コピペ
2014年3月16日(日)
恥ずかしながら、「コピペ」という言葉を知りませんでした。「加藤ちゃんペッ」というのも知りませんでしたので、この類の言葉と思っていました。(^_^;)
「コピー&ペースト」の略だと知って、何だ、私が何時も他人様の知的財産を盗用するいとも簡単なやり方じゃんと気が付きました。
STAP細胞の疑惑をめぐって14日、理化学研究所が記者会見をし、中間報告を行いました。私には専門的なことが多く、ほとんど理解できませんでしたが、私の「勘」では、小保方晴子氏は、黒に限りなく近い灰色といったところです。
いくつか疑問がありますが、私が感じた最大のものは、小保方氏が博士論文の画像と同じものを使っていたということです。それに関して、小保方氏の説明は、「管理していたファイルの名前が似ていたため間違えた。」ということですが、それなら、正しい画像を示せばいいだけです。それができないのは、STAP細胞を造ったことを証明する画像がないと考えざるを得ません。(他に、論文を盗用しており、それはそれとして倫理上の問題がありますが、問題の核心はSTAP細胞を本当に造ることができたかどうかですから、そのことと比べると、私は「些細」なことと思います。)
この事件の真相が明らかになるにつれ、マスコミで小保方氏へパッシングが強まると思います。しかし、私は小保方氏個人の問題に済ますべきではないと思います。
「生命」というものを、いとも簡単にコピペのような感覚で造ることができるといった世の中の感覚、このことが問われているのではないかと考えているからです。
余談ですが、理化学研究所の記者会見を行った面々は、自らのお立場が良くお分かりでないように感じました。理化学研究所として、小保方氏を一体どのように管理しておられたのですか。その管理責任に対する自覚が極めて薄いように思いました。
いずれ、管理的立場の方々に対しても処分が下ると思いますが、これだけ、世界的に信用を失墜した事件ですので、私は理事長は更迭に値すると思います。(野依理事長の人格を否定する意図ではありません。)