元気に老いよう・・・・ホトトギス
昨日の月曜日は、市営のGymが休館日である。よって、外のwalkingをやっていた。しかし、暑かったなぁ。暑かった。だから、熱中症対策を十分やってから外に出かけた。水分もとった。準備万端というやつである。健康を維持するというのも生涯学習のキーワードであると思うからである。
NHKスペシャルで医師の大川弥生先生が言うところの「生活不活発病」を紹介していた。先週放送されたから見た方も多かっただろうと思う。東日本大震災のみならず、被災者が暮らしている住宅では(あるいは避難所)、動かない、動けなくなる方々が多い。そういう現実をふまえて作られたなかなかの秀作である。これを実は二回見た。昨日も見た。私がなった病気の原因でもあるからである。私の病気をインターネットで検索すると、「生活不活発病」がヒットする。それどころか、大川弥生先生もヒットしてきたから関心があった。のみならず、大川弥生先生の著書も購入した。そして熱心に読ませていただいた。
NHKオンデマンドのHPから以下に引用してみよう。
http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/46/2586678/index.html
NHKスペシャル 東日本大震災「元気に老いる~生活不活発病・被災地の挑戦~」
6月13日(土)午後9時00分~午後9時50分
6月19日(金)午前1時30分~午前2時20分(再放送)
東日本大震災から4年あまり。被災地では今も介護を必要とする高齢者が全国を上回るペースで増えている。その大きな要因として浮かび上がってきたのが「生活不活発病」。体を動かさないことで全身の機能が衰え、寝たきりにもつながる怖い病だ。宮城県南三陸町では震災直後から継続調査を行い、生活不活発病対策を実施し、効果を上げつつある。被災地の取り組みを通して、超高齢社会・日本の介護問題を解決するためのヒントを探る。
さらに、同じくNHKの朝イチのHPにも大川先生が作成されたチェックリストがある。それも紹介する。http://www1.nhk.or.jp/asaichi/2015/01/21/01.html
<生活不活発病 チェックリスト>
※災害前と現在で比べる
【生活上の不自由さ】
(1)屋外を歩くこと
・遠くても1人で歩いている
・近くなら1人で歩いている
・誰かと一緒なら歩いている
・ほとんど外は歩いていない
・外は歩けない
(2)自宅内を歩くこと
・何もつかまらず歩いてる
・壁や家具を伝って歩いてる
・誰かと一緒なら歩いている
・はうなどして動いている
・自力では動き回れない
(3)身の回りの行為(入浴、洗面、トイレ、食事など)
・外出や旅行のときも不自由はない
・自宅内では不自由はない
・不自由があるが何とかしている
・時々人の手を借りている
・ほとんど助けてもらっている
(4)災害前より歩くことが難しくなりましたか?
変わらない
難しくなった
(5)ほかにも難しくなったことはありますか?
ない
ある
・段差の上り下り
・床からの立ち上がり
・その他
【生活の活発さ】
(6)外出の回数
・ほぼ毎日
・週3日以上
・週1日以上
・月1日以上
・ほとんど外出していない
(7)日中どのぐらい体を動かすか
・外でもよく動いている
・家の中ではよく動いている
・座っていることが多い
・時々横になっている
・ほとんど横になっている
大川弥生さん作成
実は、それを91歳になる義母と一緒にリビングで見ていたのである。NHKの番組に出てくるお年寄りは、たいてい80代であった。義母よりも若いのである。それが「年取って・・・」「あの世からのお迎えが近い・・・」とか言っている。爺婆になったからなにもしないという論法である。無理をしない、したくないというのはわかるような気がする。しかし、それじゃぁいけないというのが大川弥生先生の言われることなのである(ちなみに私の義母もおなじことを言っていた・・・・・)。70,80洟垂れ小僧だというわけだ。こっちは私が言ってみたことだが(^_^)。
だから私は目が覚めたのである。確かに、定年で退職した。それはそれで受け入れざるを得ない。そして大病した。ICUにも入った。こんなふうにして人間は死んで行くのだと、しみじみ思った。なにしろ自覚症状がまったくないのに、ICUに車いすごと入れられてしまったのである。マイッタ。ホントにどこも痛くないのに、強制的にである。血栓がつまっているというのである。納得できなかった。ドクターが六人来て説得してくれた。今思えば、それがありがたかった。そうでないと、もうあの世に行ってしまっただろうから。
こんな自覚症状のともなわない病気もあるんだということを初めて知った。
確かに、私も動かなかった。民間のGymには行っていたが、あれじゃぁたいして運動になっていなかったというのと、アルコールをかなり呑んでいたのである。晩酌も、寝酒もやっていた。論文を書いてから、寝る前にちょいと一杯やるっていうのは、すごいご褒美だったのである。オノレ自身に対して。バカだったなぁ~と反省している。そんなもんで、我が生涯学習の後半期をボツにしてしまったのだから。
そもそも、これから何かになってやろうというくだらない野望もない。大恋愛もない。そんなの所詮無理じゃ。わははははっはっは。
オノレのやってきたことを死ぬまでにまとめてみたいというだけである。
しかし、体調が良くなってきた。
だから、まだまだ生涯学習でなにかをやらかす可能性は残っている。まだまだ強制的に学習をやってみたいのである。それに、この3年間書いてきたゴミ論文の完成度を高めてみたいというのもある。他の大学で学ぶことも可能性としてはある。データは持っているからである。史学科での学びを可能性として考えている。
後期高齢者になる前に実現してみたいものである。
でないと、時間がない。
その前に死んじゃう可能性の方が大きいからだ。
さ、今日は老人大学に行く。
雑談の帝王と~ま君である。楽しみである。クラスメイトと一緒に、午後の3時までである。お友達つくりに行っているだけであるから。
わはははっはははっはは。
わはっはははっはははは。
と笑って過ごすのである。
こんな楽しみをとっておいてくれた、神さんでも、天でもなんでもいいから感謝である。感謝。
それでは行ってきまぁ~す。
(^_^)ノ””””