2008年のカレー食べ納め(後編~フェアトレード品購入を実践)
こんばんは。
フェアトレードというものがどんなものかは、ある程度理解できました。
となれば次は消費者としては、もちろん行動あるのみですよ!( ゜∀゜)ノ ワチョーイ
ちょうどコーヒー豆がなくなりそうだったので、フェアトレードのコーヒー豆を求めて、近所のスーパーへ出かけました。
フェアトレードでググったら、バナナなどの他の生産品も取り扱われているようでした。
せっかくだから、バナナも見てみようかな…ないですねm(_ _;)m
普通のバナナと有機栽培のバナナしかありませんでした。
ちなみに両方とも150円位でしたが、有機栽培は2本、普通のは4~5本で売っていました。
せっかくだから有機栽培のを買ってみました。
次に目に付いたのがジャガイモです。
同じ北海道産のジャガイモが、やはりほぼ同額で有機栽培の方が通常のジャガイモの半分位しか袋に入っていませんでした。
そして有機栽培の方がひと回り小さかったです。
せっかくだから有k(略)
有機栽培は野菜がちゃんと育たない、とか高いから、というように消費者に良い印象を持たれずに、敬遠されてもおかしくありませんね。
もちろん今までの私もそうでした。
ただ、今は見方が少々変わって「選択肢が増えるのは嬉しいこと」と思うようになりました。
さて、本来の目的のコーヒー豆を探しに売り場に行ってみました。
…ありません(´・ω・`)ショボーン
30くらいの各社の銘柄が豆、挽き、インスタントと並んでいましたが、1つもありませんでした。
仕方がないので、バナナとジャガイモだけを買って別のスーパーに移動してみました。
業界最大手の某スーパーに行ってみました。
ここでなければネット通販で売っていたので、そこで買うか…と思って探してみたところ2名柄だけありました!( ゜∀゜)ノィィョ
小川珈琲店のフェアトレードコーヒー豆です。
先日観た「おいしいコーヒーの真実」の舞台にもなっていた、エチオピア産のとニカラグア産の有機栽培豆を使ったモカブレンド(200g698円)です。
他の豆は550円くらいだったので、それほど高くないですね。
しかもモカは大好きなので、ちょうど良かったです。
フェアトレードのコーヒー豆を買ったのが初めてなら、売り場のコーヒー豆を挽く機械を使ったのも初めてです。
早速帰宅して、まずはバナナを美味しくいただきました。
いつもなら1本を何も考えずに食べていましたが、もったいないのでヨメさまと半分に分けました。
ちゃんと味わっていただいたのは初めてかもしれませんね。
そういえばうちの実家は生協の共同購入に加入していました。
バナナはインドネシアのネグロス島のネグロスバナナという種類を契約して、農家の生活を支える活動をしているというのを聞いた覚えがあります。
実家に電話して確認しましたが、フェアトレードではないそうですが、組合員の希望者がネグロス島の農家まで行って生産のお手伝いを通じて、生産に関ったりするそうです。
そして無農薬で燻蒸殺菌・殺虫などもしない青くて固いバナナを、契約農家から購入しているそうです。
それが私の実家などの各家庭に届いて、リンゴと一緒に追熟させていただいていました。
小さな頃は知りませんでしたが、すごく贅沢させてもらってたんだなぁと思いました。
そんな事を思いながら、お湯を沸かして挽きたてのモカをじっくり淹れました。
うーん、美味しかったです!
今度から私は、フェアトレードのコーヒー豆を買うようにします。
そうしないと、生産者の農家の方達の生活が改善されずに全滅して、いつかコーヒーが飲めなくなる日が来てしまうかもしれませんしね。
それにコーヒー1杯あたりで計算してみたら、10~15円くらいしか違いませんでしたし、たいした負担にはなりません。
バナナなどは割高感が多少否めない点はありましたし、ガンガン買っていたら結構な出費ですが、コーヒー豆なら1度買ったらしばらくもちますし、負担額もそれ程高額ではありません。
各自がサポートの気持ちを忘れずに、できる時にできる範囲で購入すればいいのもフェアトレードの利点だと思います。
そういえば実家では昔から、ハンドル式の手で回すコーヒーミルを使っていますが、私も欲しくなりました。
こうやって1杯の質の高いコーヒーを美味しくいただくのは、とても気持ちが良いものです。
日々の忙しい時間の中でも、こういう時間は大事だと思いました。
フェアトレードについて考えてきましたが、その中でふと思い出したのが約3年前に大流行したホワイトバンドです。
「ほっとけない世界のまずしさ」「300円の白いバンド」は記憶に新しいかと思います。
当時からバンドを買った代金が寄付金になるのかと、勘違いした人の怒りの声などがネットでも多数噴出していました。
私はその金額のほとんどは「途上国と先進国の経済格差や世界のさまざまな問題について伝えていく運動の広告・宣伝費」だと思っています。
しかも日本では一時の流行ですっかり忘れられて、そして2008年10月31には「特定非営利活動法人ほっとけない世界のまずしさ」はひっそりと解散していました。
私はフェアトレードはホワイトバンドとは根本的に違うと思います。
一時の流行であってはならないと思いますし、中長期的に個人レベルからでも継続して関っていけるものだと思います。
フェアトレードの中には民芸品や工芸品も扱われていますが、私個人としてはとりあえず食物を通じてこの運動に関っていきたいと思います。
ちなみに意識していませんでしたが、フェアトレードについてググっていたら偶然こちらがヒットしました。
確かスリランカフェスティバルで以前購入したカレーの壷です。
思いがけず誰かの役に立てていたのは嬉しかったです。
フェアトレードについて3日連続でお伝えしてきましたが、普段こんなに深く色々考えないものですから知恵熱が出ました(ノ∀`)タハー
色々と考える機会を与えてくださいました、Bijaの清川さまには深く御礼申し上げます。
…って、3日間書いていてほとんどパクチーハウス東京代表の佐谷さまに触れていない事に今更ながら気が付きましたm(_ _;)m
ホント申し訳ありません。
近々にお店に伺わせてもらいまして、後日改めて紹介させてもらいますので…m(_ _;)m
それでは、失礼します。
【関連記事】
2008年のカレー食べ納め(中編~フェアトレードとは)(2009.01.06)
2008年のカレー食べ納め(前編)(2009.01.05)
フェアトレードというものがどんなものかは、ある程度理解できました。
となれば次は消費者としては、もちろん行動あるのみですよ!( ゜∀゜)ノ ワチョーイ
ちょうどコーヒー豆がなくなりそうだったので、フェアトレードのコーヒー豆を求めて、近所のスーパーへ出かけました。
フェアトレードでググったら、バナナなどの他の生産品も取り扱われているようでした。
せっかくだから、バナナも見てみようかな…ないですねm(_ _;)m
普通のバナナと有機栽培のバナナしかありませんでした。
ちなみに両方とも150円位でしたが、有機栽培は2本、普通のは4~5本で売っていました。
せっかくだから有機栽培のを買ってみました。
次に目に付いたのがジャガイモです。
同じ北海道産のジャガイモが、やはりほぼ同額で有機栽培の方が通常のジャガイモの半分位しか袋に入っていませんでした。
そして有機栽培の方がひと回り小さかったです。
せっかくだから有k(略)
有機栽培は野菜がちゃんと育たない、とか高いから、というように消費者に良い印象を持たれずに、敬遠されてもおかしくありませんね。
もちろん今までの私もそうでした。
ただ、今は見方が少々変わって「選択肢が増えるのは嬉しいこと」と思うようになりました。
さて、本来の目的のコーヒー豆を探しに売り場に行ってみました。
…ありません(´・ω・`)ショボーン
30くらいの各社の銘柄が豆、挽き、インスタントと並んでいましたが、1つもありませんでした。
仕方がないので、バナナとジャガイモだけを買って別のスーパーに移動してみました。
業界最大手の某スーパーに行ってみました。
ここでなければネット通販で売っていたので、そこで買うか…と思って探してみたところ2名柄だけありました!( ゜∀゜)ノィィョ
小川珈琲店のフェアトレードコーヒー豆です。
先日観た「おいしいコーヒーの真実」の舞台にもなっていた、エチオピア産のとニカラグア産の有機栽培豆を使ったモカブレンド(200g698円)です。
他の豆は550円くらいだったので、それほど高くないですね。
しかもモカは大好きなので、ちょうど良かったです。
フェアトレードのコーヒー豆を買ったのが初めてなら、売り場のコーヒー豆を挽く機械を使ったのも初めてです。
早速帰宅して、まずはバナナを美味しくいただきました。
いつもなら1本を何も考えずに食べていましたが、もったいないのでヨメさまと半分に分けました。
ちゃんと味わっていただいたのは初めてかもしれませんね。
そういえばうちの実家は生協の共同購入に加入していました。
バナナはインドネシアのネグロス島のネグロスバナナという種類を契約して、農家の生活を支える活動をしているというのを聞いた覚えがあります。
実家に電話して確認しましたが、フェアトレードではないそうですが、組合員の希望者がネグロス島の農家まで行って生産のお手伝いを通じて、生産に関ったりするそうです。
そして無農薬で燻蒸殺菌・殺虫などもしない青くて固いバナナを、契約農家から購入しているそうです。
それが私の実家などの各家庭に届いて、リンゴと一緒に追熟させていただいていました。
小さな頃は知りませんでしたが、すごく贅沢させてもらってたんだなぁと思いました。
そんな事を思いながら、お湯を沸かして挽きたてのモカをじっくり淹れました。
うーん、美味しかったです!
今度から私は、フェアトレードのコーヒー豆を買うようにします。
そうしないと、生産者の農家の方達の生活が改善されずに全滅して、いつかコーヒーが飲めなくなる日が来てしまうかもしれませんしね。
それにコーヒー1杯あたりで計算してみたら、10~15円くらいしか違いませんでしたし、たいした負担にはなりません。
バナナなどは割高感が多少否めない点はありましたし、ガンガン買っていたら結構な出費ですが、コーヒー豆なら1度買ったらしばらくもちますし、負担額もそれ程高額ではありません。
各自がサポートの気持ちを忘れずに、できる時にできる範囲で購入すればいいのもフェアトレードの利点だと思います。
そういえば実家では昔から、ハンドル式の手で回すコーヒーミルを使っていますが、私も欲しくなりました。
こうやって1杯の質の高いコーヒーを美味しくいただくのは、とても気持ちが良いものです。
日々の忙しい時間の中でも、こういう時間は大事だと思いました。
フェアトレードについて考えてきましたが、その中でふと思い出したのが約3年前に大流行したホワイトバンドです。
「ほっとけない世界のまずしさ」「300円の白いバンド」は記憶に新しいかと思います。
当時からバンドを買った代金が寄付金になるのかと、勘違いした人の怒りの声などがネットでも多数噴出していました。
私はその金額のほとんどは「途上国と先進国の経済格差や世界のさまざまな問題について伝えていく運動の広告・宣伝費」だと思っています。
しかも日本では一時の流行ですっかり忘れられて、そして2008年10月31には「特定非営利活動法人ほっとけない世界のまずしさ」はひっそりと解散していました。
私はフェアトレードはホワイトバンドとは根本的に違うと思います。
一時の流行であってはならないと思いますし、中長期的に個人レベルからでも継続して関っていけるものだと思います。
フェアトレードの中には民芸品や工芸品も扱われていますが、私個人としてはとりあえず食物を通じてこの運動に関っていきたいと思います。
ちなみに意識していませんでしたが、フェアトレードについてググっていたら偶然こちらがヒットしました。
確かスリランカフェスティバルで以前購入したカレーの壷です。
思いがけず誰かの役に立てていたのは嬉しかったです。
フェアトレードについて3日連続でお伝えしてきましたが、普段こんなに深く色々考えないものですから知恵熱が出ました(ノ∀`)タハー
色々と考える機会を与えてくださいました、Bijaの清川さまには深く御礼申し上げます。
…って、3日間書いていてほとんどパクチーハウス東京代表の佐谷さまに触れていない事に今更ながら気が付きましたm(_ _;)m
ホント申し訳ありません。
近々にお店に伺わせてもらいまして、後日改めて紹介させてもらいますので…m(_ _;)m
それでは、失礼します。
【関連記事】
2008年のカレー食べ納め(中編~フェアトレードとは)(2009.01.06)
2008年のカレー食べ納め(前編)(2009.01.05)
コメント ( 2 ) | Trackback ( )
2008年のカレー食べ納め(中編~フェアトレードとは)
こんばんは。
昨年末のカレー食べ納めの話の続きです。
その前にひと事言わせてください。
カレーは地球を救う!( ゜∀゜)ノィィョ
…これ、私が言ったのではありませんf(^^;)
浜松のBijaの代表、清川さまのお話の冒頭に飛び出したフレーズです。
順を追って説明します。
Bijaの清川さまと河田さまは以前海外旅行先で偶然知り合ったそうです。
旅を通じて、お互いに世界の様々な矛盾や環境問題、貧困や飢餓などの問題を感じたお2人は、何か自分たちでも途上国に対してできる事はないかと思って、約1年半前にBijaというお店を浜松に開店されました。
カレーを作るにあたって、清川さまは生産者の顔が見えるカレーを提供しようと思ったそうです。
それも遠方の生産者ではなく、できるだけ地元の生産者の農家から有機栽培の野菜を売ってもらおうと思ったそうです。
北海道や九州産でないのは、輸送費も燃料も必要になりエコではないから。
こんな当たり前の忘れがちな事でも、ちゃんと取り組んでいるのには目から鱗でした。
浜松のお店で使っているお皿は、障害を持った方が陶芸で作ったものを購入して、働く場所をつくる活動を支援されているそうです。
そしてスパイスについては、後で詳しく説明しますがフェアトレードで購入したものを使用しています。
エコロジーブームの昨今、オーガニックやエコやロハスといえば格好良い事をしていると見られがちですが、形だけのエコではなく長期的展望で本気で真面目に取り組んでいらっしゃるBijaの姿勢には心を打たれました。
それに食品の偽装や、安価でも人体への影響が心配な食物など、安易な方向へ向かおうとすればいくらでも向かう事が出来る中、このような真摯な取り組みは素晴らしいと思います。
ぜひBijaの詳しい取り組みにつきましては、サイトを見ていただきたいと思います。
さて、前置きが長くなりましたが今回記事を分けましたのはフェアトレードについて1本書いてみたいと思ったからです。
昨日の記事は美味しいカレーのイベントでした、という事で分けておきたいと思いまして。
そのイベントの帰りに清川さまよりいただきましたのが、缶の浜松珈琲です。
これも南米エクアドルからのフェアトレードのコーヒー豆を使っています。
その缶の裏にはこのように記載してありました。
途上国の農業生産者の自立した生活基盤を守るために、生産者に不利にならない適正な価格で、継続的な取り引きをする仕組みをフェアトレード(公正な貿易)といいます。
ちょうど数ヶ月前にテレビで、南米のコーヒー農家がものすごい貧困で食事もろくにできず、飢えをコーヒーを飲んで凌いでいる映像を観ました。
その原因は農家が栽培したコーヒー豆が、ものすごく安値で買い叩かれているからです。
それも生活が成り立たないほどの安値、です。
そしてそのコーヒー豆が世界中で飲まれている、というものでした。
ここ最近特に感じていますが、何か1つのきっかけがあると、不思議な事に人と人のご縁で話はどんどんと繋がっていくものです。
カフェマスターのOchiさんのブログにコメントをしたら、ひょんな事から上記の問題にドンピシャの情報を教えていただきました。
それが映画「おいしいコーヒーの真実」でした。
「トールサイズのコーヒー1杯330円の内、コーヒー農家が手にする金額はわずか3~9円」という導入部から始まるこのサイトを見て、かなりの衝撃を受けました。
昨年5月から日本でも上映されていたそうです。
そしてサイトを見ていると、ちょうど昨年の12月5日にDVDが発売しているではないですか!
タイミングというものもあったのでしょう。
Bijaとパクチーハウスの共同イベントから数日間の間で話は転がっていき、年末年始でDVDをレンタルして観ました。
…なかなか多くは語れませんね。そのくらい衝撃でした。
コーヒー好きでも、そうでなくてもぜひ1度は観ていただきたい映画でした。
特に印象に残っているのは
「コーヒー農家じゃ食っていけないから親父には悪いけど継がない」という青年の発言と、
コーヒー畑の木を切り倒し、ドラッグを植える別の農家の「ドラッグの方が高く売れる。やりたくないが生きる為だ」という発言です。
この映画でも中心になって語られるのがフェアトレードです。
農家に適正な価格で対価が支払われるよう、海外のコーヒー業者を奔走する人物が描かれています。
そして海外ではフェアトレードとは割と一般的に認知されている、との事でした。
かなりショッキングな映画だったのですが、ひと筋の希望がこのフェアトレードです。
世界中の貿易の金額の内、南アフリカのシェアはたった1%です。
これが1%増えるだけで700億円もの増収で、先進国からの援助の5倍にもなるという数字が出ていました。
アフリカへの寄付だなんだと騒ぐのなら、先進国のピンハネを1%緩和して、途上国の自立を促した方がよほど効果があるようです。
もっとも、そんなに簡単な事ではないとは思いますが。
自分に何が出来るかとか、今すぐ途上国に行くとか、そんな大仰な事は考えてはいません。
日本中ですら問題だらけですし、世界中のあまたの諸問題のたった1つでしかないとも思います。
ただ、知る事はとても大事だと感じました。
そして知ってしまった以上は、自分の出来る範囲だけでも行動に移したくなりました。
さて、ここで冒頭の清川さまの発言に戻ります。
カレーはお米や野菜、お肉も使い、スパイスも使います。
1皿のカレーに思いを馳せた事などなかなかありませんでしたが、この1皿を通じて生産者の顔が見えたり、途上国の生産者の方々が自分たちの生産しているものに誇りを持って、充実した生活を送れる為のほんの小さな手助けが出来る。
その小さなきっかけのお手伝いができるのかな、と思いました。
この1皿に沢山の方が関って、沢山のものと人、人と人のご縁があるのだと思うと、とても充実した気持ちになりました。
このような活動理念を持ち、経営を続けられる清川さまには本当に頭がさがります。
Bijaとはサンスクリット語で「種」の意味だとか。
きっと清川さまの蒔いた種は、今すぐでなくても数年後、数十年後に大きく育っていく事でしょう。
ここまで来たら、私も言いたくなりましたよ。
カレーは地球を救う!( ゜∀゜)ノィィョ
長くなってしまいましたが、この問題はまだ続きます。
それでは、失礼します。
【関連記事】
2008年のカレー食べ納め(後編~フェアトレード品購入を実践)(2009.01.07)
2008年のカレー食べ納め(前編)(2009.01.05)
昨年末のカレー食べ納めの話の続きです。
その前にひと事言わせてください。
カレーは地球を救う!( ゜∀゜)ノィィョ
…これ、私が言ったのではありませんf(^^;)
浜松のBijaの代表、清川さまのお話の冒頭に飛び出したフレーズです。
順を追って説明します。
Bijaの清川さまと河田さまは以前海外旅行先で偶然知り合ったそうです。
旅を通じて、お互いに世界の様々な矛盾や環境問題、貧困や飢餓などの問題を感じたお2人は、何か自分たちでも途上国に対してできる事はないかと思って、約1年半前にBijaというお店を浜松に開店されました。
カレーを作るにあたって、清川さまは生産者の顔が見えるカレーを提供しようと思ったそうです。
それも遠方の生産者ではなく、できるだけ地元の生産者の農家から有機栽培の野菜を売ってもらおうと思ったそうです。
北海道や九州産でないのは、輸送費も燃料も必要になりエコではないから。
こんな当たり前の忘れがちな事でも、ちゃんと取り組んでいるのには目から鱗でした。
浜松のお店で使っているお皿は、障害を持った方が陶芸で作ったものを購入して、働く場所をつくる活動を支援されているそうです。
そしてスパイスについては、後で詳しく説明しますがフェアトレードで購入したものを使用しています。
エコロジーブームの昨今、オーガニックやエコやロハスといえば格好良い事をしていると見られがちですが、形だけのエコではなく長期的展望で本気で真面目に取り組んでいらっしゃるBijaの姿勢には心を打たれました。
それに食品の偽装や、安価でも人体への影響が心配な食物など、安易な方向へ向かおうとすればいくらでも向かう事が出来る中、このような真摯な取り組みは素晴らしいと思います。
ぜひBijaの詳しい取り組みにつきましては、サイトを見ていただきたいと思います。
さて、前置きが長くなりましたが今回記事を分けましたのはフェアトレードについて1本書いてみたいと思ったからです。
昨日の記事は美味しいカレーのイベントでした、という事で分けておきたいと思いまして。
そのイベントの帰りに清川さまよりいただきましたのが、缶の浜松珈琲です。
これも南米エクアドルからのフェアトレードのコーヒー豆を使っています。
その缶の裏にはこのように記載してありました。
途上国の農業生産者の自立した生活基盤を守るために、生産者に不利にならない適正な価格で、継続的な取り引きをする仕組みをフェアトレード(公正な貿易)といいます。
ちょうど数ヶ月前にテレビで、南米のコーヒー農家がものすごい貧困で食事もろくにできず、飢えをコーヒーを飲んで凌いでいる映像を観ました。
その原因は農家が栽培したコーヒー豆が、ものすごく安値で買い叩かれているからです。
それも生活が成り立たないほどの安値、です。
そしてそのコーヒー豆が世界中で飲まれている、というものでした。
ここ最近特に感じていますが、何か1つのきっかけがあると、不思議な事に人と人のご縁で話はどんどんと繋がっていくものです。
カフェマスターのOchiさんのブログにコメントをしたら、ひょんな事から上記の問題にドンピシャの情報を教えていただきました。
それが映画「おいしいコーヒーの真実」でした。
「トールサイズのコーヒー1杯330円の内、コーヒー農家が手にする金額はわずか3~9円」という導入部から始まるこのサイトを見て、かなりの衝撃を受けました。
昨年5月から日本でも上映されていたそうです。
そしてサイトを見ていると、ちょうど昨年の12月5日にDVDが発売しているではないですか!
タイミングというものもあったのでしょう。
Bijaとパクチーハウスの共同イベントから数日間の間で話は転がっていき、年末年始でDVDをレンタルして観ました。
…なかなか多くは語れませんね。そのくらい衝撃でした。
コーヒー好きでも、そうでなくてもぜひ1度は観ていただきたい映画でした。
特に印象に残っているのは
「コーヒー農家じゃ食っていけないから親父には悪いけど継がない」という青年の発言と、
コーヒー畑の木を切り倒し、ドラッグを植える別の農家の「ドラッグの方が高く売れる。やりたくないが生きる為だ」という発言です。
この映画でも中心になって語られるのがフェアトレードです。
農家に適正な価格で対価が支払われるよう、海外のコーヒー業者を奔走する人物が描かれています。
そして海外ではフェアトレードとは割と一般的に認知されている、との事でした。
かなりショッキングな映画だったのですが、ひと筋の希望がこのフェアトレードです。
世界中の貿易の金額の内、南アフリカのシェアはたった1%です。
これが1%増えるだけで700億円もの増収で、先進国からの援助の5倍にもなるという数字が出ていました。
アフリカへの寄付だなんだと騒ぐのなら、先進国のピンハネを1%緩和して、途上国の自立を促した方がよほど効果があるようです。
もっとも、そんなに簡単な事ではないとは思いますが。
自分に何が出来るかとか、今すぐ途上国に行くとか、そんな大仰な事は考えてはいません。
日本中ですら問題だらけですし、世界中のあまたの諸問題のたった1つでしかないとも思います。
ただ、知る事はとても大事だと感じました。
そして知ってしまった以上は、自分の出来る範囲だけでも行動に移したくなりました。
さて、ここで冒頭の清川さまの発言に戻ります。
カレーはお米や野菜、お肉も使い、スパイスも使います。
1皿のカレーに思いを馳せた事などなかなかありませんでしたが、この1皿を通じて生産者の顔が見えたり、途上国の生産者の方々が自分たちの生産しているものに誇りを持って、充実した生活を送れる為のほんの小さな手助けが出来る。
その小さなきっかけのお手伝いができるのかな、と思いました。
この1皿に沢山の方が関って、沢山のものと人、人と人のご縁があるのだと思うと、とても充実した気持ちになりました。
このような活動理念を持ち、経営を続けられる清川さまには本当に頭がさがります。
Bijaとはサンスクリット語で「種」の意味だとか。
きっと清川さまの蒔いた種は、今すぐでなくても数年後、数十年後に大きく育っていく事でしょう。
ここまで来たら、私も言いたくなりましたよ。
カレーは地球を救う!( ゜∀゜)ノィィョ
長くなってしまいましたが、この問題はまだ続きます。
それでは、失礼します。
【関連記事】
2008年のカレー食べ納め(後編~フェアトレード品購入を実践)(2009.01.07)
2008年のカレー食べ納め(前編)(2009.01.05)
コメント ( 12 ) | Trackback ( )
2008年のカレー食べ納め(前編)
こんばんは。
カレー初めの紹介が先になってしまい、順番が逆になってしまいましたが2008年のカレー納めです。
昨年末にたあぼうさんの記事で「浜松のカレーを東京でいただくチャンス」という告知がありました。
浜松のBijaというカレー屋さんが、経堂のパクチーハウス東京で合同イベントを行い、カレーを提供するそうです。
2008年12月29、30日の昼夜2部制で行うとの事なので、30日夜の部に予約を入れて、ヨメさまと一緒にパクチーハウス東京に伺いました。
パクチーハウス東京にはオープン直後(約1年前)に訪問して以来、ずいぶん久しぶりです。
席に着き、しばらく待っている間にちょっとiPod touchを見てみると、ここはFONが入っています!
初訪問の記事などを見直してみました。
そんな事をしているとすっかり満席になりました。
そしてBija代表の清川さまとパクチーハウス東京代表の佐谷さまと一緒に乾杯の「カンパク」で開会です。
ワンドリンクで琥珀ヱビスをいただきました!( ゜∀゜)ノィィョ
そして有機野菜のニンジンサラダ、グリーンサラダ、ミミガーとパクチーの和え物をいただきました。
オープン当初にいただきました砂肝とパクチーの和え物がヒットでしたが、ミミガーもまたよく合いますね。
これらパクチーハウスとBija双方のお料理を、お酒と一緒に美味しくいただきました。
さて、そうしているといよいよカレーが運ばれてきましたよ。
非常に見た目が鮮やかなカレーです。
野菜カレーとキーマカレーの合いがけをいただきました。
スパイスは直線的には感じませんが、あとからゆっくりじわじわと感じられました。
とても優しく、穏やかなスパイス使いです。
ヨメさまでも美味しくいただけた位です。
かといって物足りなさは全くなく、非常に美味しいカレーでした。
野菜カレーは持ち味を引き出すような優しい味で、カボチャでとろみをつけているようで、マスタードシードが上手に効いていました。
キーマカレーは挽き肉を使っていますが、とてもさっぱりとしています。
カレーには油脂のコクが旨味にはある程度必要ですが、鶏肉のダシが効いているので旨味は十分です。
トッピングのブロッコリーも色鮮やかに調理してあり、素材の味がしっかり感じられます。
ご飯はもちもちとしていて美味しかったです。
素晴らしく美味しいですよ!( ゜∀゜)ノィィョ
野菜カレーをいただいて、押上のSPICE cafeでいただいたマイルドな野菜カレーを思い出したのですが、後で清川さまからお話を伺う機会がありましたが、お好きなお店のひとつとの事で納得です。
清川さまよりカレーについての説明がありました。
ご飯は玄米、黒米、押し麦などを使ったものです。
カレーは油を極力使わずにヘルシーに仕上げています。
野菜は地元の有機農家から直接購入したもので、キーマカレーの鶏肉も地元でゆっくりと育てたものだそうです。
そしてスパイスは、フェアトレードで購入したものだそうです。
食後にはBijaのチャイをいただきました。
このチャイもインドのNGOから直接買い付けたそうです。
甘さとスパイスで、身体がとても温まりました。
食中~食後にあたって、Bijaの清川さま、河田さま、パクチーハウスの佐谷さまから活動内容のお話などがありました。
非常に素晴らしいお話でした。
2008年最後のカレーがこの日のカレーで良かったと思えるのとともに、とても貴重な出会いになったと思いました。
人と人のご縁についても考えましたし、1皿のカレーがさまざまなところと繋がっているんだなぁと考えさせられました。
Bijaの清川さま、河田さま、パクチーハウスの佐谷さま、非常に有意義な時間をありがとうございました!
※お三方に掲載の許可をいただきました。
とても長くなりそうなので、今回は前中後編に分けたいと思います。
それでは、失礼します。
※たあぼうさんも訪問されています。記事はコチラ(2008.12.30)です。
※かりんさんも訪問されています。記事はコチラ(2009.01.01)です。
たあぼうさんの記事に、感謝のトラックバックを送らせてもらいます。
告知記事、本当にありがとうございました!
【関連記事】
2008年のカレー食べ納め(中編~フェアトレードとは)(2009.01.06)
2008年のカレー食べ納め(後編~フェアトレード品購入を実践)(2009.01.07)
カレー初めの紹介が先になってしまい、順番が逆になってしまいましたが2008年のカレー納めです。
昨年末にたあぼうさんの記事で「浜松のカレーを東京でいただくチャンス」という告知がありました。
浜松のBijaというカレー屋さんが、経堂のパクチーハウス東京で合同イベントを行い、カレーを提供するそうです。
2008年12月29、30日の昼夜2部制で行うとの事なので、30日夜の部に予約を入れて、ヨメさまと一緒にパクチーハウス東京に伺いました。
パクチーハウス東京にはオープン直後(約1年前)に訪問して以来、ずいぶん久しぶりです。
席に着き、しばらく待っている間にちょっとiPod touchを見てみると、ここはFONが入っています!
初訪問の記事などを見直してみました。
そんな事をしているとすっかり満席になりました。
そしてBija代表の清川さまとパクチーハウス東京代表の佐谷さまと一緒に乾杯の「カンパク」で開会です。
ワンドリンクで琥珀ヱビスをいただきました!( ゜∀゜)ノィィョ
そして有機野菜のニンジンサラダ、グリーンサラダ、ミミガーとパクチーの和え物をいただきました。
オープン当初にいただきました砂肝とパクチーの和え物がヒットでしたが、ミミガーもまたよく合いますね。
これらパクチーハウスとBija双方のお料理を、お酒と一緒に美味しくいただきました。
さて、そうしているといよいよカレーが運ばれてきましたよ。
非常に見た目が鮮やかなカレーです。
野菜カレーとキーマカレーの合いがけをいただきました。
スパイスは直線的には感じませんが、あとからゆっくりじわじわと感じられました。
とても優しく、穏やかなスパイス使いです。
ヨメさまでも美味しくいただけた位です。
かといって物足りなさは全くなく、非常に美味しいカレーでした。
野菜カレーは持ち味を引き出すような優しい味で、カボチャでとろみをつけているようで、マスタードシードが上手に効いていました。
キーマカレーは挽き肉を使っていますが、とてもさっぱりとしています。
カレーには油脂のコクが旨味にはある程度必要ですが、鶏肉のダシが効いているので旨味は十分です。
トッピングのブロッコリーも色鮮やかに調理してあり、素材の味がしっかり感じられます。
ご飯はもちもちとしていて美味しかったです。
素晴らしく美味しいですよ!( ゜∀゜)ノィィョ
野菜カレーをいただいて、押上のSPICE cafeでいただいたマイルドな野菜カレーを思い出したのですが、後で清川さまからお話を伺う機会がありましたが、お好きなお店のひとつとの事で納得です。
清川さまよりカレーについての説明がありました。
ご飯は玄米、黒米、押し麦などを使ったものです。
カレーは油を極力使わずにヘルシーに仕上げています。
野菜は地元の有機農家から直接購入したもので、キーマカレーの鶏肉も地元でゆっくりと育てたものだそうです。
そしてスパイスは、フェアトレードで購入したものだそうです。
食後にはBijaのチャイをいただきました。
このチャイもインドのNGOから直接買い付けたそうです。
甘さとスパイスで、身体がとても温まりました。
食中~食後にあたって、Bijaの清川さま、河田さま、パクチーハウスの佐谷さまから活動内容のお話などがありました。
非常に素晴らしいお話でした。
2008年最後のカレーがこの日のカレーで良かったと思えるのとともに、とても貴重な出会いになったと思いました。
人と人のご縁についても考えましたし、1皿のカレーがさまざまなところと繋がっているんだなぁと考えさせられました。
Bijaの清川さま、河田さま、パクチーハウスの佐谷さま、非常に有意義な時間をありがとうございました!
※お三方に掲載の許可をいただきました。
とても長くなりそうなので、今回は前中後編に分けたいと思います。
それでは、失礼します。
※たあぼうさんも訪問されています。記事はコチラ(2008.12.30)です。
※かりんさんも訪問されています。記事はコチラ(2009.01.01)です。
たあぼうさんの記事に、感謝のトラックバックを送らせてもらいます。
告知記事、本当にありがとうございました!
【関連記事】
2008年のカレー食べ納め(中編~フェアトレードとは)(2009.01.06)
2008年のカレー食べ納め(後編~フェアトレード品購入を実践)(2009.01.07)
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2009年カレー初めですよ
こんばんは。
2009年元旦です。
大晦日の夜からお雑煮を作り、簡単なおせちをいただきました。
例年なら寝正月なのですが今年は初詣に出かけました。
まぁ有名な神社やお寺は混雑しますので、敢えてスルーしつつ…。
皆中稲荷神社に参拝してきました。
昔は願い事が百発百中という触れ込みでしたが、現在はギャンブルの神様とも言われているそうです。
おみくじは「吉」でした。
何ごとも普通が1番という事でヾ(´▽`;)ゝ
さて、そのまま今年の初カレーという事で、カレー屋さん初詣ですよ。
向かう先はここからすぐ近くです。
ちなみにクンメーは全店舗休業でしたが、ソムオーはばっちり営業してました(ノ∀`)タハー
間もなく目的地に到着しました。
はい、TAPiRでございます。
何でも1月6日までお休みですが、元旦だけ営業してこの日限定のお料理を出すそうです。
そう聞いては行かない訳にはいきません。
今年の初カレーはTAPiRの正月カレープレート(1111円)で決まりです!
しばらく待っていると、お料理が運ばれてきました。
紅カレーと白カレーにおこわなどのセットという、珍しいプレートです。
それでは、いただきます。
紅カレーは厚めにスライスした金時ニンジンと刻みタマネギ、トマトを使った赤いスープ状のカレーです。
白カレーは里芋と白ゴマのお団子が入ったココナッツミルクがかけられたとろみのあるカレーでした。
金時ニンジンって知らなかったので、最初サツマイモとニンジンが入っているのかと思いましたが、梅酢に漬けたカブのように真っ赤なニンジンが気になったので、帰宅してからググッてみました。
赤いニンジンがヒットしました。リコピンなども豊富なようで、高級みたいです。
確かに甘みの強い、美味しいニンジンでした。
前回訪問時のヤーコンといい、本当にこちらのお店ではいつも勉強になります。
白カレーの里芋のお団子もとてもネットリして美味しかったです。
紅カレーはニンニクなど、白カレーはコリアンダーなどと味の方向性が違うのも面白かったです。
ご飯は餅米です。
TAPiRで餅米をいただいた記憶はありませんが、大根の葉っぱと身のおこわはとても良いお味でした。
添えてある鮭は皮に焼き色が付いてカリカリで、身は脂が乗っていてとても美味しかったです!
付け合わせのレンコンを薄くスライスしたのはきんぴらのように唐辛子の辛さがピリッとして、ゴボウは細い部分をニンニクのペーストなどと和えているようでした。
ここでも方向性の違う辛みの刺激があって、面白かったです。
あとはブロッコリーが煮びたしになっているような感じで、少しだけコリアンダーが効いていました。
正月気分を満喫して、あっという間に完食しました。
ほとんどの食材が根菜類で、お肉を使わなくても十分に満足できるこのお料理。
本当にTAPiRの店主の腕前には脱帽です。
今年も沢山お世話になる事は間違いないでしょう。
食後はホットジンジャーレモネード(600円)を。
テキーラ入りでとても暖まりました。
これをいただいていると、kfujiさんがいらっしゃいました。
これは新年早々縁起が良いですやね。
という訳で、TAPiRを出てからこちらも正月3が日休まず営業中の南インドティファン&レストランムットに2人で訪問して、キーマドーサ(900円)をいただきました。
TAPiRでベジのお料理をいただいておいて、キーマドーサは良いのかという気はしますが(ノ∀`)タハー
何はともあれ、2009年のカレー初めは素晴らしいスタートが切れました。
今年も邁進いたします!
それでは、失礼します。
【過去記事】
過去記事リンク集を設置しました。店舗情報も含めてコチラをどうぞ。
※30min.のお店ページはコチラです。
2009年元旦です。
大晦日の夜からお雑煮を作り、簡単なおせちをいただきました。
例年なら寝正月なのですが今年は初詣に出かけました。
まぁ有名な神社やお寺は混雑しますので、敢えてスルーしつつ…。
皆中稲荷神社に参拝してきました。
昔は願い事が百発百中という触れ込みでしたが、現在はギャンブルの神様とも言われているそうです。
おみくじは「吉」でした。
何ごとも普通が1番という事でヾ(´▽`;)ゝ
さて、そのまま今年の初カレーという事で、カレー屋さん初詣ですよ。
向かう先はここからすぐ近くです。
ちなみにクンメーは全店舗休業でしたが、ソムオーはばっちり営業してました(ノ∀`)タハー
間もなく目的地に到着しました。
はい、TAPiRでございます。
何でも1月6日までお休みですが、元旦だけ営業してこの日限定のお料理を出すそうです。
そう聞いては行かない訳にはいきません。
今年の初カレーはTAPiRの正月カレープレート(1111円)で決まりです!
しばらく待っていると、お料理が運ばれてきました。
紅カレーと白カレーにおこわなどのセットという、珍しいプレートです。
それでは、いただきます。
紅カレーは厚めにスライスした金時ニンジンと刻みタマネギ、トマトを使った赤いスープ状のカレーです。
白カレーは里芋と白ゴマのお団子が入ったココナッツミルクがかけられたとろみのあるカレーでした。
金時ニンジンって知らなかったので、最初サツマイモとニンジンが入っているのかと思いましたが、梅酢に漬けたカブのように真っ赤なニンジンが気になったので、帰宅してからググッてみました。
赤いニンジンがヒットしました。リコピンなども豊富なようで、高級みたいです。
確かに甘みの強い、美味しいニンジンでした。
前回訪問時のヤーコンといい、本当にこちらのお店ではいつも勉強になります。
白カレーの里芋のお団子もとてもネットリして美味しかったです。
紅カレーはニンニクなど、白カレーはコリアンダーなどと味の方向性が違うのも面白かったです。
ご飯は餅米です。
TAPiRで餅米をいただいた記憶はありませんが、大根の葉っぱと身のおこわはとても良いお味でした。
添えてある鮭は皮に焼き色が付いてカリカリで、身は脂が乗っていてとても美味しかったです!
付け合わせのレンコンを薄くスライスしたのはきんぴらのように唐辛子の辛さがピリッとして、ゴボウは細い部分をニンニクのペーストなどと和えているようでした。
ここでも方向性の違う辛みの刺激があって、面白かったです。
あとはブロッコリーが煮びたしになっているような感じで、少しだけコリアンダーが効いていました。
正月気分を満喫して、あっという間に完食しました。
ほとんどの食材が根菜類で、お肉を使わなくても十分に満足できるこのお料理。
本当にTAPiRの店主の腕前には脱帽です。
今年も沢山お世話になる事は間違いないでしょう。
食後はホットジンジャーレモネード(600円)を。
テキーラ入りでとても暖まりました。
これをいただいていると、kfujiさんがいらっしゃいました。
これは新年早々縁起が良いですやね。
という訳で、TAPiRを出てからこちらも正月3が日休まず営業中の南インドティファン&レストランムットに2人で訪問して、キーマドーサ(900円)をいただきました。
TAPiRでベジのお料理をいただいておいて、キーマドーサは良いのかという気はしますが(ノ∀`)タハー
何はともあれ、2009年のカレー初めは素晴らしいスタートが切れました。
今年も邁進いたします!
それでは、失礼します。
【過去記事】
過去記事リンク集を設置しました。店舗情報も含めてコチラをどうぞ。
※30min.のお店ページはコチラです。
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謹賀新年
新年明けましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になりました。
今年も変わらず、周りの雑音に惑わされず、ぶれずに、真摯に、自分の信じる道を邁進して参りたいと思います。
なにとぞ宜しくお願いいたします。
2009年1月1日 USHIZO
※画像は私が今までいただいた中で、最高のビーフカレーです。
通常のビーフカレーの注文時に、牛肉をソテーしたソースを貯めておき、まとまった量でグレービーソースを作りルゥに加えたものです。
…あ、でもこんな事書いたら来年は虎カレー…どうしようm(_ _;)m
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