団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

伊予灘を震源とする地震

2014-03-14 08:28:58 | 社会

伊予灘を震源とする地震 

2014年3月14日(金) 

 激しい揺れで目覚めました。直ぐにTVをつけて確認したところ、私の住む広島では震度5弱。(注 後刻の詳報で、広島市は震度4ということが判明しました。)2001 年の芸予地震は確か震度4強だったように思います。私自身の生涯で最大地震です。「確か」という言葉を付けると、不確かなことがあるので、論理矛盾ですが・・。

 

 TVの映像で出た震源地は、伊方原発から直線で20㎞位の所でしょうか。福島原発事故の経験で、直ぐに原発がどうなったかが気にかかります。地震報道が始まって数分後、「原子力規制庁が現在確認中」というアナウンスが流れました。なぜ、最初に事実を確認することができる四国電力が発表しないのでしょう。私は、政府が原子力規制庁というバイアスをかけたいのではないかと思いました。それは、政府に対する不信感があるからです。

 

 原発事故を想定した避難計画ですが、先ごろ行われた国会での議論で、相当の時間がかかることが分かりました。例えば、浜岡原発は、国道のみを使用した場合142.5時間!です。避難は自家用車も想定していますが、地震で道路が分断されることも想定されます。石原原子力防災担当大臣は、「長時間かかるあるいは混乱がないように、絶えずブラッシュアップしていく。」と全く不誠実な答弁です。また、国の避難計画の指針ですが、まず5㎞圏内の地域の人に避難をしてもらい、それを超える地域の人には自宅で待機してもらうということになっています。誰が決定したのか知りませんが、本当にそのような段取りで避難ができると考えているのでしょうか。福島原発事故を経験していますので、ほとんどの地域の人が一斉に避難することは明らかです。

 避難計画が十分でないにも関わらず、原発再稼働ありきで事を進めているかのような政府に対して不信感を持つのは当然でしょう。

 

 地震で目覚めた私ですが、真に目覚めないといけないのは、政府がこのような人命を無視した原発再稼働計画を進めているということに対してです。

 

 余談ですが、この地震により、私は恐れに震えましたが、家内の物は、微動だにしていませんでした。更に余談ですが、おっかない人は恐れていなかったと思います。それは、おっかない人が恐れるのは論理矛盾だと思うからです。(^_^;)

 

 ・地震 2014年3月14日2時6分。場所、伊予灘。M6.2、最大震度6強。

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