広島交響楽団第21回福山定期演奏会
2015年4月3日(金)
広島交響楽団の第21回福山定期演奏会は次のとおり行われました。
1 日時 2015年2月21日
2 場所 リーデンローズ大ホール
3 曲目
・ベートーヴェン エグモント序曲
・ブルッフ ヴァイオリン協奏曲第1番
・ベートーヴェン 交響曲第7番
4 演奏者
・ヴァイオリン独奏 小林美樹
・指揮 小林研一郎
・広島交響楽団
(感想)
実は、当日の写真を紛失してしまいまして、ブログへのアップを躊躇していて日時が経過し、大概のことを忘れていることに気付きました。例えば、アンコールがあったのですが、曲目を覚えていません。小林美樹の演奏についても、少しは印象的なことがあったのですが、これもしかりです。
ただ、ベートーヴェンの7番については、強い印象として残っています。小林が4楽章の冒頭で唸り声を挙げたのです。それがスイッチとなったのでしょうか、オケがまるで見違えるように迫力を増したのです。この曲は、ワーグナーが「舞踏の聖化」と言っていますが、その特徴はエンディングに照準を合わせて、めくるめくリズムが高揚していくのです。私の身体は、ワナワナと震えだしました。
話は変わりますが、最近、熱力学の専門家から太陽光が電磁波であるということを教えてもらいました。電磁波と言えば、電子レンジは電磁波を出し物を温めます。水の分子に作用し、分子の運動を活発化させるのです。分子が動けば動くほど熱が出るということです。(注 私の理解力により、違っている部分がある可能性があります。)
私は、音も確か電磁波の一種ということでしたので、音楽という音が、私の身体の分子に作用し、先ほどの「ワナワナと震える」結果になったのかなと、想像しました。
妄想の世界はともかくとして、これまで聴いた7番では最高の演奏でした。ただ、不思議なもので実演でいくら良いと思った演奏でも、後でFM放送で聴くとサッパリということがあります。今回の演奏は、FMで放送されませんでしたので、私の頭の中でだけ再現可能です。脳味噌がバイアスにかかり易い傾向にありますので、何時までも良い演奏として残っていくことでしょう。