ベルリン・フィル in ソウル ブルックナー9番
2011年12月4日(日)
コンサートマスターに樫本大進が出てきました。昨夜は違う人でがっかりしたのですが、来週は日本公演もありますから、大進なしでは済まないでしょう。フリュートも本命のパユでした。
細川俊夫の作品を演奏するなんて、今年のベルリン・フィルのアジアツアーは、日本を意識したものなのでしょうか・・。
音楽は、武満徹に通じるものがあり、鐘の音などに日本的「わび」を感じる部分はありましたけど、私には理解不能に近い音楽でした。
来年1月には細川俊夫のオペラ「班女」を聞く予定です。欧州各地で50回以上上演し、絶賛されたということで、楽しみにしています。
昨夜のマーラーの9番に続いて、そのマーラーの9番に多大な影響を与えたブルックナーの9番です。確かに、ブルックナーのアダージョとマーラーがそれを意識したというアダージョは、私には聞きわけができないほど良く似ています。
ブルックナーもマーラーのベートーヴェンを非常に尊敬していて、9番を作曲したら人生が終わるのではないかと心配していたということですが、奇しくもその通りとなってしまいました。
実は、音楽の方にはあまり集中できませんでした。前席の人が異常に身体を動かすのです。それが気になりだすと、私の場合はもう、全くだめです。
もうひとつは、ベルリン・フィルの名人芸を聴き分けようと、細部に集中したことです。昨夜のピッコロの消え入るような音色は空前絶後でした。
とまれ、この9番は、ブルックナーの他の交響曲と違って、「癒やし」を感じます。
・ラヴェル 道化師の朝の歌
・細川俊夫 ホルン協奏曲「開花の時」
・ブルックナー 交響曲第9番ニ短調
・2011年11月16日、韓国ソウル「セジョンホール」。
セジョン・ホールは約3200席ということでした。
韓国の聴衆のマナーの良さにはびっくりしました。
座席の背面に8インチ程度のディスプレイが備え付けられています。オペラなどでは訳が表示されるということでしたが、視線を移動しなければならず見易いとは思えません。
2011年12月4日(日)
コンサートマスターに樫本大進が出てきました。昨夜は違う人でがっかりしたのですが、来週は日本公演もありますから、大進なしでは済まないでしょう。フリュートも本命のパユでした。
細川俊夫の作品を演奏するなんて、今年のベルリン・フィルのアジアツアーは、日本を意識したものなのでしょうか・・。
音楽は、武満徹に通じるものがあり、鐘の音などに日本的「わび」を感じる部分はありましたけど、私には理解不能に近い音楽でした。
来年1月には細川俊夫のオペラ「班女」を聞く予定です。欧州各地で50回以上上演し、絶賛されたということで、楽しみにしています。
昨夜のマーラーの9番に続いて、そのマーラーの9番に多大な影響を与えたブルックナーの9番です。確かに、ブルックナーのアダージョとマーラーがそれを意識したというアダージョは、私には聞きわけができないほど良く似ています。
ブルックナーもマーラーのベートーヴェンを非常に尊敬していて、9番を作曲したら人生が終わるのではないかと心配していたということですが、奇しくもその通りとなってしまいました。
実は、音楽の方にはあまり集中できませんでした。前席の人が異常に身体を動かすのです。それが気になりだすと、私の場合はもう、全くだめです。
もうひとつは、ベルリン・フィルの名人芸を聴き分けようと、細部に集中したことです。昨夜のピッコロの消え入るような音色は空前絶後でした。
とまれ、この9番は、ブルックナーの他の交響曲と違って、「癒やし」を感じます。
・ラヴェル 道化師の朝の歌
・細川俊夫 ホルン協奏曲「開花の時」
・ブルックナー 交響曲第9番ニ短調
・2011年11月16日、韓国ソウル「セジョンホール」。
セジョン・ホールは約3200席ということでした。
韓国の聴衆のマナーの良さにはびっくりしました。
座席の背面に8インチ程度のディスプレイが備え付けられています。オペラなどでは訳が表示されるということでしたが、視線を移動しなければならず見易いとは思えません。