毎日タノシミ、タノシミ。働くって実に良いモンである。マジである。今日を精一杯生きているからである。今日は、今日。昨日でもないし、明日でもないからだ。
今日という日は、過去から見れば過去の最終日。未来を見れば、未来へのスタートの日である。
なにげない事だが、然りである。つまり、今日は常時たった一日なのである。後にも先にもない。今日は今日。過ぎ去ったら今日という日は、なくなってしまう。
だから大事なんですなぁ。
ボキごとき人間は、小人物でたいしたもんではない。小物だ。そして遊民である。高等遊民というのが、漱石あたりが使ったような気がするが、ボキの場合は低脳遊民である。
定年後、日々をまるっきり遊びをせんとやいかんせんと過ごしている。なんの成果もなかったし、これからもない。でも、今この一瞬を生きているという点では、かけがいのない存在でもある。
こういう心境になるのに、ずいぶん時間がかかったものである。若い頃は、ボキもかなり激しかった。苦学していたからいじけていたし、なにしろ貧しかった。比較ばかりしていたからチキショーとなっていたのである。つまり、育ちが悪かったのである。
だからずいぶん抵抗力がついた。貧乏にも、いじめにもである。今は、どんなに貧しくても平気である。昔から、いじめられても耐性があった。怒りがないのである。怒るどころか、いっさい気にならないのだから、こりゃぁ最強である。気に入らない奴は相手にしないのだ。だから、敵なしである。敵が目の前にいないのだ。あたり前である。相手にしないのだから。
ジジイになって、毎日を楽しく過ごしている。やることもたくさんあって、五つのバイトでかなり充実している。
それにボキは性格が軽い。軽いために、年代の離れた友人もたくさんいる。
さらにある。髪の毛もないから実に明るい。ハゲて良かったと思っている。自虐で言っているのではない。ハゲは、ボキの顔とマッチしているようだ。ニコニコ笑ってばかりいるから、人格円満に見られてしまう。
それに威張らない。絶対に威張らない。ボキの昔の仕事を知っている方は、それを不思議がる。なぜ威張らないのだ?って。そんなのあたりめぇである。実力がないのだから。本当にそう思う。
塾だって、数学が最大の弱点である。大学入試の数学なんか教えられない。ノートをとりながら、数Ⅰ数ⅡBあたりを自学自習しているが、当分無理である。塾もだんだんクビになりそうだ。実力がないから(^_^)。
足も軽い。ドンドン歩いている。おかげで糖尿病の治療をしなくて良しと、アジア最大の病院で言われた。運動療法と、食事療法で克服してしまったのである。毎日毎日歩いているしねぇ。だから、その話を聞いたボキの古文書講座の友人は、ボキをまねして歩き始めた。膝を壊さないようにと忠告だけはしておいたが。
今日は千葉市から夕方6時頃に帰ってきた。楽しかった。るんるんと帰ってきた。若い方々と接していると、こっちまで若返る。髪の毛は無理だが。
わははっははははっはははっははははっははははっははは。
さ、今日はくたびれたから、晩酌をやる。
タノシミ、タノシミ。
19:02である。
また明日!