注 記事を公開してからいろいろ調べて分かったことがありましたので、追記という形で補足しています。
雨が降る前日にお墓掃除に行ってきました。ぎりぎりセーフ、翌日から雨続きです。
行ってびっくり! というよりショック!!
周りを果樹の放棄地や雑草地に囲まれた墓地。 雑木の中から伸びたヨウシュヤマゴボウが,通路にまで広がっていました。
去年までこんなにあったっけ? 夫が草を刈ったときもあったんだろうか? 私にはあまりにも唐突に生えて来たように見えて違和感を覚えました。
ヨウシュヤマゴボウが野原に目立ってくるのは大概秋です。アサガオと一緒に色水遊びの定番でしたから。
帰ってから念のために過去のブログを探してみました。そうしたら・・・・ちゃんと取り上げた記事が無い。主役の添えものとして書き足すくらいでした。時期もやはり9月中旬。今の時期、他の場所ではまだ小さくてやっと花が咲き始めたばかり。
わたしが感じた違和感は、時期があまりにも早すぎたのと、草丈があまりにも高すぎたこと。それが先日の大風で倒れて足の踏み場も無いほどに乱れていたこと。それらが原因のようです。
せっかくだから一度くらい丁寧に記事を書いてみましょうか。
花。 花柄がほんのりピンク
一つ一つはとてもかわいい。 花心はすでに実の形をしていました。
花が散った後の実。つぶれたピーマンみたい。
花柄の先の方までピンクが広がっています。
熟した実。
これが危険、かつ魅力的なー
つぶすとすばらしく鮮やかな赤紫の汁がとれます。水の量を変えれば赤紫のグラデーションがすてきなジュースに(飲めません、多分)しかしこの汁は洋服につくと絶対落ちない、と聞いていました。だから子どもたちにも、白いシャツにつかないように細心の注意を払って遊ぶようにと言い聞かせていましたが(このあたりが危険という意味)
追記~ 調べてみたら本当に危険でした。全体に毒があるそうです。
本当にそうなのか? 落ちない色なら、草木染めの赤紫のスカーフなどがあるはずだけど、ヨウシュヤマゴボウ染めって聞いたことがありません。 ということは、色が長く持たないからではないだろうか? むくむくと疑問が湧いてきました。 同じ赤紫のブドウとか、ブルーベリーとかも、草木染めに使われてもいいはずだけど。
追記~染めようによってはとてもきれいに染まるみたい。だけど、毒を染めるのではねえ。色はやはり落ちにくいそうです。
そのうち、時間を見つけて実験してみましょうね。→毒と知ったからには実験はしないかも。
そして、私がいちばんすてきだと思ったのは
きれいな色。
花の咲く前? 咲いた後? 一瞬迷いましたが。
どうも、実が落ちた後のようですね。 これが地面にいっぱい落ちていたのです。
早い! 早すぎる! 今年は秋が来るのが早いのでしょうか。
あちこちに散らばったのを見ていて気づいたことがあります。これは風で飛ばされたのではなさそう。なぜなら、実が1個も見当たらないのです。これはわざわざ枝からもぎとってほうぼうへ持っていって実を食べたのだろう、と私は推測しました。だれがやった? おそらくはカラスでしょうね。
ちなみに、大木になった茎を切ると
見かけは立派だけど。空洞があいていて柔らかいです。これで直径4センチくらい。何の役に立ちそうもないですね。
ウドの大木と同じようなものでした。