松山からの帰り道、桜三里のレストパークによりました。立派な名前が付いていますが、ただの広場です。一応休憩用の東屋が有り、桜三里で唯一の公衆トイレがあります。歩道のような段差がありますが草だらけです。
この歩道がなかなかおもしろく、背の低い雑草が生い茂っていますが、除草剤をかけられてはなくなり、別の植物がまたはびこってまた除草剤をかけられるということの繰り返し。
何年か前は一面にミズヒキソウが生えていました。この春はアカネの蔓が歩道を這っていました。ただ、歩道の向こうの山裾は手つかずですので、何度退治されてもしぶとく復活しています。
ミズヒキソウはどうなったかな?
大丈夫、色鮮やかに咲いていました。
アカネはどうかな? 春先にみたときは歩道いっぱいに蔓を伸ばしていましたが、何にもありません。やっぱり除草剤を撒かれてしまったか、残念、あのとき少し連れて帰ればよかった、とがっかりしました。が、
ありました。
葉っぱが四方向に広がっているのがアカネです。
歩道の向こうの茂みから伸びてきていましたが、蔓が短いです。あんなにたくさんあったのに・・・歩道の上を這うように伸びているこの草はいずれ除草剤をかけられ、元から枯れるのでしょうね。
トコロは健在でした。これは歩道の向こうの溝から立ち上がっていますから、多分除草剤は免れるでしょう。
こんなふうにうつむいてうろうろしているおば(あ)さん、傍目には怪しかったことでしょう。
うろうろしながら、
今年はやたらとゴミが目立つなあと思っていました。
あえて一つしか写しませんがー
下の方の小さい葉っぱは三つ葉です。なぜか三つ葉はたくましくて、いつみても生えています。日の射さない湿気の多い場所なんです。
どうしてゴミが増えたかなあ。一つ心当たりがありました。それは、別の場所
廃業した食堂と
廃業した電車の形の喫茶店
このお店は大阪から来たご夫婦がやっておられました。わたしたち客とも気さくに話をされて楽しかったのですが・・・
高速道路ができてから桜三里は長距離ドライバーが減って、食事をしたりお茶を飲んだりすることもなくなって寂れていきました。
ほかにもラーメン屋とロバのパン屋さんがあって、桜三里ではここが元祖レストパークだったと思います。
ロバのパン屋さんは名前のような特別なものではなく。普通のパン屋さんですが、ソフトクリームがおいしかったので、時々立ち寄っていました。
すべてのお店が閉店し、5,6だいの自動販売機が残りました。短距離のドライバーにとってはそれだけでも便利で、特にトラックがいつもここにとまって休んでいました。けれど困ったことに、自動販売機の周辺はゴミだらけ。お弁当のからなどもて捨ててあったのだと思います。鳥がつついてゴミが散乱し、ジュースを買うにもゴミを踏まないようにつま先立って歩くほどでした。
そのゴミ広場が
生まれ変わろうとしています。ゴミはすべて撤去され、廃屋になった飲食店の周囲は立ち入り禁止になり、多分取り壊すかリフォームするか、今工事車が出入りしています。
このお花畑も、暑い夏の日もこつこつと整備されていました。
わたしは桜三里に自然に生えている花が好きなのですが、人工的な花壇でもこんな場所で休憩できたらうれしいです。完成を心待ちにしています。
ただ・・・・
ここに集中していたゴミが、あちこちに散らばったように思うのです。ちょっとした駐車スペースがあればそこには必ずゴミが見られるようになりました。車内のゴミは家に持ち帰ればいいだけのことなんですけどねえ。
家に持ち帰ったら、面倒な分別をしなければいけないからかなあ。家で捨てるときの分別は苦にならないけれど、いったんごちゃ混ぜにした袋の中身をだしてプラスチックのトレーを洗い、燃えるゴミ、燃えないゴミにわけて・・・さすがにめんどそうですね。だからといってどこにでも捨てて言い訳ではありません。なにかいいシステムができないかしら、桜三里を通る度に考えるのですが。
花の話題に戻ります。
松山へ向かう途中気になっていた花がありましてー
先日、意を決して、車がビュンビュン走り抜ける横で写真を撮ってきました。
花じゃなかったです。鮮やかな赤が木いっぱいに広がっていたものですから、花とばかり思っていましたが、赤い苞に包まれた黒い種が見えました。
これ、とってもかわいいんですけど。
うちの庭に欲しいくらいです。でも名前が分かりません。
その周辺には
イタドリの花
ピンクのイタドリーメイゲツソウというのかな?
サルトリイバラの実
こんな植物がたくさん見られる広場がもっとあったらいいのに。