エモーショナルから離脱するためには、スカスカだと知ることですねぇ。まったく、スカスカなボキがそう言うのだから、間違いありませんです。
「ボキはたいしたもんではない」という自己認識が大切である。実際、ボキは凡人だ。そこらへんにいくらでもいる孫のいるジーサンである。しかも、いろんな欲望から去りがたい、まるで悟っていない人間である。枯れていないし、銭も欲しいし、食欲もかなりある。我慢しているだけである(^_^)。
ただし、こんなボキでも恋愛とかは無縁である。否、ずっと昔からそうだった。つまり、モテナイのである。ま、そんなことはあまり関係ないか。
そんなことではなくて、感情的になるのはなぜだ?ということを今日は考えてみたい。感情的というのはエモーショナルというらしいが。あらゆる人間関係が破綻する原因にこれがある。つまらないことでエモーショナルになると、周囲が憎たらしくなるからである。周囲ばかりか、自分自身にも腹が立ってくるから始末に負えない。
「北大の英語」という過去問集をボキが中古本で買ってきて、ショックを受けたというのは、昨日の記事でアップした。柔道でも小学生の時から面倒を見てきた高校2年生と塾で一緒にやっていたのである。ところがかなりのダメージを受けてしまった。ショックもショック。かなり難しいのである。こりゃ駄目だと思った。もうこれで終わりだと思った。解けないのである。さすが旧制帝国大学である。辞職するしかない。そう思った。しかしである。もうちょっと理性的に考えてみれば、こんなボキでもお役に立てているのかもしれないとも思った。自分で買ってきた過去問集にショックを受けるのだから、笑い話である。
つまり、「自分はたいしたものである」という虚像を作っているから英語がわからない自分が許せなくなるのだ。そんなたいしたもんではないではないか、ボキは。劣等生だし、しかも、博士になりたくて定年後に某大学大学院に入学してしまったアホである。さらに、3年で中退した重ね重ねのアホである。
そのことを忘れてはならない。
うぬぼれているとどっかで人生を誤る。自分で自分の肩に力を入れて、勘違いして、虚像を作り出しているだけだ。要するに幻であったのだ。その虚像は、まさに虚像であって、幻なのである。人間は、ボキは、たいしたものではないと思い知ることが、エモーショナルを消すコツである。
要するに、ボキの頭の中と一緒でスカスカな生き物が人間なのだと知ることである。人間の体は、原子と分子でできているそうだが、その間には空間があるそうだ。そして、人間の体は空間が占めているのだそうな。そうだとしたら、人間なんて空間であって、なにもないスカスカなのである。
たいしたもんではないと思うことである。「なぜ、お前は俺の言うことをきかないんだ」とか「目の前でなにかを言った、馬鹿にした」とか「それが気に入らない」とか、そんなもん考えるだけ無駄である。
だって、スカスカなんだから。ボキたちは。
わははっはっはははっはっははっはははっははっははは。
(´∀`*)ノ