あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

木の香かおる学校

2008-09-11 00:46:06 | お出かけ

 今日は三坂峠を越えて久万高原町へ。 今週はほぼ毎日お出かけです。

 国道33号線沿いにはコスモスが咲き乱れて早くも初秋の風景でした。


 家を出てから2時間足らずで着きました。 たしかここでいいと思うんだけどー


 え~、ほんとにここ?



 車を乗り入れるのをためらって、筋向かいの空き地に駐めました。 通りがかったおじさんとおばさんに、
 「ここはどこの駐車場ですか?」と、聞くと
 「みんなのもんじゃけん誰が駐めてもええんよ。 町のもんじゃけんなあ。」というお返事。その応対がとても素朴で親切だったので遠い昔に帰ったような安心感が広がりました。 


 車を降りると、向こうに懐かしい人の姿が見えました。 一年ぶりの再会です。 
 「さあさあ、みんな校長室で待ちよるけん。」 と、さっさと建物の中に入ろうとするのでまたびっくり。


 中も見せてくれるのかあ~。 わくわく・・・・  


 そう、どこかのペンションのようなすてきな建物は、学校 だったのです。


 外から見た多目的室。 ちょっとした観光名所のような感じですね。 玄関の前には35年前と変わらぬ少年と少女の像が置かれていました。



 実は、今日は年に一度のささゆり会の日なのです。


  
 案内状によると、久万高原町の久万小学校に集合し、 30分ほど学校を見学させていただくようでした。 わたしはてっきり懐かしい校舎を外から見せていただくだけだと・・・・・・
 ところが、古い本館は去年取り壊され、木造の校舎に建て変わっていたのです。 真新しい校舎なので、内部も見せてくださるというわけでした。


 廊下も壁も天井も、木材がふんだんに使われています。 さすが林業の町久万高原町。暖かみのある色調で、心がふんわりしてきます。 



 学校の環境ってとても大事だと思います。 こんな所で毎日を過ごしたら、子どもたちの心もふんわりと柔らかくなってくるのではないかしら。 ある学校の、塗料がはげかけたコンクリート壁の校舎で子どもたちがなんとなくとげとげしかったことを思い出しました。


 階段も木でできています。 裸足で歩いてみたい、そんな心地よさがあります。



 右下にあるのは階段昇降機です。 新しい校舎にはこれを取り付けることがきめられているそうです。 いつ足の不自由な子どもが入学してもこれで安心です。 


 車いすでも入れるトイレ。 車いすも用意されています。


 


 ささゆり会は昭和48年に久万小学校に在籍した教職員で構成されています。 その教職員OBが訪問するというので現在の校長先生がいろいろと準備をして待っていてくださいました。


 これは、あのころからずっとつづいている学級文集。 子どもたちの自筆の作文や感想文が綴じられています。 昭和48年度の分だけわかりやすいように並べてくださっていました。(下の段も古い文集です)



 このほか旧校舎の写真とか、教職員の写真とか、わたしたちが懐かしいと思うものを探し出して用意してくださっていたのです。 


 帰りには、校舎落成記念に作った、校歌入りの下敷きや栗までお土産にいただいて、予定時間をオーバーして、名残を惜しみつつお別れしたのでした。


 わたしたちへの細やかな心遣いは、きっと子どもたちへも向けられているのでしょう。 校内でお会いした先生方の表情は明るく、授業中の子どもたちの学習態度も落ち着いていて、とても良い学校だと感心しました。


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松竹大歌舞伎

2008-09-10 00:42:57 | くらし

今日は芸術鑑賞の日です。


まず、三越デパートで開かれている春の院展を見に行きました。



 日本画の繊細な光と陰の描き方が好きです。 図録を買ってきました。 あとでもう一度ゆっくり鑑賞します。


 夜はこちら。



 松本幸四郎さんの弁慶がとても楽しみ。


 ロビーの歌舞伎グッズ売り場は人でいっぱいでした。



 弁慶Tシャツだの、隈取り手ぬぐいだの、参考書だの・・・・・。 なぜか北海道産昆布も。


 緞帳がするすると上がったらもう一つ幕が。 テレビなどで見なれている縦縞の引き幕、 その幕を黒子が引っ張ると、一気に歌舞伎の世界が広がります。



 と思ったらいきなり携帯電話の音楽。 娘の隣の席から聞こえます。 娘は「わたしじゃない」とおおあわて。 ところが肝心の携帯の主はイヤホンで解説を聞いているため全く気がつかない様子。 出だしの数分セリフを聞き逃してしまいました。 プンプン。


 演目の「芦屋道満大内鏡 葛の葉」 は、葛の葉に化けた白狐が正体が知られそうになって、わが子を置いて去ろうとするお話。 きつねの葛の葉と、人間の葛の葉姫を早変わりで演じるところとか、障子へ歌を書き残すとき、左手や口で書くとか、きつねに返ったときのしぐさとかの技巧もおもしろかったのですが、やはり子を置いて後ろ髪を引かれるように去っていく場面は心打たれました。 
 


 しかし


 きつねの葛の葉が眠っているわが子へ切々と思いを語っているとき、今度は小学生くらいの子どもの声が客席にひびきわたりました。 それもずっと何かおしゃべりしているらしいのですね。 これにはまいりました。 小さい頃から良いものを見せておこうという親心なのかもしれませんが、 良い芸術よりも先にマナーを教えておくべきでしたね。 少なくともおしゃべりはそばにいる親に聞こえるだけの声でさせてほしかった。 その子に歌舞伎は早すぎたのではありませんか?  


 休憩を挟んで今度は松本幸四郎が弁慶を演じる「勧進帳」です。


 今度は引き幕ではなく緞帳が上がりました。 と、そこは大きな松の絵を背にしておひな様のように長唄の歌い方と三味線などの地方が2段に並び、まるで一幅の絵のような世界でした。
 弁慶と富樫との緊迫したやりとりの後、お芝居はいよいよ佳境に入ります。 架空の勧進帳を読み上げるあたりから、もう弁慶にくぎづけです。 たった一人でこれだけたくさんの人を引きつけるなんてすごい。 
 


 なぜか子どもの声は聞こえません。 休憩の間にしっかりと言い聞かせたのか、雰囲気に引き込まれて見入っていたのか、いずれにせよよかったです。 ただ、後ろのおじさんがお酒臭いんですね。 時折ぷう~んと匂ってくるアルコールの匂い、けっこう気が散ります。 


 そしてお芝居の方は、音楽と踊りとで盛り上がり、最後は弁慶の飛び六法で締めくくられました。 初めて生で飛び六法を見た!  
 幸四郎の弁慶は、様式化されたしぐさや表情の中にも微妙な心の動きが見て取れる、本当にすばらしい弁慶でした。 


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真夜中に不思議な音が

2008-09-08 23:15:39 | くらし

 草木も眠る丑三つ時、家族のものはとっくに寝てしまい、わたし一人がぽつぽつとパソコンをいじっていました。 
 と?
 どこかでへんな物音がする 
 


 お? 消えた? 空耳だったかなあ。


 ああっ、またあ。 

 隣の部屋には仏壇があります。 どうもそのあたりで、かさっというか、パチンというか、小さな音が時折聞こえるのです。 

 ねずみかな? ねずみだったらもっとかさかさと動き回る音だし・・・・


 うう~  聞こえなかったことにしよう。


 わたしは早々にパソコンを切り上げて自分の部屋へ引き上げました。 そして音のことを忘れて眠ることにしました。


 一夜明けて~

 夕べの物音のことはすっかり忘れてしまったわたし。 廊下に見なれないものが落ちているのに気がつきました。 何かの種のような、種にしては大きいような。 見ると畳の上にも。 大きさは5ミリから8ミリくらい。 つやつやと光っています。



 掃いて捨てたのですが、その翌日も夜中に物音が。そして廊下に小さな丸いものが。
 
 仏壇を見て、やっと気がつきました。 仏壇の上にも丸いものが落ちていたからです。
 


 全部集めるとこのくらい。 飛び散った距離は最大で4メートルくらい。


 


 発射したのは



 仏壇にそなえてあったしきび(しきみ)の枝からでした。


 
 実はこの夏畑の隅にしきびの木があるのを見つけたのですね。 今まで気づかなかったのもうかつだけど、敷地の延長にしきびを植えるか? 
 わたしの育った中予でも、今住んでいる東予でも、仏様の花といえばしきびです。 正式には「しきみ」でしょうか。 その他の花は一切供えません。 もっとも近頃は、ぼつぼつ菊の花が活けてあったりするのを見かけるようになりましたが。
 仏花ですから屋敷内には植えないのが普通なのですが、まあここは屋敷ではなく畑ということで植えたのでしょう。 買ってくる手間が省けてよかったようでもあり、せっかくだからと、実のついたしきびの枝を切って仏壇に活けておいたのです。


 はじめはこんな実だけだったんですよ。



 完全に種が飛び出した実は何かに似ていますね。



 そう、香辛料の八角に似ています。 でもしきびのみは八角とは似て非なるもので、毒があります。 それでもしきびを八角と間違えるならともかく、しいの実と間違えて集団で食べ、食中毒を起こした事件がありました。 これを何でしいの実と? 事件を知って不思議でたまりませんでした。


 近年になって知ったのですが、仏様にしきびだけを供えるほうが実は珍しいのだと。 地方によってはしきびではなく色花だったり、槙の木だったり、ぶじおくんの実家ではなんだか聞いたことのない植物をお墓に立てていましたし。
 わたしたちはしきびを仏様の花として小さい頃から見なれています。 実に毒があることも親から教えられています。 でも、しきびを供える習慣のない地方で育った若い人には違いがよくわからなかったのでしょうね。


 仏花というイメージが強いせいか、植物好きのわたしもしきびだけはあまり好きではありません。 でも、思いもかけずしきびの美しさを発見して撮った写真があります。


 今年の4月、花の盛りのしきびです。 花は緑がかった白とばかり思いこんでいたのに、うっすらとピンクがかったの珍しく、きれいで、思わずシャッターをきりました。



 ほら、月下美人のミニ版のような花です。 しきびを見直しました。



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看板娘

2008-09-08 01:06:19 | ペット

 花屋の看板娘「花子」です。 



 花子はジムソウチョウの子どもです。 小さい頃はジムソウチョウによく似た子だったのですが、大人になるにつれ、黒い毛が灰色になってしまいました。
 だれよりも速くボールをとって放しません。 小さい頃から身体能力は高かった・・・・・



 子犬たちが次々ともらわれていって最後に残ったこの子を、ばあちゃんが、「番犬に」と言ってもらってくれました。 しばらくはばあちゃんの寝室の外で暮らしていたのですが・・・・・・・・・


 おとーちゃんが溺愛して、いつも店に連れてくるもんだから



 とうとうお店の中で暮らすようになってしまいました。 


 花子はおとーちゃんのひざが大好き。 眠れないときにはしばらくだっこしてもらいます。


 大事にされて大きくなったせいか花子は人間が好き。 アイコンタクトがちゃんととれて、話しかけるとじっと見つめて聞いてくれます。 でもおくびょうたれで、こんなものが怖かったりするのです。


 白い荷造りひも。 それがひとりでにするすると動いていくのがこわくてこわくてー  お店のおねえさん、ちょっといじわるしてわざと花子のそばでひもをゆらゆらさせています。


 


 おくびょうたれはジムソウチョウに似ています。 このあいだジムソウチョウはへびの抜け殻を見つけて、くわえようとしては飛び退き、くわえようとしては飛び退き、おっかなびっくりで20回くらいこれを繰り返しました。 そのかっこうのおかしかったこと。 カメラを持っていなかったのが残念。 
 ジムソウチョウは知らない人が来ると激しく吠えますが、花子は吠えもせず、これでは夜中にドロボウが入っても、こそこそと隠れてしまうかも。 


 いつもはしっかりと目を見てお相手をしてくれるのですが、今日はカメラのフラッシュに驚いたのか、こちらを見てくれなくなりました。


 「はなちゃん、いいお顔して。 い・い・お・か・お。」



 おかーちゃんの呼びかけに答えて、にこっ。 視線の先にはおかーちゃんがいます。


 はなちゃん、看板娘は、お客さんに、いいお顔を見せるものよ。


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ビジネスマッチングフェア「メイド・イン愛媛」へ行きました

2008-09-07 00:40:09 | お出かけ

 朝早く、母から電話がかかってきました。 アイテム愛媛でイベントがあるから行こう(連れて行って)という誘い(お願い)の電話。 聞くところによると、食べ物やさんなどがたくさん出ていて、うちのお店も出店しているとのこと。
 わたしは今日はお稽古の日なんだけどなあ。
 「明日じゃいかんの?」 
 「今日までなんよ。」
 え? イベントなのに日曜日はなし? 

 結局用事をぱたぱたと片付け、なんのイベントかもわからないまま母を連れて行ってきました。

 会場入り口にあった看板。 小さく農商工連携ビジネス商談会と書いています。



 ええ~ これってわれわれ一般人でも入れるの~?

 「テレビでは今日は一般が入れる言うとった。」と、母は動じません。 
 
 入り口でパンフレットの入った特製袋を渡されー


 


どうやら入っても良いようでした。 商談会はきのうがメインで今日は一般公開なんだそうです。 なるほど、仕事がメインだから金・土の開催なのでした。


 中にはステージが設けられ、 企業のプレゼンテーションも行われていました。



 


 まずは弟の経営する花屋のブースへ。



 失礼! 写っているのはお客様。 本当は応対しているきれいなお姉さんを撮ろうとしたんだけどなぜ?


 商談のための見本のアレンジが並んでいます。 花の販売もしていて、わたしは教室へのお土産にデンファレ10本束を買いました。 500円→350円。 全品3割引でかなりお得。 


 次に、混んでないうちに食事をすることにしました。 食堂スペースがあって、クックチャムとかMARUBUNとか東予でも馴染みの深いお店がありました。 わたしたちはいつも行列のできるMARUBUNのスパゲティを。 生ソーセージとほうれん草のトマトソース。 おいしかったです。( 宇和島の鯛飯も心惹かれたけどーこれは鯛の刺身をご飯の上に乗せて食べる物。瀬戸内海側の炊き込みご飯とは全く違います)


 さて、会場内をぐるっと回ってみましょう。 興味を引くのは、そして人だかりがしているのはやはり食べ物を扱う企業です。水産加工のお店、柑橘類を加工した商品のお店、酒造店・・・・ 愛媛県産の食材がいっぱい。 そしてだいたい市価より2割くらい安いと思いました。 試食もたくさんさせてくれて、おなかいっぱいになりました。


 県庁や、学校のブースもあって愛媛大学では片手で操作できる車いすの試乗をしていました。

 そして、わたしの目が釘付けになったのはこの商品。



 この輝き、きれいでしょう。 輝いているところが花のように見えるのです。 これだけの光沢がでるのは相当の高品質だと思います。 花之華真珠株式会社の真珠です。 お願いして写真を撮らせてもらいました。 今年の品評会では最高位の農林水産大臣賞を受賞したとか。 右から30万、40万、50万の品。 これもお買い得とは思いますがー


「その50万円のをひとつ下さい。 キャッシュでね。」


なあんて、いちどでいいから言ってみたい。


 機械を扱う企業は、きょうはひまそうです。 その中で足が止まってしまったブースがひとつ。 


 ひげにさわると眠っていたアザラシが寝ぼけまなこで頭を起こし


 


 さらにしっぽや背中、足などをなでてやると
 つぶらな瞳で見つめてくれます。


 


 西条市にある田中技研のブースにいたメンタルコミットロボットのパロちゃん。 名前を呼んでも反応するし、声も出します。 福祉や医療機関向けのもあるそうです。 お値段は


「たった35万円、いただこうかしら。」


って、これもまた言ってみたいー 


 あれもこれも欲しいものはたくさんあったんですよ。 愛媛県産柑橘100%のジュースいろいろ、 果物で作った寒天ゼリー、 小エビや貝柱をプレスしたおつまみ、 岩垣に養殖あわび、砥部焼の食器・・・・・で、わたしが買ったものは、

 久万高原町の野菜を、もらった袋にいっぱい。 
 志賀商店のピーナッツの甘納豆(柔らかいピーナッツを甘く味付けしてあります。 めちゃくちゃあまいのではなくさっぱりとした味) 
 そして、一柳こんにゃく店のこんにゃくケーキ。 こんにゃく30%入り。 これも甘さ控えめで、蒸しケーキのようなさっぱり味でした。



 参加企業は100以上、 主催したのは愛媛県と愛媛銀行さん。 最近新しい企画を次々とだしてきて活気があるように思っています。 
 地方が疲弊していると言われ、わたしもそんな気がしていますが、今回のイベントでたくさん商談がまとまるといいですね。 こんな所からでも活路を見いだして元気を取り戻して欲しいものです。 応援の気持ちを込めて、今日はあえて企業名をださせていただきました。


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ゴーヤがとれてとれてー

2008-09-06 00:14:56 | くらし

 先週の金曜日



 日曜日



 今週火曜日



 ニワトリ小屋の緑のカーテンから、ゴーヤが次々と採れます。 食べても食べてもまた次から次へと。 もちろん知り合いにも、実家にもおすそわけしました。
 


 にわとりもゴーヤが好き。 網に面した実はこのようにきれいにつつかれています。 今も狙ってますよ。 



  「ありがとう、ゴーヤとちりめんとを炒めるのが好きなのよ。」
  「うちはねえ、うすーく切って酢の物にするの。」
  「たまごとじにしてね、ごはんにのせてどんぶりにして食べたらおいしかったよ。」
  みなさんそれぞれお気に入りの調理法があるみたいで、お裾分けするたびにレパートリーが広がりました。


  ゴーヤチャンプルーはもちろんのこと、
  ゴーヤとベーコンの炒め物 (少量のしょうゆで味付け)
  ゴーヤと夏野菜のサラダ (かけるのはタマネギドレッシング)
  ゴーヤの天ぷら、
  ゴーヤの味噌和  (炒めてしんなりしたら、味噌やみりんで味付け)
  ゴーヤのひしお漬け (縦に切って種を出し、さらにスティック状にきってひしおにつけ一昼夜置く)
  ゴーヤのたまごとじ

  ゴーヤとちりめんじゃこの炒め物もあっさりしておいしかったし、 酢の物は、サラダとはまた違ったあじわい。


  ほぼ毎日のように食べているのですが、食べきれません。 なぜか野菜嫌いの夫がゴーヤだけはお気に入りで喜んで食べてくれるのが幸いです。


 ある日、あまったゴーヤを放置していましたら・・・・・・ 



 次の日、ばくはつ してました 


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早明浦ダムの水は

2008-09-04 23:26:05 | お出かけ

 バーベキューでおなかいっぱいになり満足したわたしたちは、さらに山を下ります。 

 下りたところは・・・・・・



 西日本最大の水量を保つ早明浦ダム湖の上流です。 四国四県に生活用水、工業用水、農業用水を提供し、水力発電にも使われる大切なダムですが、 ここの水がピンチなんだそうです。 原因はもちろんこの夏の小雨です。 ここ数年、ダムの水が減ることが多く、毎年のようにニュースに登場しています。 そしてニュースで伝えられるとき必ず写るのがこの写真の場所。
 


 このダム湖に沈んだ旧役場の建物が、水が減るたびに姿を見せるのです。


 少し下ったところは濁った水がたまっていますが、あらわになった斜面には水没して立ち枯れた木がひげのように立っているのが見えます。



 この役場跡の建物は、かつてはそこに緑豊かな土地があって人々が普通に暮らしていたことを思い出させます。 わたしたちが水の恩恵を受けているその陰には、ダムで沈んだ土地に暮らしていた人々の大きな犠牲があったのだと思わずにはいられません。 住み慣れた場所を離れて移っていった人々は、ふるさとへは決して帰れないのです。 
 人間だけではありません。 そこに生えていた木々も、住んでいた動物たちも、徐々に増水する場所から逃れることができず死んでいった命はどれだけあるのか。 土の中に住むもぐらやみみず、セミの幼虫、ダンゴムシ・・・・・・目に見えないような微生物まで含めたらそれこそおびただしい犠牲の上に今のわたしたちの生活があります。
 自然をも制圧する人間の知恵と力とはすばらしいものだと思います。 
 でも、今からは、これ以上自然をねじ伏せるような無理をしなくてもいいのではないか、これで十分ありがたいこと、そんな気持ちになりました。


 車でやってきて役場跡をじっと見つめているお年寄り3人がいました。 この人たちはもしかしたら、ダムができるまでここに住んでいた人たちかもしれません。 


 


 力強く巨大なダムの姿。
 売店まであるところをみると、ここには観光客が多いのではないかと思われます。 停まっている車の中には県外ナンバーの車も見られました。


 


 というわけで、早明浦ダム湖の周囲をぐるっとドライブして帰路につきました。


 道中の山の中、田んぼのあぜ、道ばた、いたるところで見られたゆりの花。 タカサゴユリか、シンテッポウユリかでしょう。 高知県側には特に多いように思いました。 なんと帰化植物だそうですよ。 


 


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大川黒牛とはちきん地鶏のバーベキュー

2008-09-03 23:10:25 | お出かけ

 富郷ダムで12時のサイレンを聞きました。 そろそろおなかがすいてきたなあ。 でも、食事ができそうなところが見あたりません。


 新居浜市(旧別子村)から道をそれて高知県へ向かいます。 古い地図では途中で道がなくなってるんだけど大丈夫? 道はつづら折れの急勾配、行けども行けども山また山。 下の道があんなに遠くに見えます。 建物のように見えるのはなんとか洞門というトンネルです。



 山道で珍しいピンクのイタドリを見つけました。 向こう側は普通のイタドリの花です。



 今日、染色教室でSさんとその話をしていたら、 Sさんも2,3日前にこの道を通って県境まで行ったんだそうです。 まあ、すごい偶然だこと。 高知県へ出るまで1台しか車を見なかったほどさびしい道なのに、知り合いの人も走っていたとは。
 そしてこのピンクのイタドリはメイゲツソウと言うのだと教えてくれました。


 高知県の大川村に入り、かなり下ったところで「自然王国白滝の里」と言う看板を見つけました。 どうやらレストランや宿泊施設があるらしいです。 そこでバーベキューもできるらしいのです。 あまり遠くなさそうなので行ってみることにしました。

 途中に、滝がありました。 これが白滝なのかな?



 さて、着いてみると、そこは第3セクターの経営する、宿泊施設やキャンプ場などをそなえた野外活動施設のようでした。 が、


 ここも人っ子一人いません。 

 
夏休みは昨日で終わったんですからね。 で、レストランというのはお土産物屋を兼ねた素朴な食堂で、中年の女性が一人で切り盛りしていました。 客がいないから一人で十分でしょう。 
客のいない食堂というのは入りづらいものです。 でも12時のサイレンを聞いてから1時間以上たっています。 「何か食べたい」 という気持ちの方が勝ちました。


 メニューは? はちきん地鶏うどんとか、 はちきん地鶏どんぶりとか・・・・・・
 はちきん地鶏というのは、何とかと何とか(シャモって言ってたかな、鶏にはあまり関心がないもんで)を掛け合わせたにわとりで、この近くの鶏舎で育てているらしいです。 「はちきん」というのは土佐の元気な女性のことだったかな。 さしずめ元気なめんどり?


 わたしたちは、同じく大川村で飼育されているという黒牛のバーベキューを頼むことにしました。
 その前に二人の財布の中身をかきあつめて、足りるかどうか確認。 二人ともかる~い財布をもってでかけてきたのです。 どこか銀行に寄るつもりだったのに、どこにもなくて。(あたりまえ!) 
 どうにか足りそうなので、黒牛にはちきん地鶏を一人前プラスしてもらいました。 
 
 わたしは地鶏はいりません。



 バーベキューというよりは炭火焼きといったほうがよいような・・・・・ 牛肉の脂がしたたり落ちると炭火がパァーッと燃え上がって、香ばしいにおいが立ち上ります。


 ちょっと固いけどおいしい牛肉でした。 はちきん地鶏もおいしかったそうです。 
 このあとわたしたちのような熟年夫婦が2組やってきました。 よかった、よかった。 人がたくさん集まるべき場所に誰もいないというのはかなしいですから。 


 だらだらと書いていたらまだ目的地につきません。 明日もこの続きです。


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金砂湖から富郷ダムへ

2008-09-03 00:27:50 | お出かけ

 翆波高原を後にしたわたしたちは、金砂湖のほとりまで下りてきました。 少ないけれど水はきれいで、周囲は公園のように整地されています。 きっと夏はアウトドアを楽しむ人たちでにぎわうのだと思います。 でも今日は夏休み明けの月曜日、おまけに小雨模様、人っ子一人姿が見えません。 看板にはプレジャーボートの利用できる範囲などが書いてあるのですが、この水の量ではねえ。 船は陸上に打ち上げられていました。



 金砂湖から旧別子村へと向かいます。 方角的には来た方向へ引き返す格好になります。
 
 富郷ダムが見えてきました。 平成13年に完成した新しいダムです。 なかなか美しいダムです。



 富郷にはまだ20代の頃僻地教育の研究会で来たことがあります。 まだ道路も十分整備されてなく本当に僻地という感じでしたが、道路事情はずいぶんよくなりました。
 富郷(とみさと)といい、金砂(きんしゃ)といい、このあたりの地名はなにやら豊かさを感じます。 近くにある別子銅山の恵を受けていたのでしょうか。 これはわたしの想像ですが、銅山川を運ばれてきた黄銅鉱のかけらで、湖の砂が金色に輝いていたのかもしれません。


 このダムはエレベーターでダムの下に下りられるそうなのです。 せっかくだから下りてみることにしました。


 なが~いダムの上を通って一番端っこのエレベーター乗り口にいきます。 これはエレベーター乗り口から今来た方向を振り返ったところ。



 地下2階まで下りるとそこはまた、細長い通路がつづきます。  冷房をしているわけではないのに、空気がひんやりとして、暑さを忘れます。 真ん中にかけられた温度計は14度を示していました。



 通路から一歩出るとー


 おお~



 たか~い



 ここではダムを下から眺めることができるのです。 黒部のような巨大ダムではありませんが、それでも大きいです。 膨大な水を湛える力と、その水圧に耐える力と、様々な用途に使われるように取水、放流するしくみ。 ダムは人間の英知の結晶のように思えました。


 ところで、資料館のようなところでこんなものをもらっちゃいました。
 


 「ダムカード」です。


 表



 裏



 う~ん なんのことか分かりかねますねえ。


 この間テレビで、世の中にはダムマニアなる人々がいることを知りました。 その人たちは全国のダムを見て歩き、ダムカードを集めるんだそうです。 おどろき! ダムカードの存在自体わたしは知りませんでした。
 でも、この巨大な建造物を見ていると、ダムに惹かれる心が分かるような気もします。 ーつづくー


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翆波高原は秋の気配

2008-09-01 23:56:30 | お出かけ

 今年こそはきれいなコスモスを見ようと、翆波高原にやってきました。 去年10月に行ってコスモスがなかったのです。


 駐車場はサルビアとマリーゴールドとで盛大に飾られておりました。 着いたとき、どこかの老人介護施設のお年寄りたちが上の休憩所で休んでいました。 これは、期待できるかも・・・・・



 しかし、やっぱり遅かったかなあ。 満開を過ぎてまばらなコスモス畑が広がっていました。



 


 そして足元にはおびただしい数のトンボ。 ちょっとわかりづらいですが、 空中を泳ぐメダカのように見えるのが全部トンボです。



 展望台の方に上がると草むらにオミナエシが咲いていました。 



 そして萩、ヨウシュヤマゴボウ、イタドリの花



 翆波高原は早くも秋の気配でした。 


 展望台から見た金砂湖は



今年の小雨を証明しています。 参考までに去年同じ場所を写した写真を載せますね。



 去年は左の小さな池の方も満々と水をたたえていましたが、今年は底の土が見えていました。 


 さて、コスモスにちょっぴり失望したわたしたちは山を下り、金砂湖の方に向かって車を走らせました。 今日は今まで通ったことのない道を大回りして帰る予定です。 ーつづくー
 


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