9月は、染めに時間を取られ、フル回転の日々でした。おかげで家の中も外も、どこから手をつけていいやら分からないほどの荒れようです。多分、このままずるずると日々が過ぎていきそうですが、それでも庭の草くらいはざっと抜いておかなければ。
クレマチスの支柱に巻き付いていたヤマイモ。ついに本家のクレマチスは見えなくなり、ヤマイモだけが残りました。ムカゴまでつけて。


ネックレスみたいでかわいいんだけどねえ。
蔓性の植物、ヤマイモでも何でも絡みついていればそんなにばれないだろうと思って放っていましたが、さすがにこれは目立ちます。クレマチスはどうなった?
そして小さな金木犀の木にも

蔓の間から色の薄い花が見えました。日陰過ぎるからかあんまり匂いません。
その当たりの草を引っ張ったら、蔓も一緒に抜いてしまいましたが、なんとヤマイモがついてきました。これ、何年かたったら立派な自然薯になるのかなあ。もう一度埋め直しておきました。

こんなことするからその辺の山みたいな庭になってしまうのです。
すべて集めるとこんなにありました。

ご飯に炊いて二人で食べるにはちょうどいいくらいです。
昔のブログを読み返してみましたら、他の野菜と一緒に煮込みご飯にしていましたが、今回はシンプルにむかごだけ。味付けは少々の酒と塩。

母が好きで、ムカゴを集める協力はしていましたが、食べるようになったのは歳をとってからです。戦時中の食料難を経験していた母は、野生の食べられるものは、何でもおいしいと言って食べていました。今の時代、まずくはないけど、そんなにおいしいとも言えないと思うのですが、母にあやかって年に一回くらいは食べています。アケビの皮だのむかごだのは、もう、「趣味の食べ物」と言うべきものでしょうかね。