出てくると思います。また4、5年待たないといけないけどね。