とうとう緊急事態宣言が来そうだ。遅いとか早いとかいろんな自称インテリ達のコメントがあって、アホのボキなんかはなにを信じたら良いのかさっぱりわからない。期間は一ヶ月くらいらしいが、これも今日の情報からつかむしかない。
どちらにしても、現役で働いておられる方々は不安であろう。さらに、毎日確実に仕事をしなくちゃアカン方々も多い。ボキのやっていた新聞配達だって、毎日やるっきゃないではないか。新聞配達して大学・専門学校・高校に通っている青少年もたくさんいるからだ。それに生活費が補償されないのだったら、稼ぐしかないではないか。そこんところを自称インテリや自称エリートはわかっているのかねぇ?
ボキがバイトをさせていただいている学習塾もやっちゃいけないらしい。小規模を除いては。(*_*) マイッタ。タノシミでやっていたのに。
古典にも書かれていたような気もする。天変地異である。方丈記もそうだけど、そんな中で一冊の好著がある。『病が語る日本史』 (講談社学術文庫)は日本における病の社会史を振り返ったもの。 三重県立大学医学部出身の著者が書いたものである。大学の一年生あたりが読みそうな本である。
著者の酒井シヅさんは1935年生まれ。三重県立大学医学部卒業。東京大学大学院修了。医史学専攻。順天堂大学医学部教授を経て、本書刊行時は順天堂大学客員教授。著書に『松本順自伝・長与専斎自伝』『日本の医療史』『日本疾病史』、訳書に『解体新書』(学術文庫)、『科学と罠』などがある。日本の医学史研究の第一人者。(ブックウオッチ参照)
縄文人と寄生虫、糖尿病に苦しんだ藤原道長、がんと闘った武田信玄や徳川家康等々が紹介されている。
なかでも、鑑真が医者でもあったという指摘には、目を覚まされた。確かに、そうだろう。だからこそ、鑑真は盲目になっても日本に来てくださった。一説には白内障だったとも言われるが、生半可の理由ではわざわざ中国から渡ってくださるわけもない。そこには宗教的理由もあるのだろうが、そういう行動でもって外国に行けるかというと、できないと答えるしか無い。
こんな時期である。こんな時期だからこそ、ボキはこういう書籍で考えてみたいことがたくさんあるのだ。
確かにボキは正真正銘アホである。アホだかこそ、少しでも学びたいものである。アホにしかできないのだから。学ぶってぇことは。賢くないのであるから、勉強するしかないのだよん。
それにしても、著者の酒井シズ先生は、グーグル先生によるとお顔が亡母にそっくりだった。似ていた。なんだか、天国にいっちまった亡母の導きなのかも知れないと思った。感謝である。こういう文庫本に出会ったことがである。
わはははっはははっははっはははっはははっはははっははは。
BYE-BYE!